黄金シークヮーサーを求めて｜マルキヨ製菓

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。２月もあと１週間で終わりなんですよねぇ。さらにその３日後にはひな祭りがやってきます。

 

本当にここ最近は行事が多く、行事関連のブログ記事ばかりとなっている１～２月です。来週はまた、ひな祭り関連の記事が続くと思いますので、今回は行事を離れた内容でブログを綴ろうと思います。

 

去年の１２月になりますが、黄金シークヮーサーを育てている方の所へ取材に行きました。そのときの様子をお送りしましょう。

１２月某日、午前８時にマルキヨ製菓を出発します。ちなみにこの時間、すでに出勤しているスタッフはたくさんいますよ。

向かうは北、ヤンバルの地へ。自分は助手席に乗っていますので、運転中にカメラ撮影しているのではございません。ご安心を。

出発から１時間。こんな風景がところどころに見られてきます。

到着しました。こちらは、黄金シークヮーサーを育てている仲嶺さんのお宅です。

空気もよく、太陽の光をたっぷり浴びられるロケーションです。

そして、１本の木に何個ものシークヮーサーがぶら下がっていました。

この写真に写っているだけでも５０個以上はありそうですね。１本の木に数１００個、ひょっとしたら１０００個ぐらい実をつけているかもしれません。

１個はこれぐらいの大きさです。

枝や葉の隙間を通り抜けた陽光をたっぷり浴びて、美味しく育っていますよ。

この写真は木の一部ですが、それでも１００個以上のシークヮーサーがぶら下がっているようです。

というわけで、さっそく１個頂いてみました。真っ先に来たのが酸っぱさ。その後で酸っぱさの中にあるうまみが伝わってきます。

 

ネット調べで「シークヮーサー」の「シー」は「酸や酢」など酸っぱいものを表す言葉で、「クヮス」が「食わせる」であり、それに「ｅｒ」をつけて「クヮーサー」が「食わせるもの」となるようです。

 

すなわち、「シークヮーサー」は「酸っぱいものを食べさせるもの」という事で、シークヮーサーを知ってる人なら納得の語源かと思います。

 

そのシークヮーサーが完熟すると酸味が弱まり、「酸っぱい」から「甘酸っぱい」に味が変化するのです。

仲嶺さんの農園では、いたるところに

黄金シークヮーサーの木が植えられています。

そしてこちらが、黄金シークヮーサーを育ててくれている仲嶺さんです。御年、なんと９０歳。この取材した日には、これからお孫さん達が訪れ、木から取った黄金シークヮーサーをふるまうとの事でした。

 

お孫さん達も、みんな黄金シークヮーサーが好きみたいですよ。

まさにヤンバル（山原）の自然に囲まれた地で育った黄金シークヮーサーは

沖縄の太陽をたくさん浴びて、美味しく育ちます。

沖縄のスーパーに行けばシークヮーサーは手に入りますが、黄金シークヮーサーは一般市場には出回っていません。

シークヮーサーを使った商品は数あれど、黄金シークヮーサーを使った商品も現時点ではそんなにありません。

そこに目をつけたマルキヨ製菓が、黄金シークヮーサーを原材料とした

黄金シークヮーサーまんじゅうを開発したというわけです。去年販売を開始したのですが

非常に評価が高く、ヒット商品になりそうな予感がしています。

２０１９年はこの商品をイチオシしていく予定です。

大宜味村の黄金シークヮーサーを使っている商品ですが

こちらの写真、真ん中が大宜味村の村長さんで

村長さん直々に推薦して頂いています。

 

今回は、黄金シークヮーサーにまつわるいくつかの取材内容を記事にしました。近いうち、また黄金シークヮーサーのお菓子を紹介する記事を書きますので、お楽しみに。

 

さて、先週今週はお供え用お菓子をたくさんたくさん作っていたマルキヨ製菓。来週は「ひな祭り」用のお菓子をたくさん作る事になっています。

 

「ひな祭り」の後には「春彼岸」。さらには「シーミー」と、あと２ヶ月ぐらいは行事用お菓子の製造を頑張る時期です。行事が落ち着いたら、今度は新商品の開発や社内システムの改善など、ゆっくり出来る日はありません。

 

それが仕事ですからね。美味しいお菓子を提供出来るように、県民がとどこおりなく行事を執り行えるように、日々頑張るだけです。

 

来週は国立大学の２次試験もやってきますね。受験生にとって大一番の試験になると思います。睡眠はしっかりとって、ラストスパートを頑張って下さい！

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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