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お盆玉という風習[旧盆⑦]

2022年07月19日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日も朝から蝉の大合唱。それが目覚まし代わりという人もいるでしょう。昨日はお昼ご飯を食べようと外に出た時に限って、突然の大雨。沖縄でいう「カタブイ」と呼ばれるものに遭遇しました。

 

空は晴れているのに大雨という不思議なカタブイは、5分ぐらいすると静まりました。「外にいるときにカタブイ遭遇」というのは、沖縄では「あるある」の1つです。今日の午前も、カタブイする時間帯がありましたよ。

 

今日は7月19日。旧盆の足音が静かに忍び寄っています。マルキヨ製菓三大忙しい行事の1つ旧盆ですが、本当に毎日ギリギリで

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お供え用お菓子の準備しているところです。

 

旧盆まで本ブログでは、毎週火曜日にお盆関連記事を、毎週金曜日にお供え用お菓子を紹介中です。お盆に関してイマイチよくわからないという方は、今のうちに学んでおきましょう。そして旧盆当日は、快くご先祖様をおもてなし出来るよう、しっかり準備しましょう。

 

バックナンバー

釈迦の弟子、目連の母親はその身勝手な性格が災いして地獄へ落ちてしまいました。目連は何とか母を救うために神通力を使いますが、うまくいきません。釈迦に相談したところ、母と同じように苦しむ人も助けよとアドバイスされました。

⇒【釈迦のアドバイス

 

「盆」という言葉の由来は「逆さづり」です。「盆」が中国経由で沖縄に伝わったのは、今から1400年も前の飛鳥時代。一般庶民にこの行事が広がるのは江戸時代になってから。「ろうそく」が安価になったのが要因と言われています。

⇒【日本に盆が伝わったのは1400年前

 

「盆踊り」の起源は平安時代の「踊り念仏」。念仏を唱える事がメインの「踊り念仏」から、エンターテインメント性が強くなった「念仏踊り」に変遷。盆の時期に踊る「念仏踊り」が「盆踊り」として定着していきます。

⇒【盆踊り

 

沖縄では旧盆の時期に踊る姿をよく見る「エイサー」。その語源は「念仏踊り」を踊る際に出てくる囃子詞(はやしことば)「エイサー、エイサー、ヒヤルガエイサー」からきています。

⇒【エイサー(前編)

 

エイサーを沖縄で広めたのは、袋中上人(たいちゅうしょうにん)という人物でした。彼の故郷である福島県の伝統芸能「じゃんがら念仏踊り」をアレンジしたものが「エイサー」につながるのでした。

⇒【エイサー(後編)

 

お盆は旧暦の7月で行う「旧盆」と、新暦の8月で行う通常の「お盆」に分かれます。旧暦で行うのは沖縄と鹿児島の一部地域のみですが、何故旧暦で行う時は7月で、新暦で行う時は8月なのでしょうか? それには2つの理由がありました。

⇒【旧暦は7月新暦は8月にお盆をする理由

 

お盆玉の起源

突然ですが、皆さんは「お盆玉」をご存じでしょうか? お正月、親戚の子どもへ渡すものといえば「お年玉」ですよね。お盆の時期、親戚の子どもがやってきた時に渡すのが「お盆玉」です。

 

個人的な印象ですが、沖縄ではこの「お盆玉」という風習は本土ほど浸透していない気がします。そもそもこの風習自体、歴史が浅いというのもあり、これから沖縄も含めて全国的に広がるのか、あるいは下火になる可能性もあるかなと思っています。

 

それでは「お盆玉」の歴史について見てみましょう。その起源は江戸時代の山形県や青森県など、東北の一部地域にあったとされる風習だと言われています。

 

商いをしている家に年間を通して奉公する幼少の子ども「丁稚奉公(でっちぼうこう)」と言います。彼らが実家に戻れるのは、基本的に盆と正月の2回だけです。

 

東北の一部地域では夏に丁稚奉公が実家へ帰省する際、雇い主が彼らに衣類や下駄などを渡す風習がありました。それは「お盆玉小遣い」と呼ばれ、昭和になる頃には現金を渡すようになりました。

 

諸説ありますが、この東北の一部地域にあったこの風習が、現在の「お盆玉」の起源ではないかと言われています。

 

「お盆玉」は2010年から

一部地域にあった「お盆玉小遣い」という風習を、全国的に広めようとした会社があります。それが山梨県に本社を持つ「マルアイ」さん。包装資材や文具を扱うマルアイさんはご祝儀袋の製造や販売も行っています。

 

そこで「お盆玉」を商標登録し、「お盆玉用ポチ袋」を制作・販売する事になりました。その販売を開始したのが2010年で、今から12年前になります。なので「お盆玉」の歴史はまだ10年ちょっとと、浅いものなのです。

 

2010年「お盆玉用ポチ袋」販売当時は売れ行きもイマイチで、「お盆玉」という風習を全国的に認知してもらうにはまだまだだったようです。

 

しかし2014年、日本郵便が「お盆玉用ポチ袋」を取り扱った事がきっかけとなり、少しずつその認知度がアップしていきました。さらにTVで取り上げられた事で、実際にお盆玉を渡す人も増えていったようです。

 

いくら渡す?

では、実際にどれぐらいのお金を渡すのでしょうか? 三井住友カード株式会社が2018年に行ったアンケート調査を見てみましょう。

 

まず、お盆玉をもらっている子どもの割合は約37%。3人に1人以上はもらっていることになります。また、お盆玉としてもらう平均の総額は9,345円。4年前の調査なので、今だと増えているかもしれませんし、逆に減っている可能性もあります。

 

小学生相手なら3000円以下、中学生なら5000円、高校生だと1万円あたりも珍しくないようです。世の子ども達はお年玉以外でも、けっこうもらっているんですね。

 

ちなみに現金でお盆玉を渡す割合は80%で、それ以外は「おもちゃ」や「本」などの「物」を渡すことで「お盆玉」としているようです。

 

「お盆玉の使い道」ですが、親サイドは「貯金して欲しい」が56%ですが、子どもサイドは「おもちゃ・ゲームに使う」が65%だそうです。特に男の子はゲームに使ったりするケースも多いようですね。

 

今のところ、個人的な感覚ですが沖縄ではまだ馴染みがないように思える「お盆玉」。TVでは、祖父や祖母が可愛い孫に「何かしてあげたい」きっかけとして渡すケースも多いと言っていました。

 

全国の3人に1人以上の子どもがもらった経験のあるお盆玉。皆さんは渡した事ありますか? 私はまだありません。笑

 

とりあえずは目の前の事からコツコツと。コロナ対策と熱中症対策を意識しながら、まずは旧盆までを目標に頑張りたいと思います。

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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