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七夕伝説

2023年06月30日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日も最高気温は32度で、とにかく外は暑いです。たまに「クーラーがない家」の話を耳にしますが、私はクーラーがないと生きていけません。

 

特に最近はお水をたくさん飲むようにも心がけています。もちろん熱中症対策を意識しての行動。これからさらに仕事が忙しくなるので、倒れるわけにはいきませんからね。

 

今日で6月も終わり。明日からは7月がスタートします。7月にやってくる行事といえば「七夕」があります。その「七夕」にも、新暦で行う「七夕」と旧暦で行う「七夕」の2つがあり、その内容はだいぶ違います。

 

マルキヨ製菓は旧暦の方の「七夕」では、行事用お菓子をリリースしますが、それは新暦8月に入ってからとなります。来週の七夕では特に行事用お菓子をリリースする事はありませんが、今回は「七夕伝説」についてお話ししましょう。

 

仕事熱心な織姫と彦星

愛する2人、織姫と彦星は引き離されてしまい、年に1度しか会うことが許されない状況に。会うことが出来るのは7月7日のみで、その日に出会える2人はお互いの愛を確かめ合うのだった…。

 

引き離された2人が年に1度、愛を紡ぐ日。そんな壮大な「恋愛ドラマ」をイメージしている人も多いでしょう。ですが私は、そんな2人に対して「ふ~ん」という感想しか持つことが出来ません。

 

織姫と彦星は何故、引き離されたのでしょうか? その2人の様子を見てみましょう。

 

「織姫」とは「こと座のベガ」の事です。ベガの中国名は「織女星(しょくじょせい)」で、その名が示すとおり「機(はた)を織って着物を作る」仕事をしていたのが織姫です。

 

サイボーグのように仕事に従事する織姫は化粧をする事もなく、誰かと遊びに行く事もなく、ただひたすら毎日毎日、黙々と機を織っていました。実はその織姫、宇宙を支配する天帝(てんてい)の娘、すなわち超お嬢様なのです。

 

一方の彦星ですが、こちらは「わし座のアルタイル」です。こと座のベガ(織姫)、わし座のアルタイル(彦星)、そしてはくちょう座のデネブの3つは「夏の大三角形」を構成します。

 

彦星の中国名は「牽牛星(けんぎゅうせい)」で、文字通り「牛を牽引する」、すなわち「牛の世話をする」仕事をしています。この彦星もまた非常に仕事熱心な青年ですが、特に高い身分というわけではありません。

 

そんな仕事人間の2人、織姫と彦星は天帝を介して出会います。毎日毎日、織姫は機を織り続けました。「出会いもない娘は、嫁に行きそびれるに違いない」。そう思った父親である天帝は、娘の婿候補を探し始めます。

 

日々、牛の世話をする仕事熱心な好青年がいる。そんな噂を耳にした天帝は、その仕事熱心な彦星を娘に紹介しました。それからあっという間に2人は結婚、夫婦となりました。そう、織姫と彦星は夫婦という関係なのです。

 

けっこう織姫と彦星は恋人同士で引き離されたと思っている人も多いですが、実は夫婦になった後、引き離されているのです。では、どうして離ればなれになったのでしょうか?

 

バカップルだったから引き離された

どちらも仕事熱心な2人ですから、結婚後もますます仕事に励み… とはなりませんでした。婚前、仕事人間だった反動なのか、結婚後の2人は仕事を放り出し、毎日2人でイチャイチャしていました。

 

「注文していた着物が納品できていない」「牛がいてはいけない所に出没して困っている」などのクレームが届くも2人はなかなか仕事しません。天帝から「仕事しろ!」と言われても、2人はバカップルを貫き通しました。

 

そしてとうとう宇宙の支配者である天帝の怒りを買うことになります。全く仕事をしない2人を、天の川をはさむように離ればなれにしたのです。引き裂かれた2人、それはもうとことん落ち込み、毎日悲しみで泣いていました。

 

いや、そこまで悲しむなら、普通に仕事をしておけばいいのに。と、私は思ってしまいます。

 

ある意味、天帝の名采配

彦星に会えず、毎日泣いている織姫を見て、父である天帝も心を痛めます。かといって、また2人を一緒にすると仕事をしないバカップルに戻ると思った天帝。

 

「一生逢えないのはかわいそうだから、年に1回ぐらいは会わせてやるか」という結論に至りました。こうして年に1度、7月7日だけ、2人は天の川を渡る事を許され、出会うことが出来るようになったのです。

 

個人的にはこれが「めでたしめでたし」とは思えません。結婚前はすごい仕事していたんだから、結婚後はほどほどに仕事しておくだけで、毎日夫婦として生活出来たはず。あまりにも職務怠慢だったために引き離されたのだから、自業自得な側面も強いよな… と、思ってしまうのです。

 

ちなみに引き離された2人は、年に1度巡り会う事を励みに、7月7日以外は仕事を頑張っていたそうです。そういう意味では、天帝の采配も正しいのかなと思っちゃいますね。

 

人の寿命は80年程度ですが、星の寿命は数十億年。これだけ長いなら、年に1度逢う程度がいいぐらいかもしれませんね。あなたはこの「七夕伝説」に、どんな感想を抱きますか?

 

沖縄フェア

旧盆の準備をしつつ、今は沖縄県外で行われる「沖縄フェア」の商品もたくさん作っています。「紅芋しっとりまんじゅう」や「黄金シークヮーサーまんじゅう」、そして

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「黒糖かすてら」などなど。沖縄の言葉で「アガラサー」とも言われるこのお菓子は、マルキヨ製菓が作るお菓子の中では最も食べられていますよ。

 

沖縄県外の方で、これらマルキヨ製菓のお菓子を見かける機会があれば是非、食べていただけたらと思います。そして沖縄を訪れる時は、いろいろなマルキヨ製菓のお菓子を食べていただけたらうれしく思います。

 

明日からは7月。「マルキヨ製菓三大忙しい行事」の1つである旧盆に向け、ギアを上げてお菓子作りを頑張っていきたいと思います!

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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