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来週は七夕

2025年07月1日

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こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日も朝から猛暑の沖縄です。ちょっとでも外に出ると汗が止まらない日々。着替えの回数が多くなり、例年より洗濯物の量も確実に増えています。

 

「毎年、こんなに暑かったかな?」と思っているのは私だけでしょうか? 明らかに例年より暑さが増している実感があります。皆さんは今年の暑さをどのように感じていますか?

 

さて、気がつけば今日から7月ですね。2025年も折り返してしまいました。マルキヨ製菓は旧盆の準備が本格化する時期なので、かなり忙しくなります。

 

7月7日には「七夕」がありますよね。マルキヨ製菓は「旧暦の七夕」に関しては対応しますが、「新暦の七夕」に関しては特にノータッチです。同じ七夕でも旧暦と新暦で、その中身はだいぶ違います。

 

今回は「新暦の七夕」について簡単にお話ししておきましょう。

 

夏の大三角形

7月7日といえば、織姫と彦星が1年を通して唯一会うことのできる日として知っている方も多いでしょう。そんな織姫と彦星ですが、実は夫婦関係にあることをご存知でしょうか?

 

夫婦なのに年に1回しか会うことが許されていないなんて、ちょっと可哀想という気もします。しかし、そもそもそうなった理由を聞くと自業自得と思えるんですよね。何故、2人は引き離されたのでしょう?

 

まず、「織姫」とは「こと座のベガ」という星の事です。ベガは中国名で「織女星(しょくじょせい)」と言い、その名前が示すとおり「機(はた)を織って着物を作る」仕事をしていたのが織姫です。

 

仕事熱心な織姫は、朝から晩まで機織りに集中。化粧をする事もなく、誰かと遊びに行く事もなく、ただひたすら毎日毎日、黙々と機を織っていました。そんな織姫の正体は、宇宙を支配する天帝(てんてい)の娘。すなわち超のつくお嬢様なのです。

 

一方、彦星は「わし座のアルタイル」という星。アルタイルの中国名は「牽牛星(けんぎゅうせい)」で、文字通り彦星は「牛を牽引する」、すなわち「牛の世話をする」仕事をしています。

 

この彦星もまた非常に仕事熱心な青年ですが、織姫と違って高い身分というわけではありません。

 

「こと座のベガ」(織姫)、「わし座のアルタイル」(彦星)、それに「はくちょう座のデネブ」を加えれば、それらが「夏の大三角形」となります。

 

織姫と彦星の関係

化粧もせず、遊びに行くこともなく機を織り続ける織姫。「このままでは、娘は嫁に行きそびれるに違いない」と危機感を持ったのが父の天帝で、天帝自ら織姫の花婿候補を探そうとします。

 

「毎日牛の世話をしている、真面目で仕事熱心な好青年がいる」。そんな噂を耳にした天帝は、娘に彦星を紹介しました。出会った直後からお互い惹かれあった2人は、あっという間に結婚し夫婦となりました。

 

仕事ばかりで真面目だった2人が、出会ってすぐに夫婦になる。ここまではいい話ですが、ここからが「ちょっと・・・」な話。

 

もともと仕事熱心な2人でしたから、結婚後はますます仕事に励み・・・ と、ならなかったんですね。婚前に仕事人間だった反動なのか、結婚後の2人は仕事はそっちのけで、毎日イチャイチャしていました。いわゆるバカップル状態になったわけです。

 

そうなると、「注文していた着物が納品できていない」「牛が立入禁止区域に出没して困っている」などのクレームが届きます。それでも2人はなかなか仕事しませんでした。天帝自ら「ちゃんと働きなさい」と注意しても、2人はバカップルのまま。

 

宇宙の支配者である天帝は再三注意を促すも、聞く耳を持たない2人。ついに堪忍袋の緒が切れ、仕事放棄の2人を天の川をはさむように離ればなれの場所に飛ばしたのです。

 

引き裂かれた2人はとことん落ち込み、相方に会えない悲しみで毎日泣いていました。

 

「だったら、普通に仕事しておけよ」と思ったのは、私の心が曇っているからでしょうか?

 

「織姫と彦星は恋人同士であり、悲運で引き離された」と思っている人も多いようですが、実際は「夫婦になったあと仕事をしなくなったから、天帝の怒りをかって引き離された」というのが真相です。

 

引き離されたあとの2人

離れ離れになった2人は、その後どうなったのでしょうか?

 

天帝の娘である織姫は、夫である彦星に会えず、毎日泣いていました。そんな娘を見て、父である天帝も少し心が痛み、申し訳ない気持ちが芽生えたようです。だからといって、また2人を一緒にすると仕事をしないバカップルに戻ると考えた天帝は一計を案じます。

 

結果、「一生逢えないのはかわいそうなので、年に1回ぐらいなら会わせてやろう」という結論に。こうして年に1度の7月7日だけは、織姫と彦星は天の川を渡る事を許され、出会うことが出来るようになったのです。

 

年に1度とはいえ、会うことを許された2人。どちらも7月7日に相方へ会う事を励みに、日々の仕事を頑張るようになったそうです。

 

これを「めでたし、めでたし」と捉える人もいるようですが、個人的には「夫婦になった後も、真面目に仕事を継続していればよかったのに」と思ってしまいます。

 

また、年に1度会える事で2人は真面目に働くようになったのだから、天帝にはもう1度2人へチャンスを与えて欲しいと思います。

 

年に1度でなく、365日2人を一緒にさせて欲しい。もし、これでまた仕事しなくなったというなら、次は10年に1度しか会えないようにしてもいいかなと思います。

 

この先、科学が進歩したとしても、人の寿命は100年程度でしょう。それに比べ、星の寿命は数十億年以上。これだけ長いなら、10年に1度逢う程度でもいいかなと思ってしまいます。

 

夫婦になったあと仕事をしなくなり、離れ離れになった織姫と彦星。皆さんはどんな印象を持ちますか?

 

夜、外を歩くとけっこう星が見えます。飛行機の光が見えたり、人工衛星と思われる光が見えたり、時には「UFO?」なんて光も見えたりします。

 

7月に突入したこの時期、夜には空を眺め、星を愛でつつ「短冊には何を書こう?」と思いを巡らせるのもいいかもしれませんね。

 

「美味しいお菓子で、人々を笑顔にできますように」

 

今回はこの辺で。

 

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