スタッフブログ

明日は七夕

2021年07月6日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日も朝から蝉の声が元気よく聞こえてきました。そして快晴! 先週の雷雨が凄かっただけに、本格的な夏の到来を強く感じますね。

 

こまめに水分補給をして、熱中症対策も意識します。同時に、マスク着用や手指の消毒など、コロナ対策も引き続き継続していきたいと思います。

 

さて、明日は7月7日の七夕ですね。新暦の七夕でマルキヨ製菓が、行事用お菓子をリリースする事はありません。旧暦の七夕ではリリースしますが、やはり新暦の七夕と旧暦の七夕では、全然内容が違います。

 

その比較のためにも、まずは新暦の七夕がどんな行事なのかを見ていきましょう。

 

織り姫と彦星は恋人ではない

去年、何かのクイズ番組を見ていて「織り姫と彦星の関係はどれでしょう? A恋人 B兄妹 C夫婦」みたいな問題が出題されていました。解答者は「え? 恋人じゃないの?」と言っていたのを聞くと、そう思っている人が多いのかなと思いましたね。

 

織り姫と彦星は恋人の期間はあったかもしれませんが、天の川を挟んで引き裂かれたのは夫婦の時です。「え? 夫婦だったの!?」という声もあったので、意外とこの二人が結婚してた事を知らない人も多いのかもしれませんね。

 

全宇宙を支配する天帝。その娘が織り姫で、文字通り機(はた)を織って着物を作る仕事をしていました。彦星と会う前は非常に仕事熱心なお嬢様だったようです。はくちょう座のデネブ、それが織り姫の星になっています。

 

仕事熱心なのはいいのですが、年頃の娘なのに化粧をする事もなく、どこかに誰かと遊びに行く事もなく、もちろん彼氏などもおらず、毎日、黙々と着物を作る織り姫。そんな娘を見て、心配になったのが親である天帝。

 

そこで父親は、これまた仕事熱心と噂される彦星を娘に紹介する事にしました。彦星は牛の世話をする仕事をしており、彼の星であるわし座のアルタイルは「牽牛(けんぎゅう)星」とも言われています。

 

天帝が仲介したお見合いは見事に成功し、2人は結婚する事になりました。問題はその後に起こります。2人とも仕事熱心だったのに、結婚してからはイチャイチャばかりして仕事が手に付きません。

 

「織り姫に注文した仕事が納期通りに終わらない」「牛が放ったらかしにされている」など、近隣から苦情がくるという事態にまで発展します。真面目過ぎる2人だったので、結婚を機会に反動的にバカップルになってしまったのでしょう。

 

天帝は2人に仕事もちゃんとするよう促すのですが、それでも2人はイチャイチャして仕事が手に付きません。その堕落ぶりを見て、とうとう怒りが頂点に達した天帝は、天の川を挟んで反対側に2人を引き離してしまいました。

 

引き離された2人は悲しみのどん底へ突き落とされます。今度は悲しすぎて、仕事が手に付きません。個人的には「いや、だったら引き離される前に、仕事をちゃんと頑張りなさいよ」と思ってしまいます。

 

娘が悲しむ姿を見て、心を痛める天帝。かといって二人を元に戻しても、またイチャイチャして仕事が手に付かないだろうと思った結果、年に1度、7月7日だけは天の川を渡れるようにし、お互いが出逢えるようにしました。

 

結果としてその策が奏功し、織り姫も彦星も年に1度会える事を励みにして、普段の日は仕事を頑張るようになりました。

 

物語的には、それで「めでたしめでたし」みたいに終わるのですが「引き離される前に仕事を普通に頑張っていればいいだけなのに」と思ってしまう自分です。

 

つまり引き裂かれたのは、結局のところ身から出たサビ・自業自得といった感じなのです。皆さんはそんな織り姫と彦星、どう思いますか?

 

七夕行事は1500年以上前からあった?

七夕と言えば「短冊に願い事を書いて、笹の葉に吊す」とイメージする人も多いでしょう。正確には「願い事を書く」のは間違いですが、そこら辺をみていきましょう。

 

行事としての七夕。発祥は中国で、1500年以上前から行事はあったようです。機織(はたお)りの仕事をしていた織り姫にあやかり、女性が針や五色(ごしき)の糸を庭先にかかげて、手芸・裁縫などの上達を祈願しました。

 

それが「乞巧奠(きこうでん)」と呼ばれる風習で、日本には奈良時代にそれが伝わっており、最初は貴族の間で執り行われます。中国の行事が日本に伝わり、まずは貴族の間で広まるというのは、よく見られるパターンですね。

 

やがて中国での五色(ごしき)の糸が、五色の短冊に変わっていきます。室町時代には、この短冊に和歌を書き、書道の上達を願って硯や墨と一緒にお供えしました。

 

江戸時代になると、野菜や果物をそえ、書道に限らず芸事の上達を願った内容を短冊に記して、笹につるすようになりました。この風習が一般庶民に広がっていきますが、この時点で短冊に書くのは芸事のスキルアップに関する内容です。

 

さらに時代が進んで行くと、やがて人々は「宝くじが当たりますように」とか「素敵な恋人が出来ますように」と、スキルアップとは関係のない己の欲望を短冊に書くようになりました。

 

本来は願い事ではなく、己のスキルアップを願った内容を書く短冊ですが、去年同様、個人的には

20_0706_02こういう短冊を吊るすのもアリかなと思います。まだまだ、コロナの影響で息苦しい世の中ですからね。来年こそはその息苦しさから解放されている事を、心から願っています。

 

今日はサラダ記念日

今日は7月6日、この日が来ると毎年「サラダ記念日だなぁ」と思います。学生の頃にこの短歌集を読みましたが、すごく刺激的で「たった31文字で、こうも鮮やかな世界を描いて感動させられるものか」と思ったものです。

 

今はコロナの影響で人間関係をギスギスさせてしまう人もいるようですが、自分なりに感動できる何かとふれあう事も大事かなと思います。気になる本を読んだり、好きな音楽を聴いたり、美味しいものを食べたり、メンタル面もうまくコントロールしていきましょう。

9070809今日のオススメ3時のおやつは「あんもち」です。あんこたっぷりのお餅で、糖分を補給し、疲れた体を癒やしましょう。メンタルが乱れそうな時は、美味しいものを食べる。私はそうするようにしています。

 

7月から8月にかけて、沖縄はさらに暑くなっていきます。暑さ対策も忘れず、体調を整えて乗り越えていきましょう。

 

今回はこの辺で。

 

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