「ナントゥ餅」＆「紅白巻もち」｜マルキヨ製菓

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今週はずっと最高気温が２０度をきっていて、肌寒い日が続いています。ちなみに来週の水曜日は最低気温１０度という予報も出ています。

 

沖縄でこの気温となると、多くの県民が「寒くて外に出たくない」と思うことでしょう。今から防寒対策をしっかりしておきましょう。

 

旧正月

今日は新暦の１月２０日ですが、旧暦だと１２月２９日となっています。旧暦の１２月は３０日までしかないため明日の土曜日は旧の大晦日となり、明後日の日曜日は旧正月となります。

 

沖縄は旧暦で行事を執り行う事が多く、旧正月もお祝いする家庭がたくさんあります。マルキヨ製菓はこの旧正月用のお菓子として

「ナントゥ餅」と「紅白巻もち」の２つを期間限定商品としてリリースしていますよ。

 

今回のブログではその２つを紹介します。すでに沖縄県内各スーパーにて販売中ですので、店頭で見かけたら是非、手に取って下さい！

 

ナントゥ餅

まずはこちら

「ナントゥ餅」の方から紹介しましょう。非常に人気の高い商品で、後で紹介する「紅白巻もち」よりも売り上げがいいですよ。

個人的には原材料にある「生姜（しょうが）」がポイントだと思っています。

開封直後から、味噌をベースとした独特の香りが漂います。下にはムーチーを包むことでお馴染みのカーサも敷かれているため、その香りもあいまって、食欲をかきたてられます。この香りだけでもご飯一杯いけそうですね。

けっこう大きなサイズで、食べ応えもあります。食べやすいように、包丁で切り分けたいと思います。縦に８等分するもよし

このような形で８等分するもよしです。

切り分けたいくつかをお皿にのせます。ゴマとピーナッツがトッピングされているのが見えると思います。

 

ここで、ナントゥ餅について少しお話ししておきましょう。ナントゥ餅の「ナントゥ」は「年頭」という意味です。たまに「ナントゥ」の事を「納豆」と解説しているのを目にしますが、それは間違い。

 

確かに「納豆」は沖縄の言葉で「ナントゥ」と発音しますが、「ナントゥ餅」に納豆の成分はありません。「ナントゥ餅」の「ナントゥ」は「年頭」であり、文字通り年頭に食べる餅、正月に食べる餅というわけなのです。

 

そして「ナントゥ餅」は地域によっても特色があり、首里を中心とした地域では

赤味噌をベースにして、ゴマやピーナッツをトッピングしたり、生地には生姜や黒胡椒を練り込むタイプが一般的です。他の地域だと白い「ナントゥ餅」というのもあったり、様々な形があるのです。

「ナントゥ餅」について一通り説明したので、いただきます。この味！　このなんともいえない複雑な味わいが凄く美味しいのです。味噌の味もしつつ、確実に生姜の味わいもあり、胡椒の風味もあり、ゴマやピーナッツのトッピングも美味しい。

 

色々なものを融合させ、見事に美味しい味わいを演出しています。まさに芸術的に完成されたお餅と言えるでしょう。あまりの美味しさに、期間限定でなく通年で売って欲しいという声もあります。

 

「ナントゥ（年頭）」なので、マルキヨ製菓は新暦の正月と旧暦の正月の期間のみに販売していますが、通年で販売している業者もありますよ。

マルキヨ製菓が自信を持ってオススメする「ナントゥ餅」。是非、今度の旧正月にご賞味下さい！

 

紅白巻もち

マルキヨ製菓が旧正月にリリースするもう１つのお餅がこちら

「紅白巻もち」です。

１００ｇあたり２６０キロカロリー。けっこう重量感がある「紅白巻もち」は約４００ｇあるので、これだけで１０００キロカロリーはあります。食べ過ぎには注意しましょう。

開封すると、ほんのり甘い香りが漂ってきます。ナントゥ餅とは全然違う香りですが、この甘い香りもグッドです。

こちらもけっこう大きなお餅です。

こちらは包丁で半分こにしたもの。中が白いお餅になっていて、それを外側の紅い餅で包んでいるので「紅白巻もち」というわけです。正月と言えば「めでたい」、「めでたい」色の組合せと言えば「紅白」ですよね。

こちらも、このように８等分してみました。

というわけで、切り分けた「紅白巻もち」をいただきます。こちらは「ナントゥ餅」の複雑な味わいとは対照的に、とてもシンプルな甘い餅。甘すぎないため、食べやすいお餅となっています。

中の白い餅は手にひっつくのに対し、外側の紅い餅はひっついたりしません。なので、紅い部分だけに触れながら食べると、とても食べやすいですよ。

 

そして、外側の紅いお餅はやや固めですが噛み切りやすく、中の白い餅はやわらかくて歯ごたえがあります。ほどよい甘さで食べやすいので、食べ過ぎには注意しましょう。

「ナントゥ餅」も「紅白巻もち」も、どちらもお餅です。急いで食べてノドに詰まらせる事がないよう、十分気をつけて食べて下さい。

賞味期限などはラベルに記載されていますので、しっかり確認して賞味期限内に食べるようにしましょう。開封後は賞味期限に関係なく、お早めにお召し上がり下さい。

旧暦の世界では明日が大晦日、明後日が新年。マルキヨ製菓は行事用お菓子をたくさん作っているため、常に旧暦のカレンダーとにらめっこです。今年も沖縄の行事を支えてきたマルキヨ製菓は、来年も引き続き沖縄の行事を支えていきます。

 

今年１年、マルキヨ製菓の商品をご愛顧賜り、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 

（旧暦）２０２２年はこの辺で。

 

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