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生らくがん【IOC石川編⑱】

2024年11月29日

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こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。11月最後のブログ更新となります。今年(2024年)も残り約1ヶ月ということで、年末年始の忙しい時期に向け、準備を頑張っているところです。

 

さて、今月(11月)石川県へ行ってきた私ですが、その時にたくさんのお土産お菓子を購入してきました。今回もそれらお菓子の中から1つを紹介する【色々なお菓子調査し隊】の企画となります。

 

色々なお菓子調査し隊とは

私が旅行した際、現地で直接購入したお土産お菓子を紹介する企画です。取り上げたお菓子についてレポートしつつ、マルキヨ製菓の新商品に取り入れたいアイディアも考察します。

 

「I=色々な・O=お菓子・C=調査し隊」という事で、略称を「IOC」としています。オリンピックとは何の関係もありません。

 

過去には福岡編・大阪編・鹿児島編・長崎+佐賀編・石垣編・宮古島編で、色々なお菓子を調査してきました。今回は2024年11月に訪れた石川県で購入したお土産お菓子を紹介します。

 

生らくがん

今回紹介するお菓子はこちら

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袋に書いてある「生らくがん」です。「らくがん」というお菓子は、漢字で「落雁」と書き、米や豆などで作られたでんぷんを含む粉に、砂糖などを混ぜて着色したお菓子です。沖縄だと「コーグヮーシ」がそれにあたります。

 

今回紹介する「生らくがん」は、通常の落雁と比べてきめが粗く、やわらかい食感が特徴とのこと。「コーグヮーシ」は食感固めのイメージありますが、今から食べる「生らくがん」はどうでしょうか。

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袋を取ると出てきたのがこちら。3種類の「生らくがん」が2個ずつ、合計6個入っていました。

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裏面チェック。原材料に伝統的な砂糖である「和三盆糖」が使われていますね。では、開封してみましょう。

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この3種類の「生らくがん」、これから美味しく食べさせていただきます。

 

万葉の花

1つ目はこちら

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「万葉の花」となります。

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裏面にはこのお菓子を製造している「諸江屋(もろえや)」さんの情報が記載されていました。「諸江屋」さんは金沢にある和菓子店で、1849年創業というからすごく歴史のあるお店です。

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開封すると、真っ先に菊の文様が目に入ってきました。由緒正しい雰囲気が漏れていますね。

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ちなみにこちらは「粒あん入り和三盆製生らくがん」だそうで、上下にサンドされて中に入っているのは

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粒あんというわけです。では、さっそくいただきます。沖縄の「コーグヮーシ」に比べると、だいぶ生地にしっとり感があり「これが、生らくがんか」と実感します。しっとり柔らかめの生地の中から

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「あんこ」が強く主張してきて、これがとっても美味しい。和三盆の上品な砂糖の甘さと粒あんの甘さが絶妙にマッチして、和菓子の中でも高級感あふれる味わいが口の中に広がります。

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これはもう、1つの完成形だなと感じるほど、食感も味も抜群でした。1つ目でこの美味しさ。期待しつつ2つ目に手を伸ばしましょう。

 

濃茶楽雁

2つ目に紹介する「生らくがん」は

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「濃茶楽雁」です。

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裏面はこのようになっています。開封してみましょう。

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こちらは「粒あん入り抹茶の生らくがん」という事で、抹茶の緑色が鮮やかな「生らくがん」です。鼻を近づけると、濃い抹茶の香り。だから「濃茶」という名前なんですね。「落雁」ではなく「楽雁」としているのも、ネーミングのセンスを感じます。

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この中に見えるのも粒あんですね。

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あんこジョーグーの私としては、こんなにあんこたっぷりのビジュアルを見せられると幸せな気分になれます。では、食べてみましょう。

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しっとり食感の生地は、その名の通りすごく濃い抹茶味。抹茶の上品な苦みの次にやってくるのが、粒あんの甘さ。

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濃い抹茶のほどよい苦みと粒あんの甘さが、これまた上品に融合して新たな美味しさを作り出しています。これが、けっこうクセになる味なんですよね。

 

1つ目の落雁も2つ目の楽雁も非常に美味しかったので、期待をこめて3つ目の落雁に手を伸ばします。

 

加賀宝生

3つ目に紹介する「生らくがん」は

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「加賀宝生」です。この名称は

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側面に書かれていました。

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裏面はこんな感じ。銀色パッケージを見て、つい「レモンケーキ」を思い出してしまいました。

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先の2つとは違い、円形ではなく正方形のお菓子。こちらは

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「羊羹を挟んだ淡い塩味の生らくがん」という事で、中に見えるのは「羊羹」というわけです。

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中にあるたっぷりの羊羹を確認しつつ、いただきます。外側の生地はやさしい塩味ですが、すぐに中の羊羹の甘さが口の中に広がります。

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先ほどの「濃茶楽雁」は抹茶の苦みとあんこの甘さが融合・調和していましたが、こちらは塩味と羊羹の甘さの融合・調和。それがまた、これまでに味わったことのない美味しい味わいを演出しているのです。

 

なんとも不思議な味で、これは実際に食べてみないとなかなかその味・その美味しさは伝わらないかもしれませんね。

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3つの「生らくがん」、美味しくいただきました。マルキヨ製菓には、「苦みと甘み」や「塩味と甘み」のように味がいっけんすると相反するようなお菓子はありませんので、そういうお菓子を開発してみたいなと思いました。

 

昨日今日と最高気温20度の沖縄。沖縄で最高が20度となると「冬」レベルです。来週はまた25~26度となる予報が出ているので、過ごしやすいでしょう。少しずつ寒くなる沖縄ですので、体調管理をしっかりして年末年始を迎える準備しましょう。

 

年末年始は是非、マルキヨ製菓のお菓子もお召し上がりください。

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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