スタッフブログ

Happy Halloween

2022年10月25日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。最近の朝と夜は涼しい沖縄。今日は最高気温25度、最低気温21度です。ただ、お昼休みに昼ご飯を買いに外へ出ると、まあまあ暑い。太陽の光が持つエネルギーに関心するばかりです。

 

2日前、恩納村を車で走らせていましたが、蝉の鳴き声が聞こえてきました。太陽の光が降り注ぎ、暑さを感じるような日は元気に蝉も活動しているようです。この時期に蝉の声が聞こえるのも沖縄らしいなと思いました。

 

ハロウィンまでもう少し。マルキヨ製菓のリリースするハロウィン用お菓子は現在、全て店頭に並んでいます。この期間にしか食べられないお菓子もありますので、是非、食べていただきたいですね。

 

というわけで今回は、行事としてのハロウィンのお話になります。

 

元々は収穫祭

「ハロウィンってどんな行事?」と聞かれたら、「お化けなどのコスプレをして街を練り歩く」と答える人もいるでしょう。ハロウィンの日は日本各地でコスプレイベントが行われますが、去年・一昨年とコロナの影響で中止、あるいは縮小されたようです。

 

沖縄はもちろん、世界各地にある「収穫祭」。穀物の収穫を感謝したり、翌年の豊作を祈願したりするお祭りですが、古代ケルト人のドルイド教で行われていたサウィン祭という収穫祭が、ハロウィンの起源と言われています(諸説あり)。

 

今から数千年前、今のアイルランドにいた古代ケルト民族達。彼らの1年間は11月1日に始まり、10月31日まででした。サウィン祭は大晦日にあたる10月31日から、秋の収穫物を集めて盛大に開かれるお祭りです。

 

そして、その日はご先祖様の霊もこちらに戻ってくるとされていました。ただ、親族の霊だけではなく、悪霊など悪いものもやってきてしまいます。その悪霊は子どもや弱いものをさらっていったり、農作物に被害を与えると信じられていました。

 

沖縄でも旧盆の日にご先祖様がこちらの世界にやってきます。同時に悪い霊もやってくるため、「海や川などに行くと、悪い霊が水の中へ引きずり込もうとする」と言われています。子供達が危険な場所へ行かないための注意喚起の側面もありますね。

 

沖縄では悪いものを寄せ付けないアイテムとして「シバサシ」などの魔除けアイテムがあります。古代ケルトの人々はご先祖様と一緒にやってくる悪霊を追い払うため、火を焚きました。これがジャックオーランタンと呼ばれるものです。ハロウィンの時期によく見られる

22_1021_02

カボチャの提灯みたいなアイテムがそれになります。お化けをイメージしてカボチャの中をくりぬいたりして、それをランタンとして家の前に吊しておく。そうする事で魔除けになるのです。まさに、沖縄の「シバサシ」と同じ役割ですね。

 

ちなみに「ジャック」は、アイルランドの物語に登場する男。ジャックは生前、悪いことばかりしていました。彼の魂を取ろうとやってきた悪魔を騙したため、天国へも地獄へも行けず、死後はランタンに火を灯して闇夜をさまよい続けたという内容です。

 

魔除けのアイテム以外にも、悪霊から身を守る方法があります。それは自分自身が怖い物に変装する事。ドラキュラだったり、フランケンシュタインだったり、ゾンビだったり。あの世からやってきた悪霊は、その姿を見て仲間だと錯覚し、襲うことはありません。

 

それが、ハロウィンでコスプレする由来ですね。本来はお化けなど怖い物に化けるのですが、今は自分が好きなものに変装して楽しむ人が多いです。

 

古代ケルト発祥の収穫祭は、その後古代ローマのキリスト教やいくつかの祭が融合し、現在のハロウィンの形が出来あがっていきました。

 

キリスト教では11月1日に万聖節(All Hallows Day)というカトリックの聖人の日があります。10月31日はその前夜祭という事で「All hallow Eve」、それを略する形で「Halloween」(ハロウィン)という言葉が生まれたそうです。

 

10月31日は古代ケルト民族の大晦日であり、カトリックにおける万聖節の前夜祭で、その日に「ハロウィン」が行われるわけです。

 

Trick or Treat

ハロウィンの日、仮想した子供達が放つおきまりのセリフといえば「Trick or Treat」ですよね。人の家の玄関までやってきて子供達がそう叫ぶと、対応する大人はお菓子をあげなければならないという、子供からしたらお年玉の次に嬉しい国際ルールです。

 

訳すると「お菓子をくれないと、イタズラしちゃうぞ!」。実はこの風習にも起源があります。ハロウィンの2日後にあたる11月2日は「死者の日」とされていて、特にメキシコでは国を挙げて盛大なお祭りが催されます。

 

この日にご先祖様がこちらにやってくるとされる「死者の日」は、まさに沖縄で言う旧盆です。ディズニー・ピクサーの映画「リメンバー・ミー」では「死者の日」に起こる感動的なストーリーが展開されます。ハロウィンの日に見ると盛り上がるオススメ映画でよ。

 

「死者の日」にはキリスト教徒が各地を回り、各家庭の親族の霊を鎮める祈りを捧げます。そしてお礼として、その家庭に「魂のケーキ」というものを要求します。

 

前述のサウィン祭では、徘徊する幽霊に食べ物とワインを残すという施(ほどこ)しの風習がありました。それに代わるものとして、各家庭に「魂のケーキ」を要求する行為は、キリスト教会によって奨励されました。

 

キリスト教徒は訪問先で「死者の魂を沈めるので、魂のケーキをください」と言います。そこから「ケーキをくれなきゃ、悪いものがやってきて悪さをしますよ」⇒「お菓子をくれなきゃ、イタズラしちゃうぞ!」という形に変遷し、今に到るというわけです。

 

日本でハロウィンを祝うようになったのは最近

ちょっと年配の方なら「私が子供の頃に、ハロウィンをやった事ないけどな」という人も多いでしょう。それもそのはず。もともと日本ではハロウィンをお祝いする風習はなく、今のようにコスプレして騒ぐのは最近のことなのです。

 

日本で最初にハロウィングッズを売り出したと言われるのが、日本とアメリカの玩具を幅広く取りそろえているキデイランド原宿店で、それが1970年代のこと。同店がハロウィングッズ販売促進のため、ハロウィンパレードのイベントを行ったのが1983年です。

 

そして1997年、東京ディズニーランドでは「ディズニー・ハッピー・ハロウィン」という仮装イベントが開催されました。それ以降、東京ディズニーリゾートでは秋にハロウィンイベントが行われるのが恒例となりました。

 

今はUSJなど日本各地にあるテーマパークでハロウィンイベントが行われるようになり、2000年以降、日本における「ハロウィン」の認知度が上がり、コスプレイベントが定着していく事になります。今やハロウィンの市場規模は1000億円以上となっています。

 

コロナの影響で少し減衰しているとはいえ、ここ20年で急激に発展したイベント、それが「ハロウィン」なのです。

 

本ブログでは、マルキヨ製菓のリリースするハロウィン用お菓子として

22_1014_06

「さぁーたーあんだぎー(かぼちゃ)」や

22_1021_04

「パンプキンマフィン」を紹介しました。次回ブログでは、パンプキンパイを紹介する予定なのでお楽しみに!

 

今年のハロウィンも、皆さんに美味しいお菓子を皆様に食べてもらえるよう、10月の残りの日を頑張っていきたいと思います!

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

⇒【マルキヨ製菓:Facebook

mozu08

 

ブログランキング参加中です。よかったらポチッとお願いします。

 ↓

br_c_3110_1

沖縄 ブログランキングへ

商品取り扱い店舗

  • ・タウンプラザかねひで
  • ・イオン琉球㈱
  • ・リウボウストアー
  • ・㈱丸大
  • ・㈱サンエー
  • ・ユニオン
  • ・コープおきなわ
  • ・JAおきなわAコープ
  • ・野原食堂(宮古島)
  • (順位不同)

※工場でもご購入可能です。毎日製造する商品は異なりますので、事前にお問合わせください。

ご注文・お問合せはこちら 下記の電話番号・お問合せフォームからお気軽にお問合せください。 お問合せフォーム 098-878-8583

マルキヨ製菓通信販売

過去の記事

商品取り扱い店舗

  • タウンプラザかねひで
  • イオン琉球㈱
  • リウボウストアー
  • ㈱丸大
  • ㈱サンエー
  • ユニオン
  • コープおきなわ
  • JAおきなわAコープ
  • 野原食堂(宮古島)