ウチャヌク｜マルキヨ製菓

こんにちは、ブログ担当の仲宗根です。いよいよ来週からは、シバサシ、お彼岸、十五夜と、立て続けに行事がやってくる事になります。今度の土日は休み返上でお仕事ですよ。

 

さて、前回の記事で【シバサシ】は厄よけの行事だというお話をしました。そして、この行事でお供えするものといえば…

ウチャヌクです。写真は砂糖無しウチャヌクです。味のついていないシンプル味のおもちが

１０個入っています。ウチャヌクをお供えする時は、３段重ねに３列にします。それならば、もちは「３かける３で９個だろう」という事になりますが、余分に見える１個のおもちにも、ちゃんと意味がありますよ。もう少し先で、そのお話をします。

大・中・小のお餅を大きい物を下から順に重ね、それを３セット並べます。この大・中・小のお餅は「【天・地・海】を意味し、我々の住む世界を表す」とも「各時代を生きてきたご先祖様を表す」とも言われています。

 

さて、余分な１個のおもちですが、ウチャヌクでは「上の小さな１個のお餅だけを取り替えて、新しいお供え物として扱う」事があるんです。余分な１個はその「取り替えようお餅」なんです。

 

まずは普通に３段重ねの３セットをお供えします。その際、余分な１個はしばらくとって置いて下さい。そして、ちょっと日にちが経ったら、真ん中の１番上の小さなお餅だけを取り替えます。こうする事で、新しいお供え物とみなす事が出来るのです。

 

いっけんすると「新しいお供えを用意していない」と、さぼっているように感じますが、この作業の事を沖縄の言葉で「ウチジフェーシ」と言い、昔から行われている作法の１つなのです。

 

さてさて。行事が終わったあと、お供えしたウチャヌクをどうしますでしょうか？　ガチマヤー（食いしん坊）の私は、もちろん食べるのですが、砂糖無しだとアジクーター（濃い味付け）好きの私としては物足りない。そこで私は、餅に色々トッピングをして食べています。

 

以前、シナモンをふりかけて焼いて食べる事を推奨した事がありますが、今回はこちらをオススメしたいと思います。

はちみつです。まず、２～３分ほどオーブンで焼き、余熱で１分。そこにはちみつをかけて食べるだけです。冷蔵庫に入れていた餅でも、オーブンで焼いて余熱で温めると、外側がカリッとして中が柔らかくなりますし、そこにはちみつをかければ、美味しいあま～いお餅になります。

 

今日の私の昼ご飯は、撮影に使ったウチャヌクのはちみつがけでした。笑

 

というわけで、今回紹介したマルキヨ製菓のウチャヌクは

１０個入りで、税込６９１円（税抜き６４０円）。賞味期限は製造から６日となっています。賞味期限が短いため、お買いあげの際は早めにお召し上がり下さい。保存の際は、高温多湿・直射日光の当たる場所を避けて下さい。また、お餅ですので、ノドに詰まらせないよう、十分お気を付け下さい。

 

そして！　何とマルキヨ製菓には、マルキヨ製菓だけのオリジナルウチャヌクがあります。それが…

タンナウチャヌクです！

名前の通り、タンナファクルーで出来たウチャヌクです！　こちらは税込４３２円（税抜き４００円）。賞味期限は製造から３０日と長いので、お供え物としてだけでなく常備菓子としても最適です。

 

というわけで、是非、来週のシバサシでは、マルキヨ製菓のウチャヌク、オリジナル商品のタンナウチャヌクもお供えして頂ければと思います。

 

今回はこの辺で。

 

 

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