さぁーたーあんだぎー(かぼちゃ)
2024年10月22日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日も最高気温32度で、まだまだ夏といった感じの沖縄です。外を5分もあるけば、普通に汗をかくほどです。
おととい、恩納村にある「おんなの駅なかゆくい市場」へ足を運んだら、その駐車場に植えられている木から、蝉の鳴き声が聞こえてきました。ここら辺は11月になっても蝉が鳴いてたりする場所です。
とはいえ、暦の上では秋。そして来週は「ハロウィン」という行事がやってきます。マルキヨ製菓はハロウィン用のお菓子を3つ製造していますので、今回はその1つを紹介しましょう。
バックナンバー
ハロウィンの日、よく見かけるのがカボチャの中に灯りを灯した「ジャック・オー・ランタン」。その由来となるジャックという男は、悪魔に罠を仕掛けて脅すという悪魔よりも悪魔的な男でした。
⇒【悪魔より悪魔的な男】
ハロウィン用お菓子の1つ「パンプキンマフィン」は、しっとり感のあるフワフワ生地にパンプキンの甘い味わいが染みこんだお菓子。9個入りセットも好評販売中。ハロウィン期間限定商品です。
⇒【パンプキンマフィン】
さぁーたーあんだぎー(かぼちゃ)
ハロウィン用お菓子として、今回紹介するのはこちら
「さぁーたーあんだぎー(かぼちゃ)」です。この商品は平常から売り出していますので、ハロウィン期間限定商品というわけではありません。「かぼちゃ」を原材料にもつお菓子なので、ハロウィンの時は特に販売強化をしている商品というわけです。
チブル(頭)がかぼちゃのオバーも言っている通り10個入り。1個あたりは91kcalですから、10個で910kcal。さすがに一人で10個一気に食べるのにはきついでしょう。
パッケージには切れ込みも入っていますので、はさみなど用意せずとも手で簡単に開封できます。小さな気配りですが、とてもありがたいですよね。
お昼ご飯を食べる前なので、5個ぐらいにしておきましょう。上の写真の「かぼちゃ味」に比べ
「黒糖味」のあんだぎーは「黒」がつくだけあって、黒っぽいですね。
かぼちゃを原材料にもつ生地が油で揚げられると、黒糖に比べて明るい色になるというわけです。
「さぁーたーあんだぎー」の説明もしておきましょう。「さぁーたー」は「砂糖」を意味し、「あんだぎー」は「油で揚げたもの」を意味する沖縄の言葉です。「さぁーたーあんだぎー」は昔から沖縄にあるポピュラーなお菓子で、現代では「黒糖味」「紅芋味」など色々な味があります。
マルキヨ製菓は「黒糖味」と「かぼちゃ味」、2つの「さぁーたーあんだぎー」を平常から販売中。ハロウィンが近い時は特に「かぼちゃ味」の方を売り出していますよ。
食べる時はもちろん1個ずつ。その1個をお皿にのせました。丸くした生地を油で揚げた際、写真のように生地が割れます。その割れた形が花が開くように見えたり、あるいは笑った人の顔にも見えるという事で、縁起の良いお菓子とも言われています。
中国には「開口笑」と呼ばれるお菓子があり、まさに揚げた時に生地が割れる様が、口を開けて笑う顔に似ている事から名づけられています。このお菓子が中国(当時は清)から琉球に伝わったと言われています。
色々語ったところで
半分こしてみましょう。外はこんがり、中は鮮やかな黄色あるいは黄金色といった感じです。
ちなみに「黒糖味」(右下)と比べるとこんな感じ。「かぼちゃ味」とは全然違う色味ですね。中のチェックも終わったので、いただきます。
しっとり感強めの食感で、やや歯ごたえありの生地。その生地には、しっかりとかぼちゃの甘い味わいが染みこんでおり、噛めば噛むほどその味わいが口の中に広がり、食べる者を幸福感で包むでしょう。
沖縄の人が長年慣れ親しんできたお菓子ですから、安定の美味しさと言える味。あっという間に3個が胃袋に消えてしまいました。唯一の難点はチーチーカーカーする(口の中の水分が持って行かれる)こと。
お好みの飲み物と一緒にお召し上がりください。また、慌てて食べて、ノドに詰まらせないよう、ゆっくりと食べましょう。
アチコーコーにしても美味しい
このお菓子は温めても美味しいので、それを試してみましょう。
レンジで15秒チンしたものがこちらです。温めると、表面に少し油がにじみ出てきますので、気になる方はキッチンペーパーなどで拭き取るといいでしょう。
中はこんな感じですね。それでは、いただきます。
温めると、明らかに生地が柔らかくなります。アチコーコーでホクホクした感じになり、常温の時とはまた違った美味しさがありますよ。
個人的にはアチコーコーで食べるのが好きなので、毎回このお菓子を食べる時は常温とアチコーコーで味比べしながら食べています。
レンジで15秒チンするだけの簡単ひと手間なので、皆さんも是非、アチコーコーで食べてみてください。
1番美味しいのは
常温とアチコーコーで食べ比べをしてきましたが、1番美味しいのは揚げたてである事は間違いありません。工場で製造し、形が崩れたお菓子は販売できないという事で、そういうお菓子をスタッフは食べる事が出来ます。
「さぁーたーあんだぎー」も形が悪すぎるとお店に出せません。それらはスタッフが美味しくいただいています。いつか、この美味しい揚げたてを食べられるようお店を出せたらいいですね。
さて、来週やってくるハロウィンに向け、マルキヨ製菓はハロウィン用お菓子を全力で製造中です。先週紹介した「パンプキンマフィン」、今回紹介した「さぁーたーあんだぎー(かぼちゃ)」、来週紹介する「パンプキンパイ」はすでに沖縄県内各スーパーで販売中です。
「パンプキンマフィン」と「パンプキンパイ」はハロウィン期間限定商品となっていますので、見かけたら迷わず手に取っていただけたらと思います。
沖縄の行事を支えるマルキヨ製菓。そのお菓子たちをよろしくお願いします。
今回はこの辺で。
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