ウチャヌク紹介
2026年02月6日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。最近は天気の良い日が続き、洗濯物をウキウキしながら干す日々を送っています。気温も上がって、日中作業をしていると暑さを感じることもしばしば。
なのに次の日曜月曜は最低気温が9度と、今年度1番冷え込むという不思議な沖縄です。今は気温が23度ぐらいなのに、2~3日後は15度近く気温が落ちるという事で、体調管理はしっかりしていきたいと思います。
沖縄では来週水曜、旧暦12月24日に「ウガンブトゥチ」という行事がやってきます。家を見守っている神様「ヒヌカン」が天へ昇るので、丁重に送り出す行事です。
今回のブログでは「ヒヌカン」にお供えする「ウチャヌク」というお餅を紹介したいと思います。
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沖縄で古くからあった「ヒヌカン信仰」。それに中国から輸入された「竈神(かまどがみ)信仰」が融合して、「ウガンブトゥチ」という行事が生まれました。この行事は基本的に神聖な力を持つと信じられている女性が行います。
⇒【ウガンブトゥチ】
ウチャヌク
「ヒヌカン」にお供えするお菓子といえば
「ウチャヌク」です。今回のブログでは、写真に写っている3種類の異なる「ウチャヌク」を紹介したいと思います。まずは
白いお餅の「ウチャヌク」です。こちらは「砂糖入り」「砂糖なし」の2種類ありますが、今回は
「砂糖入り」の方を紹介します。
「ウチャヌク」は、基本的には3段重ねが3つ、合計9個のお餅で構成されたものです。お皿にのせると
こんな感じです。本来は水平に並べるのですが、今回はこの形でご容赦ください。
3段に重ねたお餅は「天・地・海」を表す、あるいは「過去・今・未来」を表す、あるいは「先祖・今を生きる者・子孫」を表すと言われたりします。本来3かける3の9個のお餅で構成されるのが「ウチャヌク」ですが
よく見ると1つ余分なお餅がありますよね。これにもちゃんとした意味があります。ヒヌカンにお供えしてしばらく経ったあと、中央3段重ねの1番上のお餅を、キープしていた余分なお餅と取り替えるのです。
こうする事で、供えられていた「ウチャヌク」は新しいものとみなせるのです。1個替えただけで全て新しいものとみなすというのは、神様に対して失礼と思う人がいるかもしれません。
ただ、この作法は「ウチジフェーシ」と言われる、昔から沖縄にある作法なのです。「ヒヌカン」もきっとこの作法の事は理解してくれていると思いますよ。
なので、「ウチャヌク」は本来3かける3の9個のお餅ではありますが、この「ウチジフェーシ」用のお餅を1個加えて、10個入りで販売される事が多いです。
とまぁ、色々説明したところでお餅をいただきます。けして甘すぎず、そのほどよい甘さが食べやすくて美味しいお餅です。また、通常のお餅に比べて粘着の度合いは弱い方なので、これも食べやすい要因ですね。
1個だけ食べるつもりが、3段重ね1つ分の3個のお餅を食べてしまいました。食べやすいのはいいですが、ついつい食べすぎてしまう事は注意しなければなりません。
3個とはいえ、小さめのお餅。まだまだお腹は空いていますので、次の「ウチャヌク」に手を伸ばしましょう。
タンナウチャヌク
次に紹介するのはこちら。
「タンナウチャヌク」です。
こちらはお餅でなく、「タンナファクルー」による「ウチャヌク」です。「タンナファクルー」とは黒糖味のお菓子です。
外の包みを取っただけで、黒糖の香りが漂ってきました。
「タンナウチャヌク」の登場です。
お皿にのせました。沖縄の人は黒糖好きな人が多いので、この香りに誘われてくる人も多いでしょう。
ちゃんと「ウチジフェーシ」用もついています。それでは、いただきます。
非常に噛み応えのあるお菓子。噛めば噛むほど染み出してくる黒糖味がすごく美味しいです。お餅は柔らかいですが、「タンナファクルー」自体は噛み応えのあるお菓子。たくさん食べるとアゴが疲れてしまうでしょう。
それでも、黒糖の美味しさが上回り、気づけばこちらも3段重ね丸ごと3個を食べてしまいました。正直、10個全て一気に食べられそうなほど美味しいです。
お餅自体は賞味期限が短いので、購入しお供えした後は早めに消費しないといけません。その点「タンナファクルー」は賞味期限が長いお菓子なので、しばらく経ってからでも美味しくいただけます(その場合はキチンと保存しておきましょう)。
それでは、次のウチャヌクに手を伸ばしましょう。
コンペンウチャヌク
最後に紹介するのが
「コンペン」で出来た「コンペンウチャヌク」です。
「コンペン」とは琉球王朝時代、王府御用達のお菓子で、「タンナファクルー」よりも高級なお菓子でした。
それを「ウチャヌク」にした「コンペンウチャヌク」。
「タンナウチャヌク」に比べると価格は高めですが
「タンナファクルー」のシンプルさとは違って、複雑な味わいが美味しいお菓子です。
1個を取り出しました。「砂糖入りウチャヌク」や「タンナウチャヌク」との違いは
中に「あん」が入っていることです。ピーナツと白あんが原材料となっている「あん」が非常に美味しいのです。
「タンナファクルー」の黒糖の香りとは違い、ピーナツの絡んだこちらも美味しそうな香りです。それでは、いただきます。
外の生地と中の「あん」が見事にマッチして、すごく美味しい。これなら「ヒヌカン」も喜んでくれると思います。とにかく、中の「あん」は小豆あんより高級なもので、すっごく美味しいですよ。
ちなみに、この「コンペンウチャヌク」は1番チーチーカーカーする「ウチャヌク」なので、飲み物を用意してからお召し上がり下さい。
というわけで今回は
「砂糖入りウチャヌク」「タンナウチャヌク」「コンペンウチャヌク」、3種類の「ウチャヌク」を紹介しました。すでに沖縄県内各スーパーにて販売中です。「ウガンブトゥチ」用のお菓子として、あるいは「おやつ」用として是非!
「ウガンブトゥチ」は来週水曜日、2月11日なのでちょうど「建国記念の日」となります。「ウガンブトゥチ」が終わるとすぐに「旧正月」がやってきます。旧暦の世界では年末年始。行事ごとでは是非、マルキヨ製菓のお菓子をお買い求め下さい。
今回はこの辺で。
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