なんばん往来 前編 【IOC:福岡編⑲】
2023年11月24日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。最近はまた気温が少し上がったような気がします。暑がりの私はたまにクーラーのスイッチをONにする事もありますが、すぐに涼しくなって消しちゃうんですよね。
暑い涼しい寒いを繰り返しながら、少しずつ気温が落ちていくのでしょう。
今月は大きい行事がないマルキヨ製菓ですが、最近はムーチーもたくさん作っています。行事としてはまだまだ先ですが、何万個もの餅を用意しなければならないため、今から準備を頑張っているのです。
さて、先週の今頃は福岡にいました。今回は福岡で買ってきたお土産の1つを紹介したいと思います。
色々なお菓子調査し隊とは
私が旅行した際、現地で直接購入したお土産お菓子を紹介する企画です。取り上げたお菓子についてレポートしつつ、マルキヨ製菓の新商品に取り入れたいアイディアも考察します。
「I=色々な・O=お菓子・C=調査し隊」という事で、略称を「IOC」としています。オリンピックとは何の関係もありません。
過去には福岡編・大阪編・鹿児島編・石川編・長崎・佐賀編・石垣編で、色々なお菓子を調査してきました。今回、6年ぶりに再び福岡へ出向き、お土産お菓子をいくつか購入してきましたので、福岡編をお送りします。
是非、ブログカテゴリの中から【色々なお菓子調査し隊】の項目をクリックし、色々な都道府県のお菓子もチェックしてみて下さい。
なんばん往来
福岡でたくさんのお土産お菓子を買ってきましたが、今回はその1つ
「なんばん往来」を紹介しましょう。このお菓子のパッケージはいくつか種類がありますが、私が購入したのは右上にコンパスが描かれたシックな感じのパッケージです。
「なんばん」なので、ポルトガル人でしょうか。
お菓子関係の仕事をしていると、原材料やその表示も気になるところです。5種類の「なんばん往来」があり、その1つ1つに対して丁寧に原材料が表示されていました。
箱をオープンするとこんな感じ。華やかさがあっていいですね。
こういうリーフレットも、見るだけでほっこりしちゃいます。「ミリ単位の厚みにもこだわっている」という事で、お菓子を作る側の情熱を感じられます。
5種類の「なんばん往来」がありますが、お昼ご飯前という事で、今回はこの中から2つを紹介したいと思います。ガチマヤーの私でも、お昼ご飯前に5つ一気食いはさすがに無理なので。
おそらくこれは「ラズベリー」だと思います。先ほど裏のラベルを見た時「ラズベリー」「糸島ミルク」「熊本県産ゴールドスイート」「熊本県産球磨栗」「福岡県産とよみつひめ」の5つがあり、「ラズベリー」以外の4つは小袋に書かれていましたからね。
裏の原材料名にもしっかり「ラズベリーソース」とあるので、間違いないでしょう。それではさっそく開封です。
こんがり焼き色のお菓子が出てきました。見事なきつね色で、実に美味しそうです。鼻を近づけると、ものすごいバターの香り。この香りだけでご飯1杯いけそうなほど、食欲をそそられます。
てっきり下側にシートがあると思ったのですが、ミリ単位でこだわっているという生地そのものでした。
半分こすると、中はこんな感じ。下側に見えるのがラズベリーソースでしょう。それでは、いただきます!
すごく生地が柔らかく、口の中でまるで溶けるように広がっていきます。口の中すみずみまで絡みつくようなしっとり感、そして濃厚なバター味とラズベリーが上品に口の中で融合し、とても美味しい味わいになります。
食べる前の「こんな味かな」という予想を大きく超えてきました。味も食感も予想の上で、実に美味しいお菓子でした。説明するのが難しいですが、この口の中で溶けるような食感のお菓子はマルキヨ製菓にはないので、是非、作ってみたいなと思いました。
糸島ミルク
それではもう1つ。
「糸島ミルク」をレポートします。当初、福岡では糸島観光も考えていましたが、タイミングが合わずに断念。次回の旅行では糸島に行こうと画策しております。
濃厚な美味しさが特徴と言われる糸島の牛乳。どんな味わいになるのか楽しみです。
こちらも濃厚なバターの香りが食欲をそそります。
お皿にのせました。さきほどのラズベリーと比べても、見た目は同じように見えます。
ちなみに左がラズベリー、右が糸島ミルクです。
糸島ミルクの中はこんな感じでした。ラズベリーとは違いますね。それでは、さっそくいただきます!
下側はサクッと生地、そして本体はすごく柔らかく、やはり口の中では溶けていくような感じすらあります。そして、上品で濃厚な牛乳の味わいが口の中に広がり、とても美味しいです。
糸島ミルクは単独で売っているものも購入し、こちらは知り合いへのお土産にしました。食べたら喜んでくれること間違いなしでしょう。
それにしても口の中でとけて、しばらく残る味わいがまた美味しい。最初から最後までとても美味しいお菓子でした。
ラズベリーも糸島ミルクも、とても繊細な食感と味わいで、これを作る職人さんの気概を感じましたね。下側の生地は本当にミリ単位で、口の中に入れた時に溶ける感覚はこの薄さからきているのでしょう。
見た目、味、食感、全てにおいて完成度の高いお菓子でした。マルキヨ製菓も精進しないといけませんね。今回は「ラズベリー」と「糸島ミルク」の2つだけ紹介しました。次回は残り3つを紹介する予定です。お楽しみに。
来週の今頃は12月という現実に向き合う時が来ました。年内までにこなさなければならない仕事を計画的につぶしていこうと思います。いっぱい働いて、また来年、どこか旅行へ行けたらなと思います。
今回はこの辺で。
平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。
ブログランキング参加中です。よかったらポチッとお願いします。
↓
商品取り扱い店舗
- ・タウンプラザかねひで
- ・イオン琉球㈱
- ・リウボウストアー
- ・㈱丸大
- ・㈱サンエー
- ・ユニオン
- ・コープおきなわ
- ・JAおきなわAコープ
- ・野原食堂(宮古島)
- (順位不同)
※工場でもご購入可能です。毎日製造する商品は異なりますので、事前にお問合わせください。