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雛道具で花嫁修業

2022年02月22日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。連日、最低気温が12~13度と、2月の沖縄でこんなに気温が落ち込む事があっただろうか? と思いながら、今日も仕事を頑張っています。

 

気が付けば2月も残り1週間をきってしまいました。今年も、もうすぐ6分の1が終わろうとしている事に衝撃です。1週間後は3月、そして来週木曜日は「雛祭り」もやってきます。

 

前回に引き続き、今回も「雛祭り」に関するお話となります。

 

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もともと「雛祭り」は「みそぎ」の行事でした。日本の貴族達は、自分の身代わりとなる「人形(ひとがた)」にみそぎをさせ、それが雛人形の起源とも言われています。

⇒【雛人形の起源

 

雛祭りをお祝いするのは江戸時代から

自分の身代わりにみそぎをしてくれる「人形(ひとがた)」、女の子のおままごとで使われる紙などで作った人形(にんぎょう)「雛(ひいな)」、赤ん坊の代わりに悪い物を吸い寄せる「天児(あまがつ)」や「ほう子」。

 

これらが融合して、雛人形の起源となったというお話を、前回やりました。時代的には平安時代で、その頃はまだ「雛祭り」が「女の子をお祝いする日」というわけではありませんでした。

 

やがて時代が進むと織田信長や豊臣秀吉など、全国に散らばった戦国武将が覇権を争う戦国時代、そして徳川家康が開いた江戸幕府が長期政権を樹立する事になります。

 

「みそぎ」という厄払いの行事だった「雛祭り」が、お祝いする行事になったのは江戸時代から。大坂の陣が終わって10数年。戦乱の世がようやく落ち着いてきた1629年、京都の御所で盛大な雛祭りが行われたという記録が残っています。

 

やがて大奥でも雛祭りが行われるようになると、徐々に下の位の者へとそれは広まっていきます。江戸中期あたりからは、一般庶民の間でも「雛祭り」が行われるようになりました。

 

「ひな壇に雛人形を飾る」のも江戸時代から。この風習が出はじめのころ、ひな壇には「菅原道真」の人形も飾るなど、男の子に対するお祝いもしていました。

 

江戸幕府により「上巳(じょうし)の節句(3月3日)」が「五節句」の1つと定められると、「上巳の節句では女の子」「端午の節句では男の子」を祝う行事として、世の中に広まっていきました。

 

寛政の改革による取り締まり

江戸時代になり天下泰平の世が訪れると、「雛祭り」は時代を重ねるごとに賑やかな行事になっていきます。雛人形や雛祭りの道具を売る「雛市」と呼ばれるものが現れ、大変な賑わいを見せます。

 

豪華な雛人形や、派手な道具が売られるようになってくると、幕府はそれらを取り締まりの対象としました。

 

というのも、財政の悪化した幕府は質素倹約を奨励すると同時に、派手で豪華なものを取り締まるため、「奢侈(しゃし)禁止令」という御触(おふ)れを出したのです。

 

特に寛政の改革でお馴染みの松平定信のいた時代では文化・風俗の取り締まりがさらに強化され、例えば「8寸以上の人形を作ってはいけない」などの細かい指示までされるようになります。実際に幕府は「雛市」を抜き打ち検査するなどし、違反者の店は強制閉店させられました。

 

ならばと生まれたのが、精巧な細工が施された「芥子(けし)雛」という雛人形。大きさは基準通りですが、その衣装などは豪華に作られていました。

 

この「芥子雛」は、一般庶民に大流行しただけでなく、将軍家など位の高い上流階級の人達にも人気があったそうです。

 

当時はけっこう幕府から色々な禁止令が出ていましたが、それらをかいくぐり、法令の範囲内で最大限に行事を楽しめるよう、人々は工夫をこらしたのです。

 

今のようにネットやゲームのない時代。人々はこういった行事1つ1つをがっつりと楽しめるよう、知恵を振り絞ったというのがわかりますね。

 

雛道具で花嫁修業

雛人形はその時代その時代の流行を反映させつつ、豪華になったり細工が凝ったりと進化し続けました。それは雛道具についても言えました。

 

武家の婚礼に使われる道具が小さいサイズで製作され、それを飾るようになりました。特に大名家では女の子が生まれるとすぐに、婚礼道具を基にした雛道具を準備させました。婚礼という重要な儀式を反映させるため、その製作にはかなりの手間がかけられたようです。

 

一般庶民の間でも、雛道具を豪華にしたり細工が精巧になるなど進化していきますが、これもまた雛人形同様、大いに盛り上がったため、幕府が禁令対象に指定するに到ります。

 

雛祭りの日、女の子は友達を家に招き入れ、雛道具を使ってままごと遊びをしました。雛道具は婚礼道具を模した物が多いので、それは結婚前の花嫁修業のように位置づけられたようです。

 

そんな娘の幸せな将来を願い、雛道具が華やかに発展していったのも納得ですね。江戸時代の雛道具は、女の子のあこがれと幸せを象徴するアイテムだったのです。

 

江戸時代の人は、雛人形や雛道具に多くの思いを込めていました。現代の人は、例えば「雛道具を婚礼道具と見立てる」とか、「ままごとをする事は花嫁修業」という発想はないでしょう。

 

現代とは違い、かつての雛祭りは「娘の結婚を見据えた一大行事」だったのです。

 

マルキヨ製菓は、来週やってくる雛祭りに向け

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「桜もち」と

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「ひしもち」を期間限定商品としてリリースします。来週のブログでは、これらのお菓子を紹介する予定ですのでお楽しみに。

 

まだまだ寒い日が続きます。温かい飲み物を飲んで体を冷やさないようにしましょう。そして、マルキヨ製菓のお菓子などをつまんで、ほっと一息つきながら、仕事や勉強を頑張っていきましょう!

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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