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雛祭り、無事に終了

2022年03月4日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。水曜日は雨降りでしたが、それ以外はずっと暖かく穏やかな天気が続いている3月の第1週です。

 

ただ、今日のお昼過ぎには雨の予報も出ていますので、空模様をチェックし、必要なら傘を持ち歩く事も意識しましょう。

 

昨日は雛祭りでしたね。先に報告しておきますと、2022年は

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桜もちを8個

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ひしもちを6個食べました。ダイエット、頑張りたいと思います!

 

雛祭りが無事に終了したわけですが

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今日、雛飾りを片付けるという方も多いかと思います。ここしばらくは、雛祭りに関する記事を書いてきましたが、今日が雛祭り関連記事の最後となります。ズバリ、雛祭りのお片付けをテーマにお話ししましょう。

 

バックナンバー

もともと「雛祭り」は「みそぎ」の行事でした。日本の貴族達は、自分の身代わりとなる「人形(ひとがた)」にみそぎをさせ、それが雛人形の起源とも言われています。

⇒【雛人形の起源

 

雛祭りが女の子の行事として祝われたり、ひな壇に雛人形を飾るようになるのは江戸時代からです。しかし、大きな雛人形や豪華な雛道具は幕府によって規制の対象となっていました。

⇒【雛道具で花嫁修業

 

「うれしいひなまつり」の歌詞に登場する「お内裏様とお雛様」。多くの日本人が「お内裏様は男性の雛人形、お雛様は女性の雛人形」と勘違いしています。その勘違いは、ある人物によるものでした。

⇒【勘違いされる「お内裏様とお雛様」

 

マルキヨ製菓が期間限定商品としてリリースする雛祭り用お菓子「桜もち」と「ひしもち」を徹底紹介します。

⇒【桜もち&ひしもち

 

早めに片付けなければ、お嫁に行けない

昨日が雛祭りでしたが、雛飾りをしていた家庭はもう、それらを片付けたでしょうか? それともまだ、そのままにしているでしょうか?

 

「雛飾りを早く片づけないと、婚期が遅れる」。昔から言われますよね。雛祭りが今のように女の子のお祝いとして定着するのは江戸時代からですが、当時は「雛飾りを片付けないと、お嫁にいけない」なんて事は言われませんでした。

 

実は、そう言われるようになったのは昭和になってから。「雛飾りを片付けないこと」と「お嫁に行けないこと」は一見すると因果関係などないように見えますが、果たしてそれをつなげる理由は何でしょう? 3つ程、その理由を紹介しましょう。

 

ひな壇を設置し、そこに男雛(おびな)や女雛(めびな)、三人官女や五人囃子を飾るのって、なかなか大変ですよね。飾り付けるのもなかなかの重労働ですが、それを片付けるのも気合いが必要です。

 

江戸時代に発展した雛祭りは、武家の婚礼に使われる道具を小さくしたものを雛道具としました。雛祭りの主役は、それら雛道具を使ってままごと遊びをしますが、それは花嫁修業の1つという位置づけでもありました。

 

「雛飾りや雛道具を片付けるのも花嫁修業の一環である」という事を口実に、「雛飾りを片付けられない者は、嫁として修行が足りない」とやや強引な論理展開で、「早く片付けないと、結婚できない」という命題に結びつけたのです。

 

最もこれは「行事が終わったら、それに関する事は早く片付けましょう」という躾の意味があります。いかにも昔から言われ続けていそうな「早く片付けないと、結婚できない」と親が言う事で、子供に片付けを促せる便利な言葉というわけです。

 

そして、2つ目の理由。娘が嫁に行った時、「うちの娘も、ようやく片付いた」と親が言う事、ありますよね。親としては、娘の婚期は遅れて欲しくないもの。「雛人形を早めに片付ける」と「娘が結婚する=片付く」をかけているというのが、2つ目の理由です。

 

さらに、3つ目の理由を紹介しましょう。もともと「雛人形」の由来の1つに、自分の身代わりに災厄を引き受けてくれる「天児(あまがつ)」(または「這子(ほうこ)」)というものがありました。

 

赤ちゃんの枕元に置き、それが悪いものを吸い取ってくれる役目になります。行事が終わった後、悪いものを受け止めたであろう人形を速やかに片付ける事は「災厄を遠ざける」事を意味します。

 

雛人形を出しっぱなしにする、イコール災厄が近くにあるという事になるので、「雛人形を出しっ放しにする事は身近に災厄を置く事になる。なので、行事が終わったら早めに片付けなければならない」というわけです。

 

・雛祭りは花嫁修業の一環なので、お片付けをちゃんとしなさい

・「雛道具を片付ける」と「娘が嫁に行く=片付く」をかけている

・雛人形は悪いものを吸い取ってくれるので、行事が終われば速やかに片付ける

 

これら複数の理由が融合し、「雛祭りが終わって、雛人形や雛飾りを早めに片付けないと結婚できない」とか「婚期が遅れる」なんて言い回しが、昭和になってから出来た… というわけです。

 

元を正せば「雛祭り」は「みそぎの行事」です。己の代わりにみそぎをしてくれた人形、己の代わりに悪いものを受け止めた天児(あまがつ)は雛人形の起源です。

 

「自分の身代わりになってくれ、ありがとう」という感謝の気持ちを持ってお片付けをすれば、雛祭りの行事を気持ちよく終えられるのではないでしょうか?

 

今後の行事

雛祭りが終わり、ホッと一息ついているマルキヨ製菓。ですが、3月は春彼岸が次の行事としてやってきます。さらに4月は「浜下り」、そしてマルキヨ製菓三大忙しい行事の1つ「シーミー」もやってきます。

 

まだまだ行事ラッシュは続くので、なかなか落ち着く暇がありません。沖縄の行事を支えるため、今月も来月も、美味しい行事用お菓子を作りたいと思います!

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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