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敬老の日

2023年09月8日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。最近は,少し気温が落ちて過ごしやすい日が続いています。とはいえ、5分も外を歩くと汗がにじみ出てきます。こまめな水分補給を意識して、毎日仕事を頑張っているところです。

 

前回のブログで「9月は行事が3つある」とお話ししましたが、ブログ投稿後、実はもう1つ行事があることを思い出しました。それは「敬老の日」です。去年も敬老の日には「た~むパイ(ホール)」をセールしていました。

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今年も敬老の日に向け、このお菓子をセールする予定となっています。

 

今年(2023年)の「敬老の日」は、9月18日(月)となっています。私が子供の頃、「敬老の日」は9月15日でした。実は2002年まで「敬老の日」は9月15日に固定されていました。

 

祝日法の改正により、2003年以降「敬老の日は9月の第3月曜日」となりました。そのおかげで、9月23日前後にやってくる秋分の日と合わせて「シルバーウィーク」なるものも出来ました。

 

今年(2023年)は18日(月)に敬老の日、23日(土)に秋分の日になっており、2つの祝日の間は平日となっています。中型連休とはいきませんが、休める時はしっかり休みましょう。

 

というわけで、今回は「敬老の日」についてお話ししたいと思います。

 

敬老の日とは?

祝日法(正確には「国民の祝日に関する法律」)によれば、「敬老の日」とは「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」とあります。祖父や祖母がいる家庭は、その日に食事会など何かしらを企画するといいかなと思います。

 

そんな「敬老の日」が祝日として定められたのは1966年(昭和41年)の事で、今から半世紀以上前の事になります。ちなみに「こどもの日」や「成人の日」は1948年(昭和23年)に制定されていますので、「敬老の日」の制定はそれらよりだいぶ後の事です。

 

ただ、1948年の時点で「敬老の日」を祝日にしようという動きはありました。1966年に祝日として制定されるまで、それに関与した人物が門脇政夫(かどわきまさお)です。

 

1911年(明治44年)に生まれ、2010年(平成22年)に生涯の幕を閉じる事になる門脇政夫は、どのようにして「敬老の日」と関わったのでしょうか?

 

門脇政夫

門脇政夫は、兵庫県出身の政治家です。1947年4月、兵庫県多可郡野間谷村の村長に当選した彼は(当時35歳)、同年9月15日に「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨で「敬老会」なるものを主催しました。

 

この「敬老会」(対象となったのは55歳以上)こそが「敬老の日」の始まりとされています。翌1948年9月15日、第2回の敬老会が行われた際、門脇は9月15日を『としよりの日』として村独自の祝日とすることを提唱します。

 

1950年には兵庫県が「としよりの日」を制定し、1951年には中央社会福祉協議会(現在の全国社会福祉協議会)が9月15日を「としよりの日」として定めました。そして1966年、「としよりの日」改め「敬老の日」として国民の祝日に制定されるのです。

 

2001年には祝日法の改正があり、いわゆる「ハッピーマンデー制度」が実施される事になりました。この改正により、9月15日に固定されていた「敬老の日」は、2003年以降「9月の第3月曜日」となりました。

 

ちなみに門脇政夫は1967~79年にかけ、兵庫県の議会議員を務め、自民党県議団幹事長、農林常任委員会委員長になるなど、政治家としてのキャリアを積み上げています。

 

彼が亡くなったのは2010年(平成22年)ですから、「としよりの日」が広まり「敬老の日」が国民の祝日として定められ、さらにハッピーマンデーとなった事も生きているうちに見届けたわけです。

 

明治・大正・昭和・平成という長い時代で活躍した門脇政夫により、現在の「敬老の日」が存在するのです。

 

ちなみに門脇政夫本人は、9月15日だった「敬老の日」を「ハッピーマンデー」とする事には反対だったらしく、日付の変更に対して「遺憾の意」を表明しています。どうやら、9月15日に関しては特別な思い入れがあったようです。

 

9月15日

門脇は「敬老会」を9月15日に開いていますが、その日付は「養老の滝伝説」にちなんでいると言われています。

 

「養老の滝伝説」とは、年老いた父親のため懸命に働いていた子が、とある山で水が湧き出している場所を発見。その水をひょうたんに汲むと、なんとそれがお酒に変わりました。酒好きの父親に持っていき、飲ませると大喜び。この酒で年老いた父を養いました。

 

その話を聞いた天皇(元正天皇:げんしょうてんのう)がその地に赴き、酒のわき出る所を「養老の滝」と命名します。さらには元号も「養老」と改めました。そんな伝説ですが、これがなんと奈良時代の話です。

 

元正天皇がその滝へ赴いた日が717年9月15日とされています(諸説あり)。ちなみに岐阜県の南西部にある山麓、高さ約32メートルの滝が「養老の滝」であり、「日本の滝100選」にも選出されています。

 

もう1つ、敬老の日を9月15日とした根拠に聖徳太子関連のものがあります。593年、聖徳太子が身寄りのない老人や病人、貧しい人たちを助けるべく「悲田院」を建立しましたが、その建立した日が9月15日とされています。

 

「養老の滝」にしても、「悲田院」の建立にしても、共通しているのは何らかの形で年老いた人を助けるという点。そういう意味で「敬老の日」を9月15日とするのも納得出来ますね。

 

ちなみに、日付は違いますが世界各国にも「高齢者の日」「祖父母の日」という形で同じような日が存在しています。

 

た~むパイ(ホール)とマフィンセット

去年の敬老の日は、沖縄県内の一部店舗にて

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「た~むパイ(ホール)」をセールしていましたが、今年はもう1つ

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「マフィンセット」もセールする事になりました。ここ最近「マフィンセット」の人気が出ており、先の旧盆でも旧盆用お菓子としてセールされました。

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プレーンとチョコ、2種類の味が楽しめるマフィンセット。高齢者のいる家庭は「敬老の日」に、ご家族でシェアして食べていただけたらと思います。「敬老の日」とは関係無しに、3時のおやつとしてもオススメです。

 

「敬老の日」「秋彼岸」「シバサシ」「十五夜」、これらの行事は全て9月18日から29日という短い期間でやってきます。日程の詰まった行事に対応すべく、今日もマルキヨ製菓はお菓子の準備に励みます。

 

今回はこの辺で。

 

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