もうすぐ彼岸明け
2018年03月22日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。前回ブログでは、連日の気温25度に「もう冬は終わったと思っていいのか」なんて書きましたが、今日の沖縄は最高気温17度、最低気温は14度。
沖縄としてはかなり寒い方。全国的にもまだまだ寒い地域も多く、今は「三寒四温」という言葉が適切かもしれませんね。
さて、昨日は春分の日。「お彼岸」で言うと、ちょうど中日(なかび)でした。前回ブログで紹介しましたが、春分の日である3月21日を中日(なかび)として、前後3日ずつに行うのが「春彼岸」です。
というわけで、今週の土曜日までが「お彼岸」の期間となっているのですが、何故、春分の日の前後3日ずつの期間なのでしょうか?
前回に続いて、少しお彼岸について学んでみましょう。過去ブログより加筆修正して、お送りします。
~~~~~過去ブログより~~~~~
「お彼岸の期間」の中でも「春分」「秋分」の日は、先祖に感謝する日とされています。何故、その日かと言いますと…
その日は昼と夜の長さが同じになる日で、彼岸(悟りの境地に達した世界)と此岸(しがん:煩悩や迷いの世界・我々が普段いる世界)がもっとも通じやすくなり、先祖供養をするには最適とされるからです。
そして、その前後3日ずつの計6日間は、6つの徳である「六波羅蜜(ろくはらみつ)」(「布施」「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」の6つ)を1日1つずつ修める日とされているそうです。
そして、この時期に行う仏事を特に「彼岸会(ひがんえ)」と言います。
さらに面白い事に「お彼岸は仏事である」にもかかわらず、インドを始めとする仏教国において、一般の人はこの行事を行いません。それは何故か?
「彼岸」は、その言葉と共に中国から日本へ伝わりました。日本は古来からある「神道」に加え、お釈迦様の教えを説いた仏教も受け入れてきた歴史があります。
「彼岸」は「日願」とも表し、太陽の神を信仰する「神道」と結びついて「日本におけるお彼岸」という行事が生まれた… というのが1つの説です。
さらには「春の種まき」「秋の収穫」など自然に対する感謝・祈願も、ご先祖様に感謝・祈願する事に結びつき、日本では大事な行事の1つになっていったと言われています。
仏事なのに「彼岸は、日本独特の行事」というのも不思議な話。自分なりに「彼岸」をまとめてみますと…
・春分の日、秋分の日は「ご先祖様に手を合わせ、感謝する日」
・その前後3日ずつは「彼岸」という悟りの境地へ達するため、徳を積む期間
・日本の神道や自然に対する感謝なども含めた、日本独特の行事である
といった感じでしょうか。また、沖縄の春彼岸は
・「もうすぐシーミーがやってきますよ」とご先祖様に報告する
という意味合いもあります。日本独特、さらには沖縄特有の「お彼岸」があるのです。以上、奥が深い「彼岸」についてのお話でした。
~~~~~以上、過去ブログより~~~~~
というわけで、今日・明日・明後日は徳を積む日でもあります。普段より、言動や行動はきちっとして過ごしたいなと思います。
お彼岸用のお菓子は、こちらからチェックしてみてください。
⇒【お彼岸用のお菓子】
おもちの方は軽く紹介しておきます。
マルキヨ製菓の広報担当として、新年度には新たな企画を遂行するため準備中でございます。いい形で4月をスタートできるよう、今年度ラストスパートも誠実に頑張りたいと思っております。
新年度から新しい環境に身を置くため、色々と忙しくしている人が私の周りにも多くいます。良いスタートを切るためにも「準備」はとても大事ですから、やるべき事はしっかりやっておきましょう。
平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。
ブログランキング参加中です。よかったらポチッとお願いします。
↓
商品取り扱い店舗
- ・タウンプラザかねひで
- ・イオン琉球㈱
- ・リウボウストアー
- ・㈱丸大
- ・㈱サンエー
- ・ユニオン
- ・コープおきなわ
- ・JAおきなわAコープ
- ・野原食堂(宮古島)
- (順位不同)
※工場でもご購入可能です。毎日製造する商品は異なりますので、事前にお問合わせください。