鶏卵素麺:たばね 【IOC:福岡編⑩】
2017年07月27日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。昨日もありました。家を出た直後、急に雨が降り出して、目的についた直後にはカラッと晴れる。
しかも、雨がザーっと降り出してしばらく、横を通ったタクシーが水たまりの上を通り、その水しぶきを思いっきりかぶってしまい、これから仕事だったのに非常にテンション下がりました。
まぁ、どんな状況でも仕事はきっちりやりますが。沖縄ではよくある「カタブイ」(局所的に降る急な雨)は、あたるとツラいですね。
さ、気を取りなおして、今回も「色々なお菓子調査し隊」の記事を書いていこうと思います。
前回のブログでは
【鶏卵もち】を紹介しました。非常に上品な味わいでしたが、このお菓子を買った時、一緒に
「元祖鶏卵素麺 たばね」というお菓子も買いました。何気に「美味しそう」と思って買ったのですが、後で調べたらこのお菓子、日本三大銘菓の1つでした(ただし、諸説あり)。
【鶏卵もち】を紹介しました。非常に上品な味わいでしたが、このお菓子を買った時、一緒に
「元祖鶏卵素麺 たばね」というお菓子も買いました。何気に「美味しそう」と思って買ったのですが、後で調べたらこのお菓子、日本三大銘菓の1つでした(ただし、諸説あり)。
非常に伝統のあるお菓子という事で、今回はこのお菓子をレポートしたいと思います。
【マルキヨ製菓 CM①】
「鶏卵素麺」の起源は、時をさかのぼることなんと安土桃山時代… 長崎の平戸に、ポルトガルから伝わった南蛮菓子
fios de ovos(卵の糸)
がその起源と言われます。
江戸時代に入り、これを日本のお菓子として製造したのが松屋利右衛門(まつやりえもん)。1673年に、販売がスタートしました。
彼がいわゆる「初代・松屋利右衛門」でして、彼の創業した「松屋」は現在13代目、実に340年以上も続いています。
初代から現在まで、脈々と子孫にその味を受け継いでおり、さらにはその名も代々襲名され、現在は「13代目・松屋利右衛門」。まさに一子相伝、非常に伝統あるお菓子なのです。
今回紹介する
機械を使わず、職人の手によって作り続けているため、市場に出回るのは限られた数だそうで、偶然これを見かけて買った私はラッキーだったかもしれません。
とまぁ、ネットで調べた「鶏卵素麺」情報はこのあたりで止め、その味をレポートしたいと思います。
開封すると… 特に香りは感じませんでした。しかし、鼻を近づけてクンクンと猫のようにかいでみると、卵の香りを感じます。それと、少しばかり昆布の香りもします。この中で結ばれている帯は、昆布ですからね。
小さいお菓子なので、ひとくちでパクリいけますが、まずはちょっとだけかじってみました。
むむ!? 意外な食感! 見た目からすると「しっとり系」だと思っていましたが、ザラザラ系食感でちょっとびっくり。沖縄のお菓子で例えると、黒砂糖をとても柔らかくした感じでしょうか。
開封すると… 特に香りは感じませんでした。しかし、鼻を近づけてクンクンと猫のようにかいでみると、卵の香りを感じます。それと、少しばかり昆布の香りもします。この中で結ばれている帯は、昆布ですからね。
小さいお菓子なので、ひとくちでパクリいけますが、まずはちょっとだけかじってみました。
むむ!? 意外な食感! 見た目からすると「しっとり系」だと思っていましたが、ザラザラ系食感でちょっとびっくり。沖縄のお菓子で例えると、黒砂糖をとても柔らかくした感じでしょうか。
口の中に入れると、ザラっとした感触ですが、すぐに崩れて口の中に広がります。そして何よりもこの味。あまーーい! 卵のお菓子なので、落ち着いた味を想像していたのですが、想像よりはるかに甘い!
とある芸人なら、これを食べた瞬間「あまーーーい!」と叫ぶ事間違いなし。残りを一口で食べてみました。
直感的にサクリザクリという表現になってしまいますが、サクリザクリと噛めば噛むほど甘さが口中に広がります。帯の昆布が、甘さを抑えるアクセントになるかと思いきや…
いやいや、昆布を感じさせないほどの甘さが広がるだけです。まるで、中に甘い液状のものがつまっているかのように、甘さの広がりが半端ないです。そして柔らかいお菓子本体は、溶けるように口の中で消えていきます。
【マルキヨ製菓 CM②】
昆布は最後まで残り、甘くなった後味を中和させてくれました。食べた時には感じない昆布は、最後に活躍するというわけです。
あまりこういう系のお菓子は食べた事がなかったので、非常に新鮮でした。1個しか買わなかったのですが… これは期間をおくと、また食べたくなるお菓子だなと思います。
妙に印象に残るし、のちのち「あれ? どんな味だったっけ?」と思い、また食べたくなるんですよ。みなさんも、そういうお菓子ってありませんか?
上品でいて、見た目とのギャップが食感にも味にもある美味しいお菓子でした。また福岡へ行ったら、絶対に買いたいと思います!
このお菓子のインスピレーションを、新商品に何らかの形で… う~む… かなり難しいイメージですね。さすが300年以上もの伝統を誇るお菓子だなと思います。
このお菓子、次回福岡に行った時も必ず買うお菓子リストに入りました。少数販売なので福岡以外では手に入らないお菓子だと思いますので、皆様も是非福岡を訪れた際は購入して食べてみてください。
今日も1日晴れの天気予報の沖縄ですが… 今月だけで何度もカタブイの餌食になっているので油断はできません。外に出る時は、どんなに晴れていても傘を持って、今日も1日頑張ります!
今回はこの辺で。
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