三月菓子とよもぎもち｜マルキヨ製菓

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日から４月、そして新年度の始まりですね。気持ち新たに、今年度も頑張って行きたいと思います！

 

４月、最初にやってくる行事が【浜下り】。旧暦３月３日に行われるこの行事ですが、今回はその【浜下り】で食べられるお菓子を紹介します。

 

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１５際の美しい娘の前に、突如現れた男。名前も明かさず、出身も明かさず、男は女を妊娠させてしまいます。男の正体は蛇のアカマタ。蛇の子供を身ごもってしまった娘は、ユタに相談。

 

「旧暦３月３日に浜へ下りて、みそぎを行いなさい」とアドバイスされた娘。言われた通りにすると、ヘビの子供が体から出て行きました。

⇒【アカマタ伝説】

 

アカマタ伝説を元に、旧暦３月３日になると海へ足を運んで砂を踏み、海水を浴びる「みそぎ」が行われるようになりました。それが「浜下り」という行事になります。沖縄の各地では、今も残る浜下りの儀式があります。

⇒【旧暦３月３日は浜下り】

 

三月菓子

浜下り用のお菓子は

２種類有ります。まずはこちら

三月菓子から紹介しましょう。５個入りと１０個入りがありますが、今回は１０個入りの方を紹介。ちなみに、お得なのは１０個入りですよ。

というわけで、さっそく開封。開封直後のアンダギー（油で揚げたもの）の香りが食欲をそそります。実は形が違うだけで、ほぼサーダーアンダギーと同じ。サーダーアンダギーが丸っこいのに対し

三月菓子は長方形状になっているのが特徴。浜下りの際、このお菓子を海まで持ち運ぶのですが、重箱に詰めやすいようにこの形になっているのです。というわけで、さっそく食べてみましょう。

やや外側は固めですが（持ち運ぶ際に形が崩れないよう）、中は外側に比べて柔らか。口でスッと噛みきると、サーダーアンダギーの味わいが口の中に広がります。

実は原材料にごまが入っていまして、そのごまの風味が心地良い香りと味を演出しています。沖縄のソウルフードとも言えるサーダーアンダギーの味わいなので、何個でも食べられますね。

 

ただ１つ難点があるとすれば、これらのお菓子に共通する事ですが、チーチーカーカーしてしまう（口の中の水分が持っていかれる）こと。お茶や麦茶など、飲み物と一緒に食べる事をオススメします。

 

もう１つオススメがあります。それは…

 

アイスをのせて食べる

三月菓子のオススメの食べ方として

これと一緒に食べるのもオススメです。いつもはバニラアイスと一緒に食べるのですが、たまには味変という事で、今回はｃｏｏｐさんの「ダブルキャラメル」とコラボしてみます。

三月菓子のカロリーにアイスのカロリーも上乗せしようという、まさに白い悪魔ともいうべき存在ですが、そんな悪魔を恐れていてはお菓子のレポートは出来ません。

ダブルキャラメルアイスをのせて、いただきます。

 

これが、実に美味しい！　チーチーカーカーを解消するだけでなく、三月菓子のほどよい甘さとダブルキャラメルの違う次元の甘さがうまく融合して、口の中から幸せをもたらしてくれるのです。

 

サーターアンダギーと三月菓子、ほぼ同じお菓子ですが、三月菓子の方がアイスと合うような気がします。長方形方でアイスをのせやすいというのもありますが、味の面でも三月菓子とピッタリ合う気がするんですよね。

 

というわけで、カロリーを気にしないという方は是非、アイスと一緒に食べてみて下さい。美味しさのあまり食べ過ぎてお腹を壊さないよう、注意して下さいね。

 

よもぎもち

浜下りでもう１つ食べられるのが、よもぎ系のお菓子。というわけで、

こちら「よもぎもち」も、行事用お菓子となります。いつもは単品を紹介していますが、今回は５個入りでいきましょう！

よもぎは魔除けの力があると言われており、厄払いの行事でもよく使われるアイテムです。香りが強くて邪気を払うとも言われていますし、漢方薬としても使われるなど、体にいい成分があります。

 

よもぎを体内に入れる事は体を浄化する、すなわち「みそぎ」につながるというわけです。浜下りの儀式の中でも、よもぎは登場したりしますよ。

そんなよもぎは沖縄で「フーチバー」と呼ばれ、ジューシーにしたり、沖縄そばのトッピングだったり、テンプラにしたり、広く食べられている食材ですよ。そんなよもぎの練り込まれた生地の中には

たっぷりのあんこも入っています。あんこ大好き人間としては、あんこは正義。アイスが白い悪魔なら、あんこは黒い天使といったところでしょうか。というわけで、いただきます。

生地のよもぎは臭みもなく、その味をしっかり感じられ、そこからガツンとやってくるあんこの美味しい破壊力。そばのトッピングでは「よもぎの苦さが苦手」という方も、全体的に甘いこの「よもぎもち」なら、満足して召し上がれることでしょう。

 

お値段と賞味期限

今回紹介した

「三月菓子」の１０個入りは税込４３２円となります。５個入りもありまして、そちらはは税込２９２円となっています。賞味期限は製造から３０日と長いので、買いだめしておくのもアリですね。

「よもぎもち」、今回紹介した５個入は税込４６４円。単品も販売していて、そちらは１個税込１０８円となっています。賞味期限は製造から８日となっています。

賞味期限については、ラベルに印字されている日付けをご確認下さい。開封後は賞味期限によらず、お早めにお召し上がり下さい。保存の際は高温多湿の場所や直射日光の当たる場所は避けて下さい。

お餅はノドに詰まらせないよう、ゆっくりと食べましょう。

浜下りは４月３日、日曜日となっています。家族で潮干狩りなどするもよし、家の中で行事用お菓子を堪能するもよしです。

 

今年度も美味しいお菓子を皆様に届け、沖縄の行事を支えるため頑張って行きますので、マルキヨ製菓をよろしくお願いします。

 

今回はこの辺で。

 

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