スタッフブログ

ハロウィンまで1週間

2023年10月24日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日は朝から曇り空。雨の予報も出ていますので、いつ雨が降ってもおかしくありません。最近は穏やかな晴れの日が多かったのですが、たまにはこういう日もあるでしょう。

 

気がつけば10月も残り1週間となりました。その1週間後には「ハロウィン」がやってきます。今月、マルキヨ製菓が唯一対応する行事となっており、今週もハロウィン用お菓子をたくさん作っているところです。

 

今回のブログは先週に引き続き、行事としての「ハロウィン」についてお話ししようと思います。

 

バックナンバー

ハロウィンの日によく見かける、カボチャをくり抜いて灯りをともす「ジャック・オー・ランタン」。

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実はジャックというずる賢い人物がモデルとなったストーリーがあるのです。また、元々はカボチャでなく、別の野菜でした。

⇒【「ジャック・オー・ランタン」は「かぼちゃ」じゃない?

 

日本のハロウィン

ハロウィンといえば「コスプレをして街を練り歩く」、そんなイメージを持つ人も多いでしょうが、元々は収穫祭の行事でした。その日はご先祖様だけでなく、悪霊もこちらの世界にやってきて、子どもや弱い人に悪さをはたらきます。

 

そこで人々は自らお化けの格好に扮装し、「自分もあなたがた悪霊の仲間ですよ」とアピールし、悪いことをされないようにするのです。いわゆる「魔除け」の一環として、お化けや怖いものに変装するわけです。

 

日本ではこの「○○に変装する」という側面がクローズアップされ、ハロウィン当日は多くの人があらゆるものに扮装して街に繰り出すわけです。

 

本来はお化けなど悪霊に近いものに扮装するのが正しいですが、現代では推しのアイドルやアニメキャラの格好だったり、時には動物の格好だったりと多種多様なコスプレが目立ちます。

 

そんな日本の「ハロウィン」ですが、少しお年を召した方は「自分が若い時、そんな行事なかったけどな」と思う人も多いでしょう。それもそのはず、日本でハロウィンが定着するのは2000年以降だからです。

 

日本におけるハロウィンについてお話ししましょう。日本で最初にハロウィングッズを売り出したと言われるのが、「KIDDY LAND(キデイランド)原宿店」と言われています。

 

このお店は日本とアメリカの玩具を幅広く取りそろえており、最近では「ちいかわ」や「すみっコぐらし」など、かわいいキャラクターの商品を数多く取りそろえています。原宿店は1950年に開店しており、70年以上の歴史を持つ老舗なのです。

 

その「KIDDY LAND原宿店」は1970年代にハロウィングッズの販売を開始。販売促進のため、1983年にはハロウィンパレードのイベントも企画しています。ただ、当時はまだローカルなイベントだったようで、それが広がりを見せるのはもう少し先でした。

 

日本全国にハロウィンの認知度を高めたのが東京ディズニーランド。1997年に「ディズニー・ハッピー・ハロウィン」という仮装イベントを開催し、それ以降も毎年秋になるとハロウィンイベントが行われるようになりました。

 

このハロウィンイベントが色々な所へ広がりを見せ、例えばUSJの「ハロウィーン・ホラーナイト」(2023年は9月7日~11月5日で開催中)は、かなり認知度が高いイベントだと思います。

 

リアルなメイクのゾンビ達が追いかけてきたり、時には見事なダンスを披露したり、すごく人気のあるイベントになっています。USJがこのハロウィンイベントを行うようになったのは2008年からで、歴史的には15年ほどとなります。

 

2000年以降、日本各地でハロウィンイベントが行われるようになった事で、「ハロウィン」の認知度が一気に上昇していきました。今ではハロウィン関連の市場規模は1000億円以上と言われる一大イベントに成長しています。

 

日本における「ハロウィン」は、ここ20年で急激に認知され、発展したきたものなので、まだまだ歴史が浅い行事だと言えるでしょう。

 

Trick or Treat

ハロウィンと言えば、子ども達が「Trick or Treat」といってお菓子をもらうやりとりがありますよね。コスプレした子ども達が色々な家を回ってお菓子をもらいますが、どちらかと言えば日本より海外でそのやりとりをするイメージがあります。

 

「Trick or Treat」を訳すると「お菓子をくれないと、イタズラする」となります。実はこの風習にも起源があるのです。

 

ハロウィンの2日後にあたる11月2日は「死者の日」とされており、メキシコではその日にご先祖様がこちらの世界にやってくるとされます。沖縄で言う旧盆にあたるその日は、国を挙げて盛大なお祭りが催されます。

 

キリスト教徒は「死者の日」に各地を回り、各家庭の親族の霊を鎮める祈りを捧げます。そしてお礼として、その家庭で作られた「魂のケーキ(soulcake)」をもらいました。

 

キリスト教徒は訪問先で「死者の魂を沈めるので、魂のケーキをください」と言うのです。そこから転じて「ケーキをくれなきゃ、悪いものがやってきますよ」⇒「お菓子をくれなきゃ、イタズラしちゃうぞ!」という形に変遷し、今に到るのです。

 

Hallows eve

10月31日が「ハロウィン」、11月2日が「死者の日」ですが、その間11月1日はカトリック教会における「諸聖人の日」という祝日になっています。かつてその日は「万聖節(ばんせいせつ)」と呼ばれ、英語では「All-hallow」と言います。

 

この万聖節(All-hallow)の前日(Eve)という事で「Hallows eve」、それがなまった事で、「Halloween」(ハロウィン)という言葉が生まれたそうです。

 

来週のハロウィンに向け、マルキヨ製菓は

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「パンプキンマフィン」

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「さぁーたーあんだぎー(かぼちゃ)」

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「パンプキンパイ(ホール)」を沖縄県内各スーパーにて販売中です。ハロウィン当日に限らず、今からでもこれらのお菓子をたくさん食べていただけたらと思います。次回ブログでは「パンプキンパイ」を紹介する予定なのでお楽しみに。

 

気がつけば2023年も残り2ヶ月と1週間。あっという間に年末がやってきます。1つ1つの行事と誠実に向き合い、しっかりお菓子を用意して、今年もいい締めくくりが出来るよう今日も頑張ります!

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

⇒【マルキヨ製菓:Facebook

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