金楚糕【IOC沖縄編①】
2018年12月13日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。先週に比べれば一気に気温が落ちた沖縄。天気もどんより雲がどこまでも続いたかと思うと、急に強烈な太陽の日差しがさしこんだり。まさに「秋の空」という感じです。
今度こそ「秋」、そして「冬」の到来につながるのでしょうか? ここ最近は少し気温が落ちても、また暑くなり「夏に逆戻り」という事も多かったですからね。クリスマスも近いので、そのまま気温が落ちて欲しいです。
突然ですが、みなさんはタイトルにもある「金楚糕」という漢字を読めますか? これ、「ちんすこう」と読みます。先週の月曜日、このお菓子について紹介しました。
⇒【「ちんすこう」は丸型? 王族しか食べられなかった?】
今では「いつでも食べられる」庶民のお菓子というイメージですが、かつては王族しか食べられなかった立派な王朝菓子でした。実際に家の近くにある
新垣菓子店に足を運び、「ちんすこう」も購入してきました。
という事で今回は【色々なお菓子調査し隊】の沖縄編と題しまして、この「ちんすこう」を紹介したいと思います。いつもは県外のお菓子を紹介しているこの企画ですが、マルキヨ製菓以外のお菓子という事で、沖縄のお菓子も紹介します!
新垣菓子店さんで「ちんすこう」を購入すると、立派な爬竜船(はりゅうせん:琉球の船)の描かれた袋に入れてくれました。
パッケージもシンプルでした。お菓子に携わる者としては
つい、ここら辺もチェックしちゃいます。外装を取ると
この色のパッケージ。この明るい黄色は「黄金色」をイメージしていて、実は意味があります。それは
このパッケージの裏に書かれている内容を読めばわかります。ちんすこうを「金楚糕」と表記する理由もここにありますので、チェックしましょう。
今回、購入したのは12個入り。2個ずつ小袋に入っています。
沖縄の人にとっては、あまりにも馴染みがありすぎるこのお菓子。オバーの家に行くと、お菓子箱の中に高確率で入っていますよね。
このギザギザの理由も、【「ちんすこう」は丸型? 王族しか食べられなかった?】で紹介しましたね。いたってシンプルなデザインで、味もシンプルですが、これが実に美味しい。
サクッとザラザラ食感とでもいいましょうか。噛めば噛むほど、甘い味わいが口の中に広がっていきます。沖縄のソウルフードと言っても過言ではない、沖縄の人にとっては非常に馴染みのある懐かしい味わいです。
2個なんて、あっという間にペロリ。気がつけば2袋目、さらには3袋目まで手を出していました。12個程度なら一気にいけますが、お昼ご飯の事を考えて抑えておきます。笑
沖縄お土産お菓子では、必ずランキングベスト3には入る「ちんすこう」。美味しさの秘訣は、やはり「シンプルな味わい」でしょう。素朴ではありますが「シンプルイズベスト」の言葉が当てはまる、素晴らしいお菓子だと思います。
かつての王族や、中国から訪れた冊封使達も、この味わいに舌鼓を打ち「やめられない、とまらない」状態になった人もいたんじゃないかなぁと想像します。
沖縄県内の人はほぼ100%食べた事があると思います。県外の人で食べた事のない方は、沖縄にお越しの際は是非、1度は食べてみて下さい。1個・2個ではとまらないお菓子だと思いますよ。
さて、現在のマルキヨ製菓は年末・年始のお菓子作りや雑務で大変忙しくしております。
私も年内までにやらなければいけない案件をいくつか抱えているので、計画的にとは思っているのですが、イレギュラーな仕事が入ったりで、なかなか計画通りにいかないのが現状です。
気温も落ちてきて周りは風邪をひく人もいますが、今は風邪を引かないよう気を遣いながら仕事を頑張っています。
今年も残りわずか。今年までにやるべき事・やりたい事をやりきるためにも、体調管理をしっかりしながら頑張りましょう!
今回はこの辺で。
Dee沖縄さんによる「マルキヨ製菓工場見学」の記事はこちらです。
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