博多の女 【IOC:福岡編⑭】
2017年11月13日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。最近、道を歩いていると「クリスマスケーキの予約」を目にするようになり、年末感にあせりを感じております。
さて、先週に引き続き今回のブログでも他府県のお土産お菓子を紹介する企画「色々なお菓子調査し隊」、通称「IOC企画」を進めていきます。
実は、紹介していないお土産お菓子が、まだまだたくさんあるのです。先週は大阪編でしたが、今回は福岡編です。
というわけで、今回はこちらを紹介します。
「博多の女」です。このお菓子は、知らない人がいないぐらいメジャーではないでしょうか? ちなみに「はかたのひと」と読みます。
包装を取ると、ピンク色の箱。博多の女をイメージした可憐な色といったところでしょうか?
箱を開けると、見慣れたお菓子。私は福岡に行くと、100%の確率でこのお菓子を買います。写真の通り、一口サイズの小袋がたくさんあるので、特に職場で多くの人へ配るお菓子としては最適なのです。
小袋のデザインも古風な博多美人という感じです。「女」という漢字のところに、ちゃんと送り仮名「ひと」と書いてあるんですが、知ってました?
では、一気に3つ開封してみましょう!
ほんのり甘い香りが心地よく、すでに何度も食べた事もあり、美味しい味だと理解しているので、早く食べたいという衝動を非常に強く感じます。
中心にはあんこが、あわい感じで詰まっています。
水平にカットするとこんな感じで、しっかりあんこが中まで詰まっているのがわかりますね。では、実食!
しっとりとした生地の中にしみこむように詰まっている小豆あん。ひとくちでパクリと食べれば、生地とあんこが絶妙にマッチして美味しい味わいを展開してくれます。
「小豆あんだな」と思い、念のため原材料を調べたら「小豆生餡」(あずきなまあん)と書かれていました。
小豆を煮てやわらかくした後につぶし、それをこして水気を切る。普通はそこに砂糖を加えて「小豆あん」となるのですが、砂糖を加える前の状態を「小豆生餡」と言います。
「博多の女」さんのHPを見たら、中に入っているのは「小豆ようかん」とありましたので、「小豆生餡」を加工して羊羹(ようかん)に仕上げたんだなと理解しました。
そして、小さいので気づかなかったのですが、外側の生地、これはバームクーヘンなんですね。生地のしっとり感に上品な甘い味わいのある「洋」のバームクーヘン。
この写真を見ると,バームクーヘンらしさが少しわかりますね。これに「小豆ようかん」という「和」の甘さが加わる事で、あの絶妙な味わいが生まれているのです。
5~6個は軽く一気に食べられる程、ハマりそうな味です。ちなみにこのお菓子が出来たのは昭和47年だそうで、今年でちょうど45年目になります。
もっと昔からありそうな伝統的なイメージのあるお菓子でしたが、46歳以上の人からすると、「博多の女」は年下のお菓子… というわけですね。
このお菓子、味は抜群で何よりも一口サイズで食べやすい。一口サイズを素手で、ひょいパクひょいパクと食べられるお菓子… そんなお菓子をマルキヨ製菓も作ってみたいですね。
今月はいくつか試作品を作っているマルキヨ製菓。近いうち、その試作品もブログで紹介する予定ですので。
さぁ、今日は月曜日の週始め。午前中は気温がいつもより低めで、肌寒さを感じました。ちょっと鼻水と咳が出てるので、風邪薬を飲んで頑張りたいと思います!
気がつけば今年も残り50日をきっていますからね。寒くても暑くても、仕事はきっちりこなしていけるよう、体調管理もしながら頑張ります。
皆さんも自身の体をご自愛しながら、年末まで頑張って下さい。
今回はこの辺で。
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