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シバサシ

2023年09月12日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。ここ最近、暑いは暑いのですが、その暑さが少し和らいでいる気がします。最高気温も31度にとどまる日が続いているため、午前中はクーラーがなくても室内で過ごせます。

 

とはいえ沖縄ですから、また35度近くまで上がるかもしれません。こまめに水分を補給する事だけは意識したいと思います。

 

今週のマルキヨ製菓はものすごく忙しいです。来週以降、4つの行事が一気にやってくるので、その準備に大忙しなのです。

 

9月後半の行事日程

9月18日(月)敬老の日[た~むパイ(ホール)、マフィンセット]

9月23日(土)秋彼岸[お供え用のお菓子、お餅]

9月24日(日)シバサシ[ウチャヌク各種]

9月29日(金)ジューグヤ(十五夜)[ふちゃぎ、みたらし団子]

 

[ ]内は、その行事でマルキヨ製菓がリリースするお菓子です。9月の後半だけで、この4つの行事に対応すべく、マルキヨ製菓の現在はてんやわんやというわけです。

 

4つの行事で用意するお菓子が全て違いますので、お菓子作りの計画も綿密に立てています。各行事で、何か1つでもマルキヨ製菓のお菓子を購入いただければ、今の苦労も報われます。行事にこだわらず、おやつとしても購入いただけたらと思います。

 

9月18日にやってくる敬老の日については、前回のブログでお話ししました。

⇒【敬老の日

 

今回は9月24日にやってくる行事「シバサシ」についてお話ししましょう。まずは「シバサシ」にまつわる伝説について、過去記事から抜粋、加筆修正してお送りします。

 

シバサシにまつわる伝説

むかしむかし、沖縄本島南部・南風原(はえばる)の兼城(かねぐすく)という地域に、安平田(あひだ)という名前のお百姓さんがいました。農作業を終えたある日の帰り道、大雨に遭遇したため、近くの岩穴に入って雨宿りすることにしました。

 

雨がやむのを待っていると、ふと後ろから何者かが髪の毛を引っ張ってきました。振り返ると、奥にあった墓石の隙間から白い手が伸び、髪の毛を引っ張っているではありませんか。あまりの恐怖に、声も出せずにその場で固まってしまう安平田。そして

 

「驚かしてすいません」

 

という、若い女性の声が聞こえました。声は墓石の中から聞こえてきます。さらに驚いた安平田は、何とかその場から逃げ出そうとします。

 

「私は幽霊やマジムンではありません」

 

逃げようとする彼に、声はそう語りかけました。

 

「私は兼城(かねぐすく)按司(あじ)の娘です。病気で床に伏せていたのですが、死んだと勘違いされてしまい、お墓に葬られてしまいました。どうか助けて下さい」

 

按司(あじ)とは、地域を収める者の事です。声の主は兼城を収める権力者の娘だと主張し、勘違いで葬られたと言うのです。安平田は髪の毛をひっぱている手から温かさを感じました。そのぬくもりで落ち着きを取り戻すと

 

「すぐに人を呼んできます。もう心配しないで」

 

と優しい声をかけました。そして雨の中、兼城按司のお屋敷へと走っていきます。安平田は、按司に会うと事情を説明。話を聞いた按司はすぐにお墓へ行き、墓石をどかしました。するとそこには、死んだと思っていた娘が弱々しく入っていたのです。

 

按司は娘を抱きしめ、魔除け・厄除けの効能があると言われるススキと桑の枝を束ねた「シバ」を作り、お墓の周りにそれをさしてお祓いしました。

 

屋敷に戻った按司は、娘の無事を盛大にお祝いました。小豆入りの強飯(カシチー)を炊いて娘の健康を祈願。今後このような事がないようにと、魔除けの「シバ」を屋敷の四隅や門にさし、マジムンが入ってこないようにしました。

 

百姓の安平田は助けた按司の娘と結婚する事に。身分の違う百姓が、按司の婿養子として迎えられたので、逆玉の輿となったわけです。めでたし、めでたし。

 

悪いことはマジムンのせい

伝説では、按司の娘は生きていたにも関わらず、死んだと勘違いされて葬られています。「生きている人間を葬るなんて」と思うでしょうが、伝説の中だけでなく我々の住む現実世界でも、ごくまれにそういう事故が起こったりしています。

 

沖縄ではこういう「どうして、そんな事が起こった?」という不可解な悪い出来事は「マジムンのしわざ」とされます。マジムンは時にその不思議な力で、人に迷惑をかける存在だからです。

 

とはいえ、不可解な出来事の中にはマジムンと全く関係ない事もあるとは思うのですが、沖縄では「とりあえず、マジムンのせい」にされます。そういう意味で、マジムンもいい迷惑ですね。

 

伝説中の主人公・安平田が、按司の娘を助けたとされる日が旧暦の8月10日です。この伝説を元に、8月10日を中日(なかび)とする前後3日、8月9~11日にはススキと桑で作った魔除けの「シバ」を家の周りにさす風習が生まれました。

 

それが魔除けの行事「シバサシ」というわけです。この魔除け用アイテムの「シバ」ですが、屋敷を守るため、その周りにさしたりします。

 

ちなみに行事とは関係なしに、普段からシバを魔除けアイテムとして重宝している人もいます。例えば、弁当などの食べ物に入ったカバンに、そのシバを入れたりする人も実際にいますよ。

 

沖縄では、昔から「食べ物が腐るのが早いのはマジムンのせい」とされていました。そのため、マジムンをよせつけないよう「シバ」を弁当の近くにしのばせるのです。この場合の「シバ」は、間接的な防腐剤みたいなものですね。

 

この「シバサシ」ですが、実は「ハチグヮチカシチー(八月強飯)」という行事の一環として行われる儀式です。「ハチグヮチカシチー(八月強飯)」とは、小豆入りの強飯(カシチー)を炊いて仏壇や神棚にお供えし、家族の健康を祈願する行事の事です。

 

私はこの行事をやった事ありませんが、周りにはやっている人もいますし、毎年少しずつこの行事を行っている人も増えているようです。特に「シバサシ」に関しては、昔はそれほど大きな行事ではなかったと記憶しています。

 

近年はスーパーなどで行事の紹介などが積極的に行われ、これらの行事を行う人も増えているようです。「シバサシ」でマルキヨ製菓が用意するのは

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「ウチャヌク」「タンナウチャヌク」「コンペンウチャヌク」となります。「ウチャヌク」では10個の白餅(「砂糖無し」も「砂糖入り」もあります)、「タンナウチャヌク」では10個のタンナファクルー、「コンペンウチャヌク」では10個のコンペンが入っていますよ。

 

普通に美味しいお餅やお菓子たちなので、行事としてだけでなく、3時のおやつとしてもオススメ出来ます。店頭で見かけたら是非、手にとっていただければと思います。

 

それでは、来週やってくる行事ラッシュに向け、午後も頑張りたいと思います。

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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