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泡盛 ~後編~

2019年12月16日


こんにちは。マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。12月もど真ん中、2019年も残り半月となりました。今日は最高気温24度、明日は25度で夏日の予定です。
 
というわけで、日中はなかなか暖かいです。お昼に弁当を求めて外に出歩く私は、けっこう汗をかいたりしますよ。来週のクリスマスぐらいは、寒くあって欲しいなと思いながら、今日もお仕事頑張っています。
 
さて、今回は泡盛の話の後編となります。前編では、「泡盛」のルーツはタイにあることや、戦前には100年もの200年ものの泡盛があるという話をしました。
 
今回は、その泡盛と関連して、将軍徳川家も出てきますよ。すでに14世紀頃には飲まれていたという泡盛。700年の歴史の一部をのぞいてみましょう。
 

泡盛は神に捧げる酒

 
南城市の玉城には沖縄を創ったとされる神・アマミキヨが上陸して、稲作を始めたと言われる場所があります。沖縄における稲作発祥の地であり、「受水走水」と書いて「うきんじゅはいんじゅ」と呼ばれる場所です。
 
旧暦の1月、最初の午の日。受水走水では、「親田御願(ウェーダウガン)」という儀式が行われます。
 
この地がアマミツ(アマミキヨ)が始めた稲作発祥の地であり、その収穫に感謝し、大家子(うふやこ)と呼ばれる指導者にお酒を捧げる内容が歌詞に盛り込まれた「天親田(あまうぇーだ)クェーナ」という歌を、地域の人たちが歌います。
 
神に献上する供物を「神饌(しんせん)」といい、「泡盛」は神饌に欠かせないお酒でした。
 
また、琉球王国時代、那覇港にある出島に海外の品々を保管していた「御物(おもの)グスク」と呼ばれる保管庫がありました。その中には酒蔵もあり、1年もの・2年もの・3年ものの泡盛が、たくさん貯蔵されていました。
 
前回、冊封使やペリー一行をおもてなす時に泡盛を出したと記しましたが、「御物(おもの)グスク」にあった泡盛は、おもてなし用だったというわけです。
 
神に捧げたり、冊封使など外から来た人をもてなすために出されていた泡盛は、なんと江戸にまで上っていくことになります。
 

「泡盛」は薩摩の蒸留酒と区別するために名付けられた

 
1609年、琉球は島津軍による薩摩侵攻を受け、琉球王朝は島津家の管理下に置かれることになります。以降、徳川将軍や琉球国王の代替わりの際は、琉球から使節団(約80人,最大170人)が江戸を訪れ、将軍に謁見する「江戸上り」が行われます。
 
この「江戸上り」の際、使節団が必ず江戸に持っていたものの1つが「泡盛」でした。ただ、泡盛を持参した当初は「泡盛」の呼び名ではなく「焼酒(やきざけ)」や「焼酎(しょうちゅう)」と呼ばれていました。
 
「泡盛」という名前が登場するのは、1671年、琉球から江戸へ5回目の派遣の時でした。当時の記録に「泡盛」という記述が見られます。では、なぜ「泡盛」という言葉が使われたのでしょうか?
 
琉球における泡盛の蒸留技術は薩摩にも伝わり、かの有名な薩摩の焼酎が作られたといわれています。特に芋焼酎は有名で、沖縄の人でも好きな人が多いのではないでしょうか。
 
そこで、薩摩の蒸留酒を「焼酎」、琉球の蒸留酒を「泡盛」として、区別したのです。
 
また、徳川家第6代将軍・徳川家宣(いえのぶ)に仕えた政治家であり、朱子学者である新井白石は、1710年と1714年に琉球使節団が江戸に訪れた時の内容を記録した「南島志」という書を、1719年に著しています。
 
その書の中には「泡盛を7年密封してから飲む」という製法に関する記述があることから、泡盛は江戸でも関心を持たれていたことがわかります。
 
徳川将軍家へ贈答したことから、泡盛は広く全国に知られるようになりました。しかし、蒸留技術が琉球から薩摩へ伝わったというのは驚きですね。
 

月が綺麗

 
最近、朝6時ぐらいに目覚めることが続いて、ふと外を見ると

9121401月が綺麗なんですよね。芋名月(旧暦8月15日)とは時期がズレていますが、この月を見ながら芋焼酎・・・なんてのも、いいかもしれませんね。
9121411b
2回にわたって「泡盛」について語ってきた私ですが、実は一滴もお酒を飲めません。笑
 
泡盛、好きな人は好きなんだろうなと思いながら、そういう席ではハンドルキーパーです。忘年会ラッシュという方も多いこの時期、飲み過ぎには気をつけてくださいね。
 
それでは残り15日。2019年の大晦日まで頑張りましょう!
 
今回はこの辺で。

 

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