１２月は黒糖系お菓子推し｜マルキヨ製菓

こんにちは。マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。昨日の水曜日はちょっと天気がくずれ、気温も落ちていましたが、今日はまたいい天気。さらに来週は、夏日が続く予報が出ています。

 

寒さに弱い沖縄の人にとっては、１２月の中旬も過ごしやすい気温です。私のように、暑さに弱い「まれ」な沖縄の人は、もっと気温が落ちてくれと思っているでしょうが。笑

 

さて、広報担当としては、毎月テーマを決めて仕事しています。先月は「箱物強化月間」で、今月は「黒糖系お菓子強化月間」となっています。その伏線として、１１月最後のブログでは、「黒糖かすてら」を紹介しました。

⇒【シンプルな黒糖味が美味しい「黒糖かすてら」】

黒糖系お菓子を色々作っているマルキヨ製菓。今回は「タンナファクルー」を紹介します。

 

 

これまで何度か紹介していますが、１２月は「黒糖系お菓子強化月間」という事で、

タンナファクルー（４個入）を紹介します。ちなみに１２個入もありますよ。

開封したら、黒糖のあの香りが漂ってきます。鼻を近づけると、さらに黒糖のコクのある香りが鼻腔を刺激し、クセになっちゃいます。

お皿に２個のせてみましたが、今月は黒糖推しなので

もう１つの黒糖系お菓子と、コラボさせてみました。左がタンナファクルー、右は近日紹介予定の「黒糖まんじゅう」です（ただし品薄状態のため、いつ紹介するかは未定）。

今回はタンナファクルー（手前）をメインで紹介します。たまに、黒糖まんじゅう（後ろ）も写真に写り込みますが、気にしないで下さい。

中はこんな感じです。

それでは、タンナファクルー（左）の方をいただきます。ものすごくしっとりしていて弾力があり、歯ごたえがあります。そして噛めば噛むほど、黒糖の甘い味わいが、美味しく口の中に広がっていきます。

本当にシンプルな味で、食べている時はコクのある甘さが、食べ終わるとその甘さがスーッとひいて後味もよく、気がつけば次の１個に手が伸びています。

４個ぐらい、一気にいけちゃいますね。

こちら、レンジで１５秒ほど温め、アチコーコーにしてみました。甘い香りが引き立ち、生地が柔らかくなっているのですが、後味がちょっと残りますね。柔らかめのアチコーコーが好みというなら、レンジでチンもありですね。

 

 

「タンナファクルー」の名前の由来について、お話ししましょう。「タンナファクルー」が生まれるきっかけには

この「コンペン」（クンペンとも言います）が関係しています。琉球王朝が、冊封使をもてなすために出したコンペンは高級菓子でした。

 

一般庶民が口にする機会はなかったようで、そこである人物が、似たようなものを庶民が食べられるようにと、新しいお菓子を開発しました。

 

その人物は、首里でお菓子屋さんを開いていた玉那覇（たまなは）二郎さん。時は明治時代です。

 

「玉那覇」は、ウチナーグチで「タンナファ」と言います。そして、その玉那覇さんが色黒であった事から「タンナファ」に黒を意味する「クルー」をつけ、「タンナファクルー」という商品名になったのです。

 

玉那覇さんの子孫はその製法・味を受け継ぎ、今もタンナファクルーを作り続けています。

 

 

今回紹介した

タンナファクルーは、４個入で税込１０１円（税抜９４円）となっています。賞味期限はラベルに書かれている日付をご確認下さい。

保存の際は高温多湿の場所、直射日光の当たる場所は避けるようお願いします。開封後は賞味期限によらず、お早めにお召し上がり下さい。

 

ちなみに１２個入もありまして

こちらは、税込３２４円となっています。ネットでの注文も可能ですので、気になる方はこちらもチェックしてみて下さい。

⇒【タンナファクルー】

 

今日は１２月１２日。２０１９年も残り３週間を切りました。最近は、ムーチーを包むカーサの葉っぱを何千枚も洗って拭いて乾かしての作業で、スタッフ一同骨を折っています。けっこうギリギリなんですよね。

 

今年度は正月用菓子と、ムーチー（２０２０年１月２日）の製造が重なっているため、例年より２倍忙しい年末となっています。忙しいではありますが、正月用菓子やムーチーをたくさんの方に食べて貰えると信じて、毎日スタッフ一同頑張っています。

 

土曜日から来週にかけて、２５～２６度の気温になる沖縄。「クリスマスは寒くなるといいな」と思いながら、２０１９年のラストスパートを頑張りたいと思います。

 

今回はこの辺で。