「吹上餅」　何と読む？｜マルキヨ製菓

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。さぁ、１０月に突入しましたよ。今年も残すところ３ヶ月をきっちゃいました。

 

あさっての１０月４日、水曜日は【十五夜】です。一般には「月見団子」を食べながら、美しい月を愛でる…　のかもしれませんが、沖縄は違います。

 

「月見団子」を食べる家庭もありますが、沖縄では

「ふちゃぎ」という、独特のお餅を食べるのが一般的といえるでしょう。

 

「ふちゃぎ」は漢字で書くと「吹上餅」。もち粉を練って蒸した「お餅」に、たくさんの小豆をまぶした沖縄独特のお菓子です。

 

見た目はだいぶ独特だと思いますが、マルキヨ製菓では２種類の「ふちゃぎ」を、十五夜の期間限定お菓子としてリリースします。

 

「塩ふちゃぎもち（砂糖無）」と「甘ふちゃぎ」。ツウは砂糖無を好みますが、私はまだその境地に達していません。というわけで、今回は

「甘い方が好き」という個人的な理由で、「甘ふちゃぎ」の方を紹介します。

 

【マルキヨ製菓　CM①】

 

見た目の独特さから敬遠される方がいるのも事実です。ですが、例えば納豆のように「食べるとハマる」という方がたくさんいるのも、また事実です。

自分も大好きで、毎年これを食べるのを楽しみにしています。砂糖で甘めに味付けされたお餅、それプラスでたっぷりの小豆をまぶしているのですから、マズいはずがありません。

では、なぜ、こんなビジュアル？　餅の周りには何故、こんなにも小豆があるのでしょう？　もちろん相応の意味があります。

 

一般に十五夜における「団子」や「餅」は「月」を表します。したがって、この「甘ふちゃぎ」も

餅の部分はお月様を表しています。そして、たっぷりとまぶされている小豆は、月の周りの星達を表しているのです。

 

たくさんの星々の真ん中に月を表すお餅がある事で、十五夜のお月様を表しているのです。というのが、１つ目の説。もう１つ「餅は母親」という説もあります。

 

「餅は母親、小豆は子ども」を表し、餅の周りにたくさんの小豆をまぶすという事は、子だくさん、すなわち「子孫繁栄」の願いが込められている、という説もあるのです。

餅に砂糖が練り込まれているだけでなく、小豆も「甘納豆」を使用しているため、全体的に「より甘い」仕上がりとなっている「甘ふちゃぎ」。

 

「餅のもっちり感」プラス「たくさんの小豆の歯ごたえ」イコール「いいアクセントと食感」となり、ただの餅とはひと味違った美味しさが、食べる人を幸せにしてくれるでしょう。

 

【マルキヨ製菓　CM②】

 

マルキヨ製菓の「甘ふちゃぎ」は、５個入で税込価格４８６円（税抜４５０円）。賞味期限は製造から６日、お買い上げいただいたら早めにお召し上がりください。

 

保存の際は直射日光、高温多湿の場所を避け、開封後は賞味期限にかかわらず、お早めにお召し上がりください。また、お餅ですのでノドに詰まらせないよう、十分気を付けて下さい。

 

十五夜当日販売の「塩ふちゃぎもち（砂糖無）」も同じ値段、５個入税込価格４８６円（税抜４５０円）となります。

 

こちらは砂糖を使わないので賞味期限が短く、十五夜当日が賞味期限。１年３６５日のうちで、十五夜の１日しか食べられない、超期間限定のお菓子となっています。

というわけで、沖縄独特のお菓子「ふちゃぎ」は、十五夜期間限定お菓子。是非ともスーパーで見かけたら、チェックしていただきたいですね。

 

また、今回紹介した「甘ふちゃぎ」はちょっとしたアレンジで「おしるこ」にする事も出来ますので、機会があればチャレンジしてみて下さい。

 

毎週、月曜日と木曜日更新のこちらのブログですが、次回は水曜日、【十五夜】当日に更新します。というのも

もう１つの十五夜期間限定お菓子「みたらし団子」（写真は去年のものです）を紹介したいからです。

 

木曜日だと【十五夜】が終わってしまっていますので、「みたらし団子」２０１７年バージョンの紹介は水曜日更新のブログで、とさせていただきます。ご了承下さい。

 

さて、１０月も仕事がた～くさん！　気合いを入れて２０１７年を走り続けたいと思います！　マルキヨ製菓も新企画を計画中ですので、近いうちに発表出来たらと思っています。

 

向上心はありますので、マルキヨ製菓らしく成長できるよう、これからも精進していきたいと思います。

 

年末の足音が聞こえてきた今日この頃。皆さんも勉強に仕事に、いろいろ忙しいかとは思いますが、時にはホッと一息ついてマルキヨ製菓のお菓子を食べてリラックスしていただけたらとおもいます。

 

今回はこの辺で。

 

 

ブログランキング参加中です。よかったらポチッとお願いします。

　↓

【沖縄 ブログランキングへ】