パイナップルケーキ
2023年11月10日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日は朝から曇り空。ちょっと風が吹いたりしていますが、最高気温29度と、日中はなかなかの暑さです。気がつけば11月も10日目。2023年も残り50日ほどとなりました。
11月は大きな行事がないため、今度休みをとってどこかへ行こうかなと思っています。12月から4月までは怒濤の忙しさが待っていますから、リフレッシュ出来る時はそうしたいですね。
さて、行事が少ないこの時期、マルキヨ製菓は新商品開発に向けた試作品作りを行っています。先週はその1つ
【レーズンパウンドケーキ】を紹介しました。今日も1つ、新商品として売り出すかもしれない試作品の1つを紹介したいと思います。
パイナップルケーキ
私は子どもの頃からパイナップルが好きで、小学生の時はパイナップルを一気に食べて舌の感覚を麻痺させた事が何度もあります。ちなみに酢豚にパイナップルを入れる派ですし、缶詰のパイナップルも大好物です。
自社製品を除けば「沖縄のお土産お菓子」で1番好きなのは「パインカステラ」であり、昔から不動の1位に君臨しています。なので、開発部には「パイナップルのお菓子を作って欲しい」と長年言い続けてきました。
そして、とうとう
「パイナップルケーキ」が試作されたのです。個人的には食べる前から「パイナップル商品にハズレ無し」と思っているため、期待値は高いです。それでは、さっそく開封してみましょう。
鼻を近づけると、パイナップルの香りが漂ってきます。南国を感じさせる清涼感のある香りで食欲をそそられます。
そして、この表面の焼き色。実に美味しそうです。視覚と嗅覚で「美味しい」を伝えてくるお菓子ですね。本来なら、そのままフォークなどを刺して食べるところですが、今回はブログ撮影用という事で
シートもハズしました。シートが取れると、さらにパイナップルの香りが漂ってきました。酸味を感じさせる心地よい香りがたまりませんね。
そのままかぶりつきたいですが、思いとどまり、包丁で4つに切り分けました。4等分か5等分あたりが、ちょうどいい大きさになると思います。
中はこんな感じです。もう我慢できませんので、いただきます!
水分多め、すごくしっとりした生地にはしっかりパイナップルの味が染みこんでいます。私のようなパイナップル好きにはたまらなく美味しい味ですね。
アクセントにパイナップルの果肉が入っているのも美味しいポイント。これまた、パイナップル好きには最高のアクセントと言えるでしょう。
そのパイナップルも沖縄県産。沖縄の太陽の光をたっぷり浴びて育ったパイナップルは味が濃くて美味しいですからね。食べた後もしばらくはパイナップルのほどよい甘さが口の中に残ります。
見た目以上にしっとりしているため、チーチーカーカーするお菓子であります。なので、お飲み物と一緒に食べることをオススメします。
なかなか大きなサイズなので、家族や友達、大切な人とシェアして食べるといいでしょう。もっとも私のようなパイナップル好きなら、1人で丸々1個を食べられると思います。それぐらい美味しい商品ですね。
アチコーコーにしてみた
このタイプのお菓子はアチコーコーにしても美味しいはず。というわけで、切り分けた1つを
レンジで15秒チンしたのがこちら。触った感触が全然違い、かなり柔らかくなっています。少しだけパイナップルの香りが強くなったように感じられます。味はどうなっているでしょう?
常温の時と比べて、かなり水分が感じられました。にも関わらず、チーチーカーカーするんですよね。不思議。温めても、しっかりパイナップルの甘さは感じられますが、少し水っぽくなっている分、食感はマイナスイメージ。
だいたいこういうお菓子は温めてより美味しくなりますが、パイナップルケーキは常温で食べた方がアチコーコーにするよりも美味しく感じました。味の感じ方は人それぞれなので、アチコーコーの方が美味しいという方もいるでしょう。
常温でもアチコーコーでも、パイナップルの甘さはしっかり感じられるので、しっとり生地に染みこんだパイナップルの甘い味わいを堪能していただけたらと思います。
販売開始
今回紹介した
「パイナップルケーキ」ですが、前回紹介した
「レーズンパウンドケーキ」と共に試験販売を開始しています。沖縄県内の一部店舗での販売となっていますので、見かけたら是非、手にとって欲しいですね。
この試験販売の様子を見て、各店舗に販売登録するかもしれませんし、状況がイマイチであれば、改良するかもしれません。
「新商品を世に売り出す」のは、なかなかハードルが高いんですよね。作った側が美味しいと思っていても、消費者側が味の好みだったり、買おうと思える価格なのかだったりで、簡単に「はい、新商品です。買って下さい」というわけにはいかないのです。
あとは時代の流れもあります。「昔は売れたけど、今は…」という商品も少なくありません。とはいえ、ヒット商品を出すには「まず、皆さんに食べてもらうこと」が第一歩。
チャレンジ精神なくして、美味しいお菓子の販売には結びつかないのです。先週と今週で紹介した
「レーズンパウンドケーキ」
「パイナップルケーキ」がレギュラー商品になるかはわかりませんが、まずは新商品として第一歩を踏み出したところです。
「食べてくれた人を笑顔にする」。そんなお菓子作りを目指して、今日も頑張りたいと思います。
今回はこの辺で。
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