スタッフブログ

柴舟【IOC石川編⑳】

2025年01月24日

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こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。気がつけば1月も下旬、その1月もあと1週間で終わりを告げようとしています。2025年になって、よりいっそう時の流れの速さを実感しています。

 

2024月11月、石川県に行ってきた私ですが、金沢で和菓子作り体験をしたり、世界遺産の白川郷まで出向いたりと、充実した時間を過ごしました。

 

和菓子作り体験をしたのは「石川県観光物産館」という建物の3階。その1階には老舗和菓子店のお菓子がズラリと並んでいて、そこでたくさんのお土産お菓子を購入してきました。

 

今回はそのお土産お菓子の1つを紹介したいと思います。このブログ恒例【色々なお菓子調査し隊】の企画です。

 

色々なお菓子調査し隊とは

私が旅行した際、現地で直接購入したお土産お菓子を紹介する企画です。取り上げたお菓子についてレポートしつつ、マルキヨ製菓の新商品に取り入れたいアイディアも考察します。

 

「I=色々な・O=お菓子・C=調査し隊」という事で、略称を「IOC」としています。オリンピックとは何の関係もありません。

 

過去には福岡編・大阪編・鹿児島編・長崎+佐賀編・石垣編・宮古島編で、色々なお菓子を調査してきました。今回は2024年11月に訪れた石川県で購入したお土産お菓子を紹介します。

 

柴舟

今回紹介するお菓子は金沢市にある和菓子店「柴舟小出(しばふねこいで)」さんの

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「柴舟」というお菓子です。

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「柴舟小出」は大正16年(1917年)に金沢市にて創業。ですから、創業は100年を超えるすごい老舗なのです。今回紹介する「柴舟」は社名を背負っているだけでなく、100年以上前の菓子品評会で入賞しているという伝統あるお菓子。

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原材料に「生姜」とありますよね。実はお菓子売り場にて、このお菓子の試食がありました。すごく生姜の香りが心地よく、その香りだけで購入を決定しました。外の包みをとると

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綺麗なパッケージが現れます。

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「柴舟小出」のあるのは金沢市の横川というところです。では、箱を開けてみましょう。

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個包装が美しい。そして、リーフレットが1枚入っています。「石川県観光物産館」1階には金沢の老舗店のお菓子が並んでいますが、ここで買ったお菓子にはだいたいリーフレットが入っています。

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「加賀百万石金沢絵図」が出てきました。金沢は加賀百万石の城下町。たくさんの名所があり、よく見ると前田家墓所や武家屋敷などがあります。ちなみに武家屋敷は5年前に行った事ありますよ。

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その裏には銘菓「柴舟」の解説が書かれています。左側に「口にふくむと強い生姜の味が花のようにひろがって砂糖と溶け合いそして霧散する。」とあります。とても素敵な表現ですね。

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では、個包装された「柴舟」を取り出しましょう。

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「柴舟の 立枝も春や 朝かすみ」と書かれています。この歌は俳諧百一集という江戸中期に編纂されたものに記載されているものです。作者は1700年代に金沢で生まれた希因(きいん)という俳人です。

 

この俳句で詠まれている「柴舟」は文字通り「柴を積んだ舟」のこと。この柴の枝に朝の霞がかって春のような生き生きとした様子が感じられるといったところでしょうか。

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1枚あたり47kcalである事を確認し(10枚は一気に食べられる事を確認し)、開封します。

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この1袋の中に4枚入っていました。てっきり1枚かと思っていたので、得した気分です。4枚のうち

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2枚を開封し、お皿にのせました。けっこう、生姜の香りが漂ってきます。私は生姜が大好き。すりおろしたものを色々な料理にかけるのも好きですし、アルコールを飲まない私は、居酒屋でジンジャーエールを頼むのが定番です。

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そんな、心地よい生姜の香りを堪能しながらいただきます。なかなか歯ごたえのある食感。最初は砂糖の甘さが口の中に広がりますが、噛みしめているうちに生姜の味が一気に口の中に広がっていきます。

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歯ごたえがある分、何度も噛むのですが、噛めば噛むほど生姜の味わいが口の中を「これでもか!」というほど満たしてきます。

 

先ほどの説明にあった「口にふくむと強い生姜の味が花のようにひろがって砂糖と溶け合いそして霧散する。」が、非常に的確な表現です。

 

お子さんにはちょっと刺激が強い味かもしれません。ですが、私のような生姜好きにとっては、とてもクセになる味。これは10枚ぐらい一気に食べられる美味しさ・・・と、いきたいところですが・・・

 

おそらく一気に食べ過ぎると、口の中が少々麻痺するかもしれないなと思いました。子供の頃、パイナップルが美味しくて美味しくて食べまくっていたら、後半味の感覚が麻痺した経験があります。

 

ちなみに私は明太子も食べ過ぎて口の中が麻痺した事があります。何事も食べ過ぎはいけないので

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3枚で止めておきましょう。でも、クセになる味なので「もう1枚」「さらにもう1枚」と食べたくなる、中毒性のあるお菓子です。

 

マルキヨ製菓には口の中が麻痺するほど、パンチの効いたお菓子はありません。私はパイナップルが好きなので、食べ過ぎると口の中が麻痺するパイナップル味のお菓子を作ってみたいと思いましたね。

 

私好みの味だったので、次回金沢に訪れた時も「柴舟」は購入しようと思います。1度、口の中がおかしくなるほど食べてみたいですね。

 

旧暦の世界では年末

今日は新暦で1月24日ですが、旧暦の世界では12月25日。4日後の12月29日が大晦日、5日後が旧正月となっています。

 

昨日、「ウガンブトゥチ」という行事が終わり、たくさんの「ウチャヌク」を製造したマルキヨ製菓。今は旧正月に向け、正月用のお餅をたくさん作っているところです。

 

旧正月が終わると、「ヒヌカンウンケー」や「ジュウルクニチー」といった行事も待ち構えています。年末年始は旧暦の世界でも忙しいのです。

 

沖縄では旧正月をお祝いする家庭も多いですからね。今日も沖縄の行事を支えるため、スタッフ一同頑張りたいと思います。

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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