タンナファクルー｜マルキヨ製菓スタッフブログ

タンナファクルー

2019年05月23日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。月曜日は、梅雨らしい雨が１日中降り続いていましたが、火曜日からはカラッと晴れて気持ちいい天気。「梅雨はもう終わった？」なんて思えるほど、火曜日以降は晴れていますよ。

さて、今週より関東のマックスバリュ系列店でマルキヨ製菓のいくつかのお菓子が販売中です。

【黒糖てんぷら】

【かぼちゃてんぷら】

レモンケーキ

タンナファクルーの４つです。今回はその中から

タンナファクルーを紹介したいと思います。関東で販売されるのは４個入りとなります。こちらのお菓子も黒糖の味わいが非常に美味しいお菓子ですよ。

まず、「タンナファクルー」という名称についてですが、県外の人には馴染みのない言葉だと思います。この言葉は「タンナファ」と「クルー」という２つの言葉が含まれています。

「タンナファ」は、このお菓子の考案者である「玉那覇（たまなは）」をウチナーグチ（沖縄の言葉）で表したものです。「クルー」は「黒」という意味になります。

玉那覇さんがこのお菓子を考案した経緯もお話ししておきましょう。かつての琉球王朝時代、王府は冊封使などをもてなすために

コンペン（クンペン）というお菓子を作っていました。王朝御用達のお菓子という事で、もちろん高級菓子。庶民が簡単にこのお菓子を食する機会はありません。

そこで玉那覇さんは、庶民にも似たような美味しいお菓子を食べられるようにと、

開発したのが、このタンナファクルーなのです。「タンナファ」は考案者の「玉那覇」に由来しますが、「クルー＝黒」は使用している「黒糖」を表している・・・という説もありますが、実は「玉那覇さんが色黒だったから」というのが正しいようです。

玉那覇さんが色白だったら、白を表すウチナーグチ「シルー」を用いて「タンナファシルーだったかもね」という会話も、たま～に沖縄でありますよ。

とまぁ、タンナファクルーの名称やその由来についてお話ししたところで

お菓子の方に戻りましょう。開封直後の、黒糖の香りがすごいんです。鋭い甘さといいますか、直線的に甘い香りが鼻孔を刺激して、非常に食欲をそそられます。

このお菓子も、【黒糖てんぷら】や【かぼちゃてんぷら】同様、非常にシンプルな味わいのお菓子となっています。

中はこんな感じ。しっかりと中まで黒糖のコクのある甘い味わいが染みこんでいますよ。

クローズアップ

さらにクローズアップ。ここまで近づくと、黒糖の香りもかなりのもの。では、頂きます。外側の生地はかなり歯ごたえがありますが、それがタンナファクルーなのです。

強めに噛むと、中までしっかり染みこんだ黒糖のコクのある味わいがジュワァ～っと、口の中に広がり、それが実に美味しいのです。全体的に歯ごたえがあるため、１個食べるのにたくさん口を動かし、健康にもいいかと思います。

さらに黒糖はヘルシー食品でダイエット効果もあるため、３時のおやつとしてもちょうど軽めでオススメのお菓子となっています。

そして、シンプルだからこそついつい次の１個次の１個へと手が伸びるんですよね。私も今回、撮影に使ったタンナファクルー４個、一気に食べちゃいました。

マルキヨ製菓のタンナファクルーは１２個入りと４個入りがあります。今回、関東で販売されるのは

４個入りとなっています。お値段、なんと税込１０１円（税抜９４円）という超お買い得商品ですよ。庶民のお菓子として作った玉那覇さん、しっかり原価もしぼってくれました！

賞味期限はラベルに書かれている日付をご確認下さい。保存の際は高温多湿の場所、直射日光の当たる場所は避けるようお願いします。開封後は賞味期限によらず、お早めにお召し上がり下さい。

タンナファクルーは、沖縄では本当にお馴染みのお菓子ですから、関東の皆さんにも召し上がって頂きたいですね。

そして、嬉しい報告が。今回紹介した「タンナファクルー」、そして先週紹介した【黒糖てんぷら（さぁーたーあんだぎー）】は、追加注文が入りました！　増量して、関東に送りますので、是非ともこの機会に召し上がって下さい！

今日も空一面、青空です。

ただ、外を出歩くと本当に暑くて汗だくになっちゃいます。水分補給だけはしっかり意識しながら、過ごしていますよ。熱中症で倒れるわけにはいきませんので、対策はしっかりしたいですね。