「紅白巻もち」と「ナントゥもち」
2024年12月31日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日は2024年12月31日、大晦日です。短いようで長い、長いようで短い、そんな2024年でした。マルキヨ製菓は今日も朝からお菓子を作っています。
正月用のお菓子は全て県内各スーパーに送り出しました。今日は1月7日にやってくる行事「ムーチー」に向け、その準備を中心に頑張っていますよ。
毎週火曜日と金曜日に更新してきたマルキヨ製菓ブログ。今日が今年最後のブログ更新となります。明日が元日ということで、今年最後のブログはマルキヨ製菓の提供する
正月用のお餅を2つ紹介します。
紅白巻もち
最初に紹介するのは
「紅白巻もち」です。
100gあたり260kcal。あえて全体の重さを量らずにいただきましょう。どうせ全部食べるのですから。
開封すると、とっても甘い香りが漂ってきます。後に紹介する「ナントゥもち」とは対照的な香りですね。大きなお餅が1つなので、食べやすいように切り分けたいと思います。
6等分ぐらいがちょうどいいかと思います。
切り分けた2つをお皿にのせました。「紅白巻もち」の名前の通り、白い餅の周りを紅い餅で巻いているのが特徴です。餅を餅で巻くというのも不思議な感じがしますね。
紅白の組み合わせは「めでたさ」の象徴。かつて、お餅は高級な食べ物でした。今でこそ、平日に食べたりもするお餅ですが、かつてはご先祖に手を合わせたり、めでたい日に特別な食べ物として出されていました。
多くの日本人はお餅が好きだと思います。今やいつでも気軽にお餅が食べられる、いい時代になりましたね。とまぁ、お餅に関するうんちくを語ったところで「紅白巻もち」をいただきます。
外側の紅い餅は手や周りの餅とくっつくことのないよう、白いでんぷん粉がついています。これがないと、手で触った時にひっついちゃっうんですよね。なので、紅い餅と白い餅では食べた時に少し食感が違います。
ですが、中身は同じお餅。どちらも甘く味付けされていますので、美味しくいただけますよ。また、マルキヨ製菓のお餅は噛み切りやすくなっています。とはいえ、お餅はお餅。慌てて食べてノドに詰まらせないよう、十分気をつけて食べてください。
切り分けた2つをペロリと食べたところで、次のお餅に手を伸ばしましょう。
ナントゥもち
2つ目に紹介するのはこちら
「ナントゥもち」です。「ナントゥ」は「年頭」という意味の沖縄の言葉です。なので、基本は正月や旧正月に食べたりしますが、1年を通して「ナントゥもち」を出しているところもあります。
マルキヨ製菓の「ナントゥもち」は新暦の正月と旧暦の正月の期間限定商品となっていますので、よろしくお願いします。
原材料に「赤みそ」や「黒糖」、「生姜」に「ピーナツ」、さらには「黒胡椒」や「ごま」も入っています。通常の餅ではなかなか見ることのない原材料たち。これらが、複雑で深みのある美味しい味わいを生み出しているのです。
見てください、この美しい餅を。茶色っぽい表面にはたくさんのゴマがまぶされ、ピーナツもついているのがわかりますね。ちなみに、下にはカーサが敷かれています。
ムーチーを包む時にも使われるカーサは、月桃の葉っぱです。よい香りで、厄除けの効果があると言われる植物でもあります。そのカーサの香りが心地よく、食欲がそそられます。
「紅白巻もち」に比べて大きい「ナントゥもち」。6等分か8等分するのがオススメです。どうしても、ゴマやピーナツの偏りはでちゃいますが、そこは分ける人でうまく話し合ってください。
では、2025年用の「ナントゥもち」、1日早くいただきます。「紅白巻もち」はシンプルな甘さが美味しいお餅ですが、この「ナントゥもち」はなんとも説明しづらい複雑な味が特徴。
「赤みそ」「生姜」「胡椒」「黒糖」「黒胡椒」、これらの味わいが実に見事に融合し、至高の味を創造しています。ちゃんと「赤みそ」の味、「生姜」の味、「黒糖」の味が感じられ、それに「胡椒」や「黒胡椒」もピリリときいています。
さらにはゴマやピーナツもほどよいアクセントを与えていて、とっても美味しいお餅です。「これ以上何が出来ようか?」と思えるほど、完成した味わいの「ナントゥもち」。毎年、このお餅を1本食べるのが楽しみでしょうがありません。
ちなみに「ナントゥもち」は「年頭に食べる餅」という事で、必ずしも赤味噌だったり生姜が使われたりしているわけではありません。地域によっては、白い「ナントゥもち」もありますよ。
今回紹介した「紅白巻もち」「ナントゥもち」は、共に正月期間限定の商品。保存の際は直射日光の当たる場所や高温多湿の場所は避けて保存してください。開封後は賞味期限によらず、お早めにお召し上がりください。
どちらも噛み切りやすい餅ではありますが、慌てて食べてノドに詰まらせないようご注意下さい。よく噛んで、しっかり味わって食べましょう。
すでに沖縄県内各スーパーにて販売中。店頭で見かけたら是非、お買い求め下さい。今を逃しても、次は旧正月で食べる機会があります。新暦の正月も旧暦の正月も、マルキヨ製菓のお餅を是非、お召し上がりください。
年明けの日程
大晦日まで頑張っているマルキヨ製菓ですが、1月1日と2日は正月休みとなります。一部スタッフは1月3日から「ムーチー」の準備に取りかかります。私もたくさん「ムーチー」を準備する予定ですよ。
1月3日のマルキヨ製菓ブログはお休みとなります。次回は1週間後、1月7日「ムーチー」の日当日に更新予定です。もちろん
マルキヨ製菓のリリースする「ムーチー」を紹介しますよ。お楽しみに。
今年も沖縄の行事を支え続けてきたマルキヨ製菓。年明けすぐに正月や「ムーチー」、「ウガンブトゥチ」「旧正月」と、1ヶ月の間にたくさんの行事がやってくるため、新年から多忙なスケジュールが組まれています。
2024年は沖縄の行事を支えてきたという自負があります。2025年もまた沖縄の行事を支えますので、来年もマルキヨ製菓をよろしくお願いします。
今年はこの辺で。
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