西郷せんべい【ＩＯＣ鹿児島編⑩】｜マルキヨ製菓スタッフブログ

西郷せんべい【ＩＯＣ鹿児島編⑩】

2019年03月25日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。先週、ようやくお彼岸が終わり、ホッと一息。しかし来週はまた、シーミーと浜下りの２つの行事がやってきますので、またまた忙しくなります。

シーミーが終われば行事も一段落つくので、もう一踏ん張りといったところでしょう。そのシーミーが終わるのが、ゴールデンウィーク明けなので、新元号になる頃、マルキヨ製菓も落ち着く予定です。

さて、今回は久しぶりに【色々なお菓子調査し隊】の企画を進めようと思います。私が直接県外でゲットしたお土産お菓子をレポートし、マルキヨ製菓の新商品に対して何かしらのインスピレーションを得られないかという企画です。

実はこれまで、福岡編・大阪編・鹿児島編と、現地に赴いて大量のお土産お菓子を実際に購入し、ブログでしっかりとレポートしてきました。

鹿児島編のレポートがまだまだありますので、今回は鹿児島のお土産お菓子である、こちらを紹介したいと思います。

本家文旦堂さんの「西郷せんべい」です。文旦堂と聞くと、長崎カステラを思い浮かべる人もいるでしょう。

ちょっと気になって調べてみたところ、長崎カステラを作っている文旦堂さんと今回紹介している「本家文旦堂」は違う会社のようです。ＨＰの品揃えが全く違っていましたので。

ちなみに本家文旦堂さんのサイトでは「鹿児島のお土産ＮＯ.１？」とも書いてありましたよ。色黒の西郷さんのイラストがまた独特で、味がありますね。

裏には上側に西郷隆盛が好んで使っていた言葉「敬天愛人」（右から読みます）。読んで字のごとく「天を敬い、人を愛すること」です。そして真ん中には

それ達人は大観す　抜山蓋世の勇あるも　栄枯は夢か幻か

大隅山の狩倉に　真如の月の影清く　無念無想を　観ずらん

無血開城の交渉で対峙した勝海舟が、西郷隆盛の死を悼んで詠んだ言葉があります。丸に十字は、西郷隆盛と関係の深い島津家の家紋です。歴史好きは、この家紋だけでご飯食べられます。笑

では、早速パッケージを開けてみましょう。

おっと！　これは意外。パッケージの西郷さんに対し、中からはそれに垂直な西郷さんが出てきました。しかもけっこう大きい。

中からは、４袋分の大きな西郷さんが出てきましたよ。

大きさを比較するのに、いつも使ってるのがTVのリモコン（たぶん、リモコンの大きさはほぼ一緒のはず？）。せんべいの西郷さんは、なかなかの大きさです。

小袋も開けてみましたら

１袋につき、西郷さんが２体いました。鼻を近づけると、いい香りがします。

パッケージの西郷さんが、せんべいに描かれているようですね。では、いただきます！

かなり固めで歯ごたえあり、それを力強くバリバリとかみ砕くと、しみてくるのがちょうどいい甘さの味わい。大きなせんべいなので、「バリバリ歯ごたえ＋甘さが口に広がる」のループが長めに続きます。

固さ、味、ちょうど宮古島で売っている「博愛せんべい」と同じ感じです。私はこのせいべいが大好きなので、もちろんこの西郷せんべいも満足しながら食べさせていただきました。

マルキヨ製菓のお菓子には「せんべい」もなければ、これだけ歯ごたえのあるお菓子も記憶にありません。かなりの「歯ごたえ」にマルキヨ製菓らしい何かをプラスして新商品……　

う～ん、まだまだ考える余地がありそうですね。

そして、ここでお菓子業界で密かに囁かれている情報があります。実は今、「せんべいが流行（はや）っている」という情報です。どうもお土産売り上げの中で、「せんべい」系お菓子は上位に位置しているようなのです。

これはマルキヨ製菓も流行に乗っからなければ・・・。と、思いつつ、今は行事でいっぱいいっぱいなので、シーミーが終わる頃にいろいろと検討してみたいと思います。

最近は県内各地で、卒業式や卒園式、修了式などが続いているようで

マルキヨ製菓の紅白かるかんが、すごくたくさん注文入っています。２０１８年度が終わり、２０１９年度が始まるこの時期、何かとお祝いごともあるかと思いますので、そんな時にマルキヨ製菓の

紅白かるかんをご一考いただければと思います。電話注文はもちろん、ＨＰからの注文も承っていますよ。

⇒【かるかん】