スタッフブログ

【2月3日】 節分

2016年02月1日

こんにちは、ブログ担当の仲宗根です。今日の沖縄は朝から雨が降っており、薄暗い日中となっています。気分だけは晴れやかに、お仕事頑張っていますよ!

 

さて、明日の2月2日は旧暦の12月24日。沖縄では【ウガンブトゥチ(御願解き)】という大事な大事な行事が行われる日。お供え用のお菓子として、マルキヨ製菓のウチャヌクや

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タンナウチャヌク】をよろしくお願いします!

 

ウガンブトゥチ(御願解き)】の翌日は2月3日で、節分ですね。みなさん「節分が年に4回ある」って、ご存じでした? 自分の周りも「節分は2月3日、年に1回だけ」と思っている人がほとんどです。

 

さらには「節分が2月2日になる時もある」という事実…。というわけで今回は、意外と知らない「節分」についてお話ししたいと思います!

 

節分は読んで字のごとく「季節の分かれ目」という意味なのです。太陽の軌道周期を二十四等分し、その各ポイントに季節に合った名称をつけたものを「二十四節気」と言います。「春分」とか「大寒」など、二十四節気の中の1つですね。ちなみに「清明(シーミー)」もまた、二十四節気の1つです。

 

その中に、新しい季節の訪れを表す「立春」「立夏」「立秋」「立冬」というのがあり、これを四立と言います。そして、その前日を「季節の分かれ目」という事で節分と呼ぶのです。

 

「立春」は2月4日、その前日である2月3日が節分というわけです。さぁ、皆さん、今すぐカレンダーをチェックしてみましょう! 2月3日の所には「節分」とあり、翌2月4日の所には「立春」とあるはずですよ。

 

「立夏」(ちなみに「立夏」は5月5日のこどもの日)「立秋」「立冬」の前日も節分と言うのですが、特に寒い冬から暖かい春に季節が変わる「立春」の前日は、節分の中でも特別なものとされ、一般に節分といえば、2月3日の事を言うようになったのです。

 

「立春」は「春の1日目」にあたります。「春夏秋冬」の言葉で「春」が最初にくるように、季節の代表格でもある「春」の訪れはめでたいものとされるんですね。また、二十四節気は太陽の軌道を元に決められているため、月の運行を基準にした旧暦と違い、節分の日は基本的に毎年2月3日になります。

 

少し正確に言いますと、「地球の公転」はジャスト365日ではなく、365.24日です。そのため太陽の軌道を24等分した時に、閏年による調整等もあり、暦との関係で節分の日がズレる時もあります。2021年からは、2月2日が節分になります。

 

さて、節分といえば「鬼は外、福は内」の「豆まき」ですよね。中国を源流とする「追儺(ついな)」と呼ばれる平安時代から行われている宮中行事の1つが、「豆まき」のルーツと言われています。

 

「追儺(ついな)」について、少しくわしく話しましょう。706年に、疫病のためたくさんの人が死んでしまいました。その時、初めて「鬼払い」の儀式が行われ、その儀式は「追儺(ついな)」と呼ばれました。

 

方相氏(ほうそうし)と呼ばれる「鬼をはらう」役割の人物がいまして、彼は金色の目を4つもった恐ろしい形相のお面をつけ、右手に矛、左手に大きな楯をもち、大内裏(だいだいり)の中を掛け声をかけながら回り、鬼をはらいました。しかし、9世紀の中ごろからは、鬼をはらう役目だった方相氏が、逆に鬼として追われるようになったそうです。

 

また、実際に豆をまくようになったのは室町時代の京都からのようで、その記録が1425年の資料に残っているそうです。そして定番の掛け声である「鬼は外、福は内」については、1447年の記録に載っているそうです。

 

やがて江戸時代に入ると、「春を迎えるための厄払い行事」として全国的に広まり、年の数だけ豆を食べる風習も江戸時代に生まれたそうですよ。

 

最近では「節分に恵方巻(えほうまき)を食べる」というのも流行っていますよね。この恵方巻、年配の方は「私が子どもの頃、恵方巻を食べる習慣なんてなかったぞ!」という方がほとんどでしょう。それもそのはず、恵方巻が全国的にその知名度を上げたのは割と最近なのです。

 

そんな恵方巻の話は、次回に持ち越したいと思います。

 

今年の2月はウガンブトゥチ、節分、旧正月、ヒヌカンウンケー、トゥシビー、バレンタインにジュウルクニチーと、旧暦・新暦を織り交ぜていろんな行事がやってきます。マルキヨ製菓は、昨日もウチャヌクの製造等で日曜出勤でした。

 

沖縄は旧暦で行う行事を大切にする県ですからね。その行事でお供えするお菓子を各家庭に届けられるよう、そしてお菓子を食べた方に「美味しい」と言ってもらえるよう、スタッフ一同、頑張っています!

 

先月提供したムーチー各種について、実に多くのお客様から「美味しかった!」という電話やメッセージを頂きました。中には「年中、販売して欲しい」という声も頂き、こちらとしても非常に嬉しい限りです。メッセージを下さった方、本当にありがとうございました。

 

お客様の「美味しい」という声が常に頂けるよう、精進の気持ちを日々忘れず、頑張っていきたいと思います。これからもマルキヨ製菓を、どうぞよろしく御願いします。

 

今回はこの辺で。

 

mozu08

 

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