「ふちゃぎ」&「みたらし団子」
2024年09月17日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。昨日から風が強い沖縄。台風14号の進路がかなり気になる火曜日です。強風が継続して吹いていますので、外出時は雨だけでなく風にも気をつけましょう。
さて、今日は新暦だと9月17日ですが、旧暦だと8月15日です。いわゆる十五夜ですね。15時以降は雨の予報が出ているので、夜の天気が気になるところ。なんとか満月を眺めたいですので、夜の天気が荒れない事を願います。
「十五夜とはどんな行事なのか?」に関しては、前回のブログ記事をチェックしてください。
⇒【十五夜】
今回はマルキヨ製菓が提供する十五夜用のお菓子
「ふちゃぎ」と「みたらし団子」を紹介します。
ふちゃぎ
まずは「ふちゃぎ」から紹介しましょう。マルキヨ製菓の「ふちゃぎ」は2種類あります。甘くないものと甘いもの。今回は個人的に好きな方である
「甘ふちゃぎ」を紹介します。
外の包みをとり
パッケージを開封します。特に甘い香りなどはありませんが、鼻を近づけるとやや甘そうな香りを感じます。そして、見た目のインパクトはかなり強いですよね。
5個入りのうち2個をお皿にのせました。餅の周りにはたっぷりの小豆がまぶされています。この大量の小豆こそが、「ふちゃぎ」最大の特徴と言えるでしょう。
「ふちゃぎもち」と言われるこのお餅は、漢字で「吹上餅」と表記します。大量にまぶされている小豆に関しては、次の2つの意味があります。
十五夜の日に食べられる団子や餅は月を表しています。「ふちゃぎの白い餅は月を表し、びっしりまぶされている小豆は月の周りに見える星たちを表しいる」というのが1つ。
また、「餅は母親、小豆は子どもを表している」というのがもう1つです。母親を表す餅の周りにたくさんの小豆をまぶすことで「子だくさん」を表し、「子孫繁栄」を祈願するというわけです。
たくさんの小豆の説明が終わったところで、いただきます。小豆も含めて、餅全体がほどよい甘さで美味しいです。餅が甘いだけでなく、実はまぶされている小豆も甘いのです。
実はこの小豆の正体は「甘納豆」でして、これだけ食べてもなかなか美味しいんですよ。餅と一緒に食べればとてもいいアクセントになり、その美味しさで私は一気に3個食べてしまいました。
お餅もたっぷりの小豆も美味しく、マルキヨ製菓が自信を持ってオススメする商品です。お餅ですので、食べる時はノドに詰まらせないようゆっくり食べてください。
個人的には甘い方の「甘ふちゃぎ」が好きですが、甘くない「ふちゃぎ」も販売中です。是非、お好みの「ふちゃぎ」をお買い求め下さい。
また、このお菓子は1年を通しても十五夜のこの時期にしか売り出さない期間限定販売のお菓子です。2024年の満月を眺めながら、2024年の「ふちゃぎ」を召し上がっていただけたらと思います。
みたらし団子
マルキヨ製菓が十五夜用のお菓子としてリリースしているもう1つの商品は
「みたらし団子」です。先ほど、十五夜の日に食べられる団子や餅は月を表していると言いました。月に見立てたそれらを食べることで「健康や幸せが訪れる」と言われていますので、今日は餅や団子をたくさん食べましょう。お腹を壊さない程度に。
外の包みをとり
パッケージを開封すると、とても甘塩っぱい香りがただよってきます。この香り、めちゃくちゃ食欲をそそられますよ。
お皿にのせました。もう我慢できないので、いただきます。やや、大きめの団子と砂糖醤油の相性は最高の組み合わせと言っても過言ではありません。やわらかい餅に、しっかりと砂糖醤油のタレがからみつき、ものすごく美味しい味わいとなっています。
こちらもこの時期だけの期間限定商品となりますので、店頭で見かけたら是非、手に取ってください。
ここで、「みたらし団子」についてもお話ししておきましょう。漢字で「御手洗団子」と書くこの団子、その発祥は京都にある下鴨神社(正式名称:賀茂御祖(かもみおや)神社)にあります。
その神社では「御手洗(みたらし)祭」という祭りが行われ、その時にお供えされた串団子が「御手洗団子」なのですが、次のように伝えられています。
時は鎌倉時代にまで遡ります。後醍醐天皇が下鴨神社にある「御手洗池(みたらしいけ)」で水をすくった時に浮かんだ泡、その泡の形を真似て団子にし、それが「みたらし団子」となったのです。
後醍醐天皇が生きていた時代は、建武の新政をはさんで鎌倉時代から室町時代に移り変わる頃。今から約700年前となりますので、「みたらし団子」はかなり長い歴史があるのです。
4.5cmの団子?
マルキヨ製菓は「みたらし団子」以外の団子は作っていませんが
この「月見団子」について、少しお話ししましょう。実はこの月見団子、1個1個がかなり大きくて、直径約4.5cmというのをご存じですか? 4.5cmってなかなかの大きさで、食べるのには一苦労しそうです。
その大きさの理由は「4.5cm=1.5寸」だからです。昔使われていた長さの単位「寸(すん)」。「一寸=約3cm」なので、4.5cmは約1.5寸というわけです。この「1」と「5」を「十五夜」の「15」に見立てているそうです。
4.5cmもあると、食べる時ノドに詰まりそうで少し怖いですね。マルキヨ製菓の「みたらし団子」の1個1個は、1寸よりも小さめのひと口サイズになっています。とはいえ団子ですから、食べる際はノドに詰まる事がないよう、ゆっくりとお召し上がりください。
「ふちゃぎ」も「みたらし団子」も沖縄県内各スーパーにて販売中です。どちらも、この時期にしか食べられない期間限定商品ですよ。
私のように手元に来た瞬間食べるもよし。月が出るのを待ち、その十五夜を見ながら食べるもよしです。
このブログを書きながら「ふちゃぎ」を3個、「みたらし団子」も3個食べてしまいました。明日からダイエットを頑張りたいと思います。
十五夜が終わるとすぐ、明後日の木曜日から彼岸入りとなります。行事に追われる毎日ですが、沖縄の行事を支えるため今日も頑張るスタッフ一同達に感謝です。
今回はこの辺で。
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