「ナントゥもち」と「紅白巻もち」｜マルキヨ製菓スタッフブログ

「ナントゥもち」と「紅白巻もち」

2020年12月29日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。さぁ、今年も残すところ２日と少しですね。いつもは毎週月曜日・木曜日更新のブログですが、２０２０年最後の週は火曜日・金曜日更新となっています。

理由は正月用のお菓子を紹介するためです。マルキヨ製菓が提供する正月用お菓子は２つありますが、毎年このお菓子を食べるのが楽しみです。

左が「紅白巻もち」、右が「ナントゥもち」です。それでは、さっそくいってみましょう！

1 紅白巻もち
2 ナントゥもち
3 賞味期限とお値段
4 ２０２１年はいい年になると信じて

紅白巻もち

まずはこちらを紹介しましょう。

「紅白巻もち」です。新年という事で、めでたい色の組合せである紅白のお餅です。

この餅は甘く味付けされていますが、開封するとその甘い香りが漂ってきます。

なかなか重量感のあるお餅です。そのまま食べると大きすぎますので、包丁を入れて８等分します。

そのうち３切れをお皿にのせました。切り口も紅白が鮮やかに描かれていますよね。これも職人さんの業です。それでは、さっそくいただきます！

美味しい！　もっちりしてコシのある餅は、甘く味つけされていますので、お子様でも美味しく召し上がれます。白い部分はツルツルした餅で、コシはあるけど噛み切りやすくて食べやすい。何よりも美味しい！

ただし、餅ですので、慌てて食べてノドに詰まらせないようゆっくりご賞味下さい。私は一気に４切れ食べちゃいました。あまりにも美味しくて、ついつい次の１切れ、次の１切れと食べてしまうんですよね。

一気にこの半分を食べてしまいましたが、次のお餅にいきますよ！

ナントゥもち

沖縄の正月で独特なお餅と言えばこれ。

「ナントゥもち」です。「ナントゥ」は「年頭」を表す言葉です。時々ネットでは「ナントゥは納豆」と紹介している所もありますが、これは間違い。確かに「納豆」もウチナーグチで「ナントゥ」と言いますが、「ナントゥもち」に「納豆」は使われておりません。

開封すると、なんとも言えない美味しそうな香り。黒糖・ショウガ・コショウと、単独でも美味しい香りになるのに、それらが絶妙にブレンドして美味しい香りを演出しているのです。

さらには赤味噌も材料に入っているし、見ての通りゴマやピーナッツもトッピングされている、実はバラエティ豊かなお餅なのです。こちらは紅白餅より一回り大きいサイズ。

８等分にして、こちらも３切れお皿にのせてみました。黒糖と赤味噌が絶妙にブレンドされ、それが生地の色に表れていますね。それでは、いただきます。

ゴマの風味、赤味噌のコク、黒糖の甘み、ショウガのアクセント、ピーナツの食感…　これらが組み合わさって、とても美味しい味になっています！　餅本体も凄く美味しいのに、トッピングのピーナッツの味も、けっこうガッツリくるんですよ。

そうそう。餅の下にはカーサの土台もありますので、その香りも美味しさを演出するアイテムとなっています。

赤味噌を意識すれば赤味噌の味、黒糖を意識すれば黒糖の味、ショウガを意識すればショウガの味も感じることができ、これらが複雑にからみあってこれ以上はないと思えるほど完成度の高い味わいとなっています。

このお餅のファンも多くて、時折「正月だけでなく、年中作って欲しい」という声もいただきます。残念ですがこちらの商品は、正月期間限定商品（ただし旧正月もリリースします）。是非、２０２１年の正月に食べていただきたいお餅です。

ちなみに、この赤味噌やショウガ、黒糖などをブレンドした「ナントゥもち」は沖縄本島でよく食べられますが、地域によってはこの形ではありません。

「ナントゥもち」は、あくまでも「年頭に食べられる餅」という意味なので、例えば一部地域における「ナントゥもち」は、白い餅だったりもします。地域地域の個性が出ていると思いますので、色々な「ナントゥもち」を食べてみたいですね。

賞味期限とお値段

今回紹介したマルキヨ製菓の正月用期間限定商品

「紅白巻もち」「ナントゥもち」は、どちらも税込４８６円（税抜４５０円）。賞味期限も共に製造から８日ですが、ラベルに表示されている日付をご確認下さい。

保存する場合は、高温多湿の場所・直射日光の当たる場所を避けて下さい。開封後は賞味期限によらず、お早めにお召し上がり下さい。

お餅ですので、ノドに詰まらせないよう気をつけてお召し上がり下さい。シンプルな甘い餅がお好みなら「紅白巻もち」、ややクセのある深いコクのある味わいがお好みの方は「ナントゥもち」がオススメです。