宮里前の御嶽｜マルキヨ製菓

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今回が１０月最初のブログ更新となります。

 

１０月に入って３日目ですが、最高気温は３０度。９月の後半、涼しさを感じられる日もあったのですが、今はまだまだ夏という感じです。



前回のブログでは沖縄の色んな所にある聖域【御嶽（ウタキ）】についてお話ししました。世界遺産でもある「斎場御嶽（せーふぁうたき）」は、私も何度か訪れた事のある観光地としても有名です。

 

非常に強力なパワースポットらしいので、沖縄に訪れる際は是非、立ち寄ってパワーをもらってください。

 

 

話は８月後半になります。沖縄自動車道で、最北部のインターチェンジ「許田」を出ると名護市に到着します。那覇から北に６０ｋｍ以上離れた地域です。

 

とあるホテルに宿泊し、その周辺を何となくブラブラ歩いていると、とある御嶽を発見しました。ここら辺はこれまでに何度も歩いているのですが、これまでその存在に全く気づきませんでした。

普通に建物が建ち並ぶ道路沿いに

何となく「木々が多いなぁ」と思っていた場所なんですが、よく見ると

鳥居があるじゃないですか。

「これは？」と思い、くぐってみることにしました。

 

鳥居のヨコには「前之宮」と書かれた石碑が。どうやら「後之宮」もあるようです。

中を進んで行くと

拝所がありました。「拝所」は「はいじょ」と読み、ウチナーグチでは「ウガンジュ」と言います。

立派な文様が描かれていますね。ホテルや飲食店が建ち並ぶ通りに

こんなにもたくさんの木々に囲まれた空間があるとは。

拝所の周辺の空間も広く、写真のように

木陰がたくさんあり、道路を歩いていた時の暑さが嘘のように涼しかったです。

木々の合間から差し込む光が非常にやさしい。

この空間の外では「暑い」と思っていた陽光も、ここでは「暖かい」と感じましたね。

それにしても、１０数メートル離れた場所ではホテルや飲食店がいくつも建ち並ぶのに

ここだけが、異世界のようです。

説明板がありました。かつての名護の海岸には、長い砂浜があり、そこにはハスノハギリとう植物の林があり、それは沖縄で最大の林だったそうです。御嶽も海岸沿いにあったのですが、埋め立てにより、海からは少し離れた位置するようになったとのこと。

この御嶽内にある、ちょっと気になる実のようなものがあり写真撮影してたのですが、後で調べると、これがハスノハギリの果実だったようです。タマネギをピンポン球のサイズにした感じでした。

道路を隔てた所から撮影した写真。

私の後ろは、普通にたくさんの建物が建ち並んでいます。

別角度からみると、こんな感じです。

また、御嶽と同じ通りも、その前後はテニスコートやゲートボール場、ホテルやそば屋さんがあるので、本当にこの空間だけが別世界なんです。

最初に訪れた訪れた時は、写真のように

拝所の周りも落ち葉で散らかっていたので、拝所の横に置いてあったほうきで

周りを掃除をして、手を合わせました。

 

宮里前の御嶽にいたのは１０分ぐらいでしたが、何となく気分もすっきりして心が軽くなったような気がします。

 

御嶽の外へ出ると、強い日差しが容赦なく肌を突き刺してきて、この御嶽の場所だけが本物の異世界空間に思えましたね。そんな宮里前の御嶽からのレポートでした。

 

名護のけっこう中心街からすぐの所にありますので、もし機会があれば少し立ち寄り、手を合わせるのもいいかもしれませんね。

 

 

今日の沖縄は最高気温３０度ですが、全国的にも最高気温が３０度近い所はたくさんあります。ただ、最低気温が２５度を超えているのは沖縄だけのようです（今日の沖縄の最低気温は２６度）。

 

沖縄県外だと、最低気温は２２度前後なので、きっ夕方からは涼しいことでしょう。沖縄では夜でもクーラーをつけている所が多いと思います。暑がりの私は、一晩中クーラーのお世話になっています。

 

先ほど、弁当を買いに外へ１０分歩いただけでかなり汗が出ました。１０月とはいえ、熱中症を気にしながらお水をたくさん飲み、午後の仕事も頑張りたいと思います。

 

今回はこの辺で。