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旧の七夕[旧盆⑧]

2022年07月26日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日は朝から曇り空。午後には雨の予報も出ています。ここ最近はずっと、太陽の光がまぶしくて暑い日々でしたが、たまには今日のような曇り空があってもいいかもしれませんね。

 

7月も残り5日となりました。マルキヨ製菓三大忙しい行事の1つ「旧盆」まで約2週間。旧盆の前には「旧の七夕」という行事もあり、それが来週の木曜日にやってきます。これら行事に向け、マルキヨ製菓はお供え用のお菓子作りのラストスパートに入ろうとしているところですね。

 

旧盆がやってくるまで、本ブログでは毎週火曜日にお盆関連記事、金曜日にお供え用お菓子の紹介記事を掲載しています。今日は火曜日という事で、「旧盆」に関連した「旧の七夕」についてお話しします。

 

バックナンバー

釈迦の弟子、目連の母親はその身勝手な性格が災いして地獄へ落ちてしまいました。目連は何とか母を救うために神通力を使いますが、うまくいきません。釈迦に相談したところ、母と同じように苦しむ人も助けよとアドバイスされました。

⇒【釈迦のアドバイス

 

「盆」という言葉の由来は「逆さづり」です。「盆」が中国経由で沖縄に伝わったのは、今から1400年も前の飛鳥時代。一般庶民にこの行事が広がるのは江戸時代になってから。「ろうそく」が安価になったのが要因と言われています。

⇒【日本に盆が伝わったのは1400年前

 

「盆踊り」の起源は平安時代の「踊り念仏」。念仏を唱える事がメインの「踊り念仏」から、エンターテインメント性が強くなった「念仏踊り」に変遷。盆の時期に踊る「念仏踊り」が「盆踊り」として定着していきます。

⇒【盆踊り

 

沖縄では旧盆の時期に踊る姿をよく見る「エイサー」。その語源は「念仏踊り」を踊る際に出てくる囃子詞(はやしことば)「エイサー、エイサー、ヒヤルガエイサー」からきています。

⇒【エイサー(前編)

 

エイサーを沖縄で広めたのは、袋中上人(たいちゅうしょうにん)という人物でした。彼の故郷である福島県の伝統芸能「じゃんがら念仏踊り」をアレンジしたものが「エイサー」につながるのでした。

⇒【エイサー(後編)

 

お盆は旧暦の7月で行う「旧盆」と、新暦の8月で行う通常の「お盆」に分かれます。旧暦で行うのは沖縄と鹿児島の一部地域のみですが、何故旧暦で行う時は7月で、新暦で行う時は8月なのでしょうか? それには2つの理由がありました。

⇒【旧暦は7月新暦は8月にお盆をする理由

 

お正月、子供たちに渡すものといえば「お年玉」ですが、お盆の時期に子供たちに渡す「お盆玉」というのもあります。どのぐらい渡すのか、もらった子供たちはどんなものにお盆玉を使うのか等、お盆玉関連のお話になります。

⇒【お盆玉という風習

 

旧の七夕

新暦の七夕は織り姫と彦星の伝説だったり、短冊に願い事を書いて(正しくは自分のスキルアップになる内容を書く)笹の葉につるすと言った風習をイメージするでしょう。旧暦7月7日に行われる「旧の七夕」では、織り姫彦星伝説や短冊は出てきません。

 

「旧の七夕」は「旧盆の1週間前にやってくる」という事で、旧盆に向け仏壇周りを片付けたり掃除したりします。そしてご先祖様に「来週はお盆です。こちらにやってくるのをお待ちしております」と手を合わせます。

 

新暦のように織り姫彦星のような星が関係する行事ではなく、あくまでもご先祖様がこちらの世界に降りてくる旧盆に関連した行事、それが「旧の七夕」です。

 

1713年、琉球王府の命により、中山王府によって編集された「琉球国由来記」という資料があります。この資料には、旧の七夕の時期に琉球国王が円覚寺(首里城内北に位置する)へ訪れ、祖先の霊を拝んだという記録があります。

 

旧の七夕は300年以上続く、沖縄の伝統行事だというのがわかります。

 

七夕日なし

旧の七夕は、行事を行う者にとって知っておきたい重大な事があります。それが「七夕日なし(タナバタヒーナシ)」というもの。

 

行事を執り行う時、気にしなければいけないのが「やってはいけない事」、いわゆる「タブー」です。例えば結婚や結納を行う日に仏滅をさける人は多いと思いますが、行事によってはこの日取りは避けるようにとされているものもあります。

 

具体例の1つとして、「洗骨」という儀式があります。「洗骨」とは、土葬されていた親族の骨を特定の時期に掘り起こし、洗い清めて再び土に戻す儀式のこと。映画でも話題になりましたが、沖縄の一部地域では今も行っているところがあります。

 

「骨を洗う事」は「骨のけがれをとる」事であり、洗骨がされてない間は、まだけがれが残っている状態だとされます。それゆえ洗骨を行わない段階では、まだ仏の世界へ行くことは出来ないと信じられていたのです。

 

戦前の沖縄では琉球王室関係者の亡骸は洗骨された後、納骨されていたという記録もあります。「洗骨」は亡くなったご先祖様が、グソー(あの世)へ行くための大事な儀式なのです。

 

それゆえ「いつ行うか」「どのように行うか」等、地域や家庭によって細かい取り決めがあります。他にも仏壇のお引っ越しなど、直接ご先祖様の位牌などを移動させる時は、特定の日取りに行うとされているものもあります。

 

旧の七夕の日だけは「それらの制約を気にしなくてよい」という特別な日になっており、それが「七夕日なし」と呼ばれているのです。

 

特にご先祖様関連のものに変化を与える時は、制約がつく事が多いです。仏壇の移動、位牌を別のものにする、お墓の移転など。こういう制約がつく事に関しては旧の七夕にやれば問題ないのです。

 

もし、この時期、仏壇やお墓関連で何か変更を予定している方がいれば、旧の七夕は来週やってきますので是非、「七夕日なし」もチェックしてください。

 

金曜日は旧盆向けお供え用お菓子を紹介しますので、そちらもご覧ください。

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そして来週の「旧の七夕」、その次の週の「旧盆」でマルキヨ製菓のお菓子をお供えしていただければ幸いです。

 

今日は少し曇りがちですが、暑い日が続きます。万全の体勢ご先祖様を迎えられるよう、ご自身の体をまず気遣ってください。そしていい形で「旧の七夕」、「旧盆」が迎えられる事を願います。

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

⇒【マルキヨ製菓:Facebook

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