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那覇大綱挽、3年ぶりに復活

2022年10月7日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。10月も約1週間になりますが、相変わらず外に出るとまだまだ暑いです。今日は最高気温30度で、太陽の光もまぶしいです。

 

ただ、どんより雲も見えますし、お昼過ぎには雨の予報も出ているので、午後に外出するときは傘を持った方がいいかもしれません。最近はよく、急に雨が降り出す事も多い沖縄。気温的には夏ですが、天気の不安定さは秋の空といった感じですね。

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写真はこれからリリース予定のハロウィン用お菓子のパンプキンパイ。これを食べるのを待ち遠しく感じながら、仕事を頑張っているところです。

 

10月10日はスポーツの日

世間では明日から3連休と喜ぶ人も多いと聞きます。明日から土日、その翌日には10月10日で「スポーツの日」という祝日です。かつては「体育の日」と呼ばれ、10月10日で固定された祝日でした。

 

1964年、東京でオリンピックが開催されました。開会式が行われたのが10月10日です。2年後の1966年(昭和41年)、その10月10日を「体育の日」として祝日に定めました。

 

1999年(平成11年)までは10月10日を「体育の日」として、固定していました。2000年(平成12年)以降はハッピーマンデーの導入により、「体育の日は10月の第2月曜日」と定められる事になります。

 

2020年のオリンピック開催地が東京に決まると(実際に開催されたのは2021年)、「国民の祝日に関する法律」が改正され、「体育の日」改め「スポーツの日」と呼称が変更になりました。

 

2020年に施行されたため、それ以降は「スポーツの日」と呼ばれます。2020年に関しては、東京オリンピック開会式が行われる予定だった7月24日を「スポーツの日」と定めるも、ご存じの通り東京オリンピックは1年延期。

 

しかし2020年はそのまま7月24日が「スポーツの日」として祝日になりました。翌2021年にスライド開催となった東京オリンピックは7月23日が開会式。それに合わせ、去年は7月23日が「スポーツの日」として祝日となりました。

 

それゆえ、2022年は「スポーツの日」が初めて10月の祝日となるのです。オリンピックをきっかけに「体育の日」や「スポーツの日」が定められた歴史を振り返ると、改めてオリンピックがすごく大きなイベントだなと実感します。

 

ちなみに、その「スポーツの日」は「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う。」という趣旨が定められていますよ。

 

スポーツで健康を意識するだけでなく、「他者を尊重」「活力ある社会の実現」といったワードも出てきますので、覚えておくといいでしょう。

 

那覇大綱挽

かつて「体育の日」と言えば、それに合わせた那覇での大イベント「那覇大綱挽」が行われていました。コロナウィルス感染拡大のため、去年・一昨年とそのイベントは中止になっていましたが、今年(2022年)は3年ぶりに開催されます。

 

正しくは「那覇大綱挽まつり」として、明日から関係各所で色々なイベントが開催されます。メインとなる「那覇大綱挽」は「スポーツの日」当日ではなく、前日の日曜日開催となっていますよ。

 

この「那覇大綱挽」は、県内外・国内外を問わず多くの人が参加するイベントです。私も何度か参加していますが、本当にたくさんの人が集まります。

 

そして、ギネスブックにも認定されるほどの大きな大きな綱を東西のチームに合わせて挽き合うのです。通常の綱挽だと両チーム合わせて20~30人とか、多くても50~60人程度でしょう。

 

しかし那覇大綱挽は文字通り桁が違います。何と東西合わせて約1万5000人もの人が力いっぱい綱を挽き合うのです。綱の挽き手は通常より3桁も人数が違うのですから、そのスケールの大きさはとんでもなく大きいのがおわかりでしょう。

 

いつもなら1万5000人が綱を挽き合いますが、今年の那覇大綱挽はコロナウィルス感染拡大防止のため、3200人に制限されています。いつもの5分の1ですが、それでも大規模な人数だと思います。

 

さらに事前登録で、今日(10月7日)までに参加希望登録をパレット久茂地前で受け付けており、定員に達し次第受け付け終了となっています。なので、現時点(10月7日12時)で、もう参加受付を終了しているかもしれませんね。

 

綱を挽く事は出来なくても、綱挽を観戦したり、綱挽の前後にもたくさんイベントがありますので、そちらに参加してたくさん楽しむことが出来ます。

 

今日10月7日(金)から関係各所でたくさんのイベント開催が予定されていますので、気になる方はネットで調べ、参加するといいでしょう。

 

「那覇ハーリー」「琉球王朝祭(首里城祭)」と並び「那覇三大祭」の1つに数えられる「那覇大綱挽」。今年は「那覇ハーリー」は中止、残り2つが規模を縮小しての開催となっています。来年には本来の規模で開催される事を願います。

 

実は由来がある

多くの人が巨大な綱を挽き合う「那覇大綱挽」。実は由来となるエピソードがあるのをご存じでしょうか? そのエピソードをお話ししましょう。

 

昔むかし、たくさんの害虫のせいでお米を収穫する事が出来ない貧しい村がありました。その村では、労働力にならない老人を山に捨てる風習がありました。

 

村の人たちは何とか害虫を駆除しようと試みますが、うまくいきません。そこで村人達は、経験豊富な老人に「よい対策はないか?」と相談する事にしました。しかし老人達は山に捨てられ、村には残っていません。

 

村人達は山へと出向き、放置した老人の中で生きている者がいないか探し始めます。すると、洞窟をねぐらにしている老人を発見。山に捨てられたにもかかわらず、一人で生き抜いているのです。そんな老人ならジンブン(知恵)があるだろうと、村人達は事情を説明。

 

するとその老人は「田んぼで、賑やかな綱挽をしなさい」とアドバイス。村人達は村に帰ると、すぐに雄綱(おづな)と雌綱(めづな)を作り、それをカヌチ棒という棒で結び、綱挽の綱を作りました。

 

そしてホラ貝を鳴らしたり、太鼓などの打楽器を派手に打ち鳴らし、「ハーイーヤ!」と大きなかけ声をかけ、田んぼで綱挽を始めました。すると虫たちはその賑やかさに驚き、水の中へ落ちて全て死んでしまいました。

 

害虫駆除に成功したその年は豊作となり、それ以降、毎年田んぼでは賑やかな綱挽が行われ、食料の不安は取り除かれました。もちろん老人を山に捨てるという風習もなくなり、村は豊かになっていきました。めでたし、めでたし。

 

害虫駆除のため、田んぼで賑やかに行われた綱挽が「沖縄における綱挽」の由来。そしてそれが、今の「那覇大綱挽」に繋がるのです。賑やかな綱挽のおかげで豊作になり、老人を捨てる風習もなくなったというのですから、これは継続しなければなりませんね。

 

1万5000人の挽き手がいた時は、直径1.58m・全長186m・総重量40tというギネス認定の大綱でした。今年は挽き手が約5分の1なので、ギネス級にはならないでしょう。

 

綱挽後には、その綱の切れ端をもらう事が出来、御利益のあるアイテムだと言われています。今年は感染拡大防止のため、持ち帰り不可となっていますので少し残念ですね。

 

とはいえ、これまで中止だったイベントが規模を縮小しながらも少しずつ復活しています。来年再来年には、コロナ前の日常が戻っていると信じ、今日も頑張りたいと思います。

 

今回はこの辺で。

 

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