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オススメの沖縄ソング【民謡編】

2024年04月23日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日は朝から曇り空。これから雨が降るらしいので、洗濯物は室内干しにしてきました。天気予報を見ると、しばらく雨の日が続きそうです。

 

今週の天気予報は火水木金は「雨」と「曇り」。土日は「曇り」と「晴れ」でした。次の土日からゴールデンウィークがスタートします。このゴールデンウィーク期間でシーミーを考えている人もいるでしょう。

 

特に、次の土日は晴れなので、これからシーミーという方は「この日にシーミーを」という人も多いでしょう。先日の土日は見事な快晴だったので、その日にシーミーを終わらせた方もたくさんいたようです。

 

マルキヨ製菓としては、20・21の土日がシーミーの第1ピークと予想していましたが、予想は当たりました。その日に合わせて、お供え用お菓子をたくさん作りましたからね。

 

そして、シーミー第2ピークの予想はゴールデンウィークです。どうしても県外に住んでいると、帰省のタイミングに悩む人も多いはず。ゴールデンウィークをきっかけとして帰省し、シーミーを行う方もいるだろうと予想しています。

 

というわけで、ゴールデンウィーク直前の今週もまた、行事「シーミー」に対応して忙しいマルキヨ製菓です。ゴールデンウィーク期間中の5月5日には「子どもの日」もやってきます。その日に向け、行事用お菓子

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「柏もち」も作る予定なので、さらに忙しいマルキヨ製菓です。

 

さて、今回は私の大好きな沖縄ソングをいくつか紹介したいと思います。特に、「沖縄県外の方があまり知らないであろう曲」を紹介していきますよ。

 

BEGINさんの『島人(しまんちゅ)ぬ宝』や、夏川りみさんの『涙(なだ)そうそう』、THE BOOMさんの『島唄』なども県民に愛される曲ですが、これは県外の方も知っている人が多いでしょう。

 

全国区でも認知度の高い曲を除外した時、けっこう「あの曲も紹介したい」「この曲も紹介したい」となり、かなりたくさんの曲が浮かびました。そこで、今回は「沖縄民謡」にジャンルを絞って、3曲を紹介したいと思います。

 

これから紹介する3曲は、沖縄県外の方にも聞き心地のよい曲だと思います。その曲が歌われているyoutubeチャンネルもリンクしておきますので、よかったらお聞き下さい。

 

『てぃさぐぬ花』

最初に紹介する『てぃさぐぬ花』は昔から沖縄に伝わる民謡で、沖縄の人なら聞いたことがないという人はいないでしょう。ゆったりした曲調で流れる1番の歌詞

 

てぃんさぐぬ花や 爪先(ちみさち)に染(す)みてぃ

親(うや)ぬ寄(ゆ)し事(ぐとぅ)や 肝(ちむ)に染(す)みり

 

この歌詞は、多くの県民が歌えるでしょう。いわゆる、文字数が「8・8・8・6」となる「琉歌」と呼ばれる形式の歌詞で書かれており、1番の歌詞は「ホウセンカの花は爪先に染め、親の教訓は心に染めなさい」という意味になります。

 

「てぃんさぐ」は沖縄の言葉で「ホウセンカ」という意味。沖縄では、このホウセンカから取れる汁を爪に塗る事で魔除けとする風習があります。

 

「ホウセンカの花の汁を爪の先に塗って魔除けとするように、親の言う言葉はしっかり聞いて心に染み渡らせなさい」という内容です。

 

沖縄ではいろんなアーティストがこの曲を歌っています。個人的には古謝(こじゃ)美佐子さんやネーネーズさんが、三線(さんしん)の音色に乗せて歌われるのが、とても心地よいと感じますね。

 

 

こちらはネーネーズさんのyoutubeチャンネルより。ちなみに、沖縄では「三味線(しゃみせん)」のことを「三線(さんしん)」と言いますよ。

 

『芭蕉布』

『芭蕉布』は沖縄県外の方でも知っている方が多いかもしれませんね。沖縄の美しさを表現した歌詞が素晴らしい曲です。

 

ちなみに「芭蕉」とは「バナナ」の事で、「糸芭蕉」の繊維を使用して織られる織り物の事を「芭蕉布」と言います。12~13世紀にはすでに存在しており、「芭蕉布」で織られた衣服は着心地良し、風通しよしで、沖縄では欠かせないものでした。

 

そんな常夏沖縄をイメージさせる歌詞の中でも、個人的には2番が好きです。「首里の古城の石だたみ 昔を偲ぶかたほとり」。「かたほとり」は「町外れ」や「片田舎」を表す言葉です。

 

私の家の近くに首里城があり、石だたみもよく上り下りするため、ここを通るたびに「芭蕉布」の歌詞が浮かびます。

 

ちなみに、その石だたみを歩いていると、普通に「芭蕉」が生えている所もありますよ。

 

 

沖縄で三線を習う多くの人は、この曲を練習すると言われています。やはり、三線の音色は沖縄県民の心に響くんですよね。

 

『かなさんどー』

今回、最後に紹介するのは『かなさんどー』という曲です。その意味は「愛している」です。現在も元気に活動している沖縄民謡界のレジェンド、前川守賢(まえかわしゅけん)さんが作詞作曲を手がけた名曲中の名曲です。

 

心に染み渡る歌詞とテンポのよいメロディで、広く県民に愛されていますよ。

 

 

ちなみにこの曲、前川守賢さんのデビュー曲というから「すごい」の一言に尽きます。全編ゴリゴリのウチナーグチで、ちょっと県外の人にはとっつきにくいかもしれません。

 

「他所(ユス)見恥(みはじ)かさ 云語(いかた)れ小(グヮー)」

愛を語っている場面を他の人に見られるのは恥ずかしい

 

「久葉(クバ)ぬ下(シチャ)や 待ち所(マチドゥクル)」

クバ(植物)の下は、好きな人とおちあう場所

 

「汝(ッヤー)が云たる(イチャル) 云言葉(イクトゥバ)や」

あなたがかけてくれた言葉は

 

「今(ナマ)ん残(ヌク)とぅさ 温々(ぬくぬく)とぅ」

今でも心の中に温かく残っているよ

 

「忘(ワシ)んなよーやー 忘(ワシ)んなよー」

忘れないでよ! 忘れないでよ

 

「我(ワ)ね思(ウム)とーんどー かなさんどー」

(私が思っていることを 愛していることを)

 

こんな感じですかね。ちなみにこの曲、私が学生の頃に合唱した記憶があります。沖縄のラジオからも時折流れる事があり、ついつい口ずさんでしまう沖縄民謡だと思います。

 

今回は民謡編という事で、『てぃんさぐぬ花』『芭蕉布』『かなさんどー』の3曲を紹介しました。次回はポップス編という事で、めちゃくちゃかっこいい曲や心に染み入る曲を紹介する予定です。

 

ブログを書いている時、風が強くなり雷の音も鳴り響いてきました。これからさらに天候が悪化するようなので、外出時はしっかり空模様をチェックして下さい。

 

ゴールデンウィークでシーミーを行う方のためにも、行事用お菓子をしっかり作っていきたいと思います。

 

今回はこの辺で。

 

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