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ウガンブトゥチとは?

2019年01月21日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日は全国的にも冷えているようですね。沖縄は最高気温18度、最低気温15度で、本土から見ると暖かい方ですが、沖縄としてはかなり寒い方。ようやく冬らしくなってきましたね。

 

さて、来週の火曜日(2019年1月29日)、またまた大きな行事の1つである「ウガンブトゥチ」がやってきます。毎月ヒヌカン(火之神)に手を合わせる家庭においては、まさに1年の締めくくりとなる行事です。

 

沖縄の言葉で「ウガミ」とは「御願=拝み」の事で、神様やご先祖様に対して手を合わせて拝む様子を指す言葉です。ウガンブトゥチは「御願解き」と書いて、文字通り「拝み」を「解く」という意味になります。

 

「拝み」を「解く」とはどういう事なのか。今回は「ウガンブトゥチ」についてお話ししましょう。この行事についても毎年お話ししていますので、過去ブログの内容から加筆修正してお送りいたします。

 

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旧暦の12月24日(2019年は1月29日の火曜日)、沖縄では「ウガンブトゥチ」という行事が行われます。

 

約1年間、家を守ってくれていたヒヌカン(火之神)が天に戻る日であり、神様に手を合わせ、丁重に送り出す行事となります。

 

沖縄では「ヒヌカン(火の神)」という神様を拝んでいる家庭が、今でもたくさんあります。ヒヌカンとは、火のある所にいる神様で、沖縄では古くからその家を守ると信じられてきました。

 

火のある所といえば昔はカマドですが、今はコンロのある所になります。そこにヒヌカン(火の神)は鎮座して、家庭を見守っているのです。

 

ヒヌカンのいる場所に、チャーギと呼ばれる植物の葉っぱやお酒等を定期的にお供えし、手を合わせるのが沖縄の一般的なヒヌカン信仰の形です。

 

さて、このヒヌカン(火の神)についてもう少しくわしく。

 

旧暦の1月4日に天上界から地上へと降り立ったヒヌカンは、各家庭に入り約1年間家を見守ります。そして旧暦の12月24日に再び天へと戻り、天帝にその家の1年間の様子を報告します。

 

天帝とは玉皇大帝(ぎょっこうたいてい)の事で、中国の道教における最高神であり、天界の支配者です。我々人間をはじめとする地上・地底に住むあらゆるものを支配する神様なのです。

 

このように、ウガンブトゥチという行事は、中国の風習とも結びついているのです。これについは、後ほどくわしくお話しします。

 

旧暦の12月24日に天へと昇るヒヌカンを心地よく送りだすため、家を清め、1年間の無事を感謝し、この日をもってウガミ(御願)を解く。それが「ウガンブトゥチ(御願解き)」という行事です。

 

この日、家庭では供えられているお茶やお酒を新しくし、お菓子等をお供えして、ヒラウコー(平御香)という、平らな形の線香を焚きます。このヒラウコーの煙で、ヒヌカンは天へ昇っていくと言われています。

 

天へ昇ったヒヌカンは、旧暦の1月4日に再び天から降りてきます。各家庭の火のある所へ鎮座し、家庭を見守るわけです。この旧暦の1月4日には「ウガンブトゥチ(御願解き)」と対(つい)になる「ヒヌカンウンケー(火之神迎え)」という行事が行われます。

 

ここで1つ、大事な点があります。ヒヌカンは、その家庭であった「いい事」も「悪い事」も上に報告すると言われています。悪い事を報告されたら、翌年には災いがもたらされたりするかもしれません。

 

そういう危機感を持って、悪いことをしないように過ごすようにという事なのですが…。そこは人間、ついつい「あ、これは報告されたらマズイ」という事もやってしまうかもしれません。

 

安心してください。そういう時の対処法があります。この行事で「ご飯を円すいの形に盛ったウブク(御仏供)」もお供えするのですが、これはお供えとしてだけでなく、「悪い事は報告しないで下さい」という意味もあるのです。

 

古代の人々は、火が燃える様(さま)に畏怖の念を感じ、そこには神がいると信じてきました。中国では道教の影響で、「カマドは食事を作る所であり、日常生活に関係深い」という事で、カマドの神様は天帝に使える神という位置づけとなります。

 

天帝=玉皇大帝(ぎょっこうたいてい)は、その家庭の財政や禍福(かふく=不幸と幸福)をもたらすだけでなく、地上のありとあらゆるものを支配する神。全てを支配する神の中の神なのです。

 

この中国のカマドの神信仰と、沖縄のヒヌカン(火の神)信仰が融合し、ウガンブトゥチ(御願解き)という行事が生まれたと考えられているそうです。

 

先ほど述べましたが、悪い事を告げ口されないようにと「ご飯を円すいに形に盛ったウブク(御仏供)」をお供えするのですが、これは沖縄での話。

 

中国では「ウブク」でなく、飴をお供えするそうです。これはカマドの神の口の中を粘らせて、悪い事を告げ口しないようにとの事。

 

悪い事を口止めしたい気持ちは、万国共通という事ですね。笑 ただ、個人的には「口の中をネバネバにしたら、悪い事だけでなく、いい事も報告出来ないのでは?」なんて思ったりもしますが。

 

旧暦12月24日は、「ヒヌカンを天へ送り出す」と言うことで、この「ウガンブトゥチ(御願解き)」は大事な行事の1つとなっています。

 

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沖縄の行事についてよく聞かれる私ですが、1番多いのが「ウガンブトゥチ」についてです。ブログ記事のアクセス状況を見ても「ウガンブトゥチ」関連はかなり閲覧されていますので、沖縄県民の関心が高い事がわかります。

 

最近は県内各スーパーで「ウガンブトゥチ」に関する説明POPなども見かけるようになりました。一時期は目立つような行事ではなかったイメージですが、ここ最近はそういった各店スタッフの広報活動により、また盛り上がりを見せている行事といえるでしょう。

 

この行事でマルキヨ製菓が力を入れているのが「ウチャヌク」というお餅の商品です。先週からその準備でかなり忙しくしていましたが、お餅を何個作るか予想できますか?

 

マルキヨ製菓の「ウチャヌク」は3種類。

5091703通常のウチャヌクは8000セット以上

6012804タンナウチャヌクが9000セット以上

08020804コンペンウチャヌクが2000セット以上、製造を予定しています。

 

合計すると約2万セット。1セット10個のお餅やタンナファクルー等が入っていますので、その総数は約20万個にもおよびます。

 

20万個をマルキヨ製菓スタッフ20数名で取り扱うのは、想像以上の労働力です。スタッフも体の節々を痛めながら、餅をセットしていますよ。

 

次回のブログでは、ウチャヌクを紹介しますのでお楽しみに。

 

さて、昨日でセンター試験も終わりましたね。受験生はホッと一息ついて、また2次試験に向けて頑張るといった感じでしょう。今日あたりはゆっくり休み、マルキヨ製菓のお菓子を食べながらリラックスしてみてはいかがでしょう。

 

疲れた体を癒やすのにオススメのお菓子は

141208185450DSCN2853DSCN2876塩もずくクッキーです。甘塩っぱいもずく入りクッキーは、疲れた体と心をいやしてくれるでしょう。この商品の詳細はこちらから。

⇒【塩もずくクッキー

 

北海道で暮らした経験のある私は、沖縄の人には珍しく寒いのが好きなタイプ。今日も半袖で、1日頑張りたいと思います。

 

今回はこの辺で。

 

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