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【旧暦12月24日】 ウガンブトゥチ(御願解き)

2016年01月25日

こんにちは、ブログ担当の仲宗根です。いや~、昨日の沖縄は寒かった! 気温以上に、風が強い強い。風の強さで、体感温度は4度ぐらいだったでしょうか。さすがの私も、昨日は長袖を身につけていましたよ。笑

 

昨日が寒かった分、今日の日中の気温11度が暖かく感じられます。風も弱く、お昼には太陽も照っていたので、半袖で外を歩いていました。しかし周りの目が気になるのと(職場の人には「季節感がない」と言われたり)、雨が降り出した事もあり、上から長袖を身につけましたけどね。笑

 

明日からはまた気温が上がりそうで、水曜日は最高気温が20度を超える沖縄です。木曜日24度、金曜日26度の予報ですから、また夏がやってきそうです。昨日と今日は短い冬といった感じですね。笑

 

さて、今日は1月25日ですが、旧暦では12月16日。あと2週間で1年が終わってしまう、いわゆる年末なのです。新暦だけでなく、旧暦にも年末年始の行事がいくつかひかえておりまして、今日は旧暦における年末行事の1つ「ウガンブトゥチ(御願解き)」について、お話しいたします。

 

一言でいえば「ヒヌカン(火の神)を天へと送りだす沖縄の行事」が「ウガンブトゥチ(御願解き)」となります。

 

沖縄では「ヒヌカン(火の神)」という神様を拝んでいる家庭が、今でもたくさんあります。ヒヌカン(火の神)とは、火のある所にいる神様で、沖縄では古くから家を守ると信じられてきました。火のある所といえば、昔はカマドですが、今はコンロなどになります。そこにヒヌカン(火の神)は鎮座して、家庭を見守っているのです。

 

このヒヌカン(火の神)は、旧暦の1月4日に天上界から地上へと降り立ち、各家庭に入り、1年間その家庭を見守ります。そして、旧暦の12月24日に再び天へと戻り、上司である玉皇大帝(ぎょっこうたいてい)に、その家庭でどんな事があったかを報告するのです。

 

玉皇大帝(ぎょっこうたいてい)とは、中国の道教における最高神であり、天界の支配者です。我々人間をはじめとする地上・地底に住むあらゆるものを支配する神様なのです。今、中国の話が出てきましたが、ウガンブトゥチ(御願解き)という行事は、中国の風習とも結びついているのです。これについは、後述したいと思います。

 

旧暦の12月24日に天へと昇るヒヌカン(火の神)を心地よく送りだすため、家を清め、1年間の無事を感謝し、この日をもってウガミ(御願)を解く。それが「ウガンブトゥチ(御願解き)」という行事です。

 

この日、家庭では供えられているお茶やお酒を新しくし、お菓子等をお供えして、ヒラウコー(平御香)を焚きます。このヒラウコーの煙で、ヒヌカン(火の神)は天へ昇っていくと言われています。

 

天へ昇ったヒヌカン(火の神)は旧暦の1月4日に再び地上へ降り立ち、各家庭の火のある所へ鎮座し、再び約1年間、家庭を見守るわけです。この旧暦の1月4日には「ウガンブトゥチ(御願解き)」と対になる「ヒヌカンウンケー(火の神迎え)」という行事が行われます。

 

ちなみにヒヌカン(火の神)は、その家庭であった「いい事」も「悪い事」も上に報告すると言われています。悪い事を報告されたら、翌年には災いがもたらされたりするかもしれません。この行事で「ご飯を円すいの形に盛ったウブク(御仏供)」もお供えしますが、これは「悪い事は報告しないで下さいね」という意味があるのです。

 

古代の人々は、火が燃える様(さま)に畏怖の念を感じ、そこには神がいると信じてきました。中国では道教の影響をから、「カマドは食事を作る所であり、日常生活に関係深い」という事で、カマドの神様はその家庭の財政や禍福をもたらす天帝、いわゆる地上のありとあらゆるものを支配する玉皇大帝(ぎょっこうたいてい)に使える神となりました。

 

この中国のカマドの神信仰と、沖縄のヒヌカン(火の神)信仰が融合し、ウガンブトゥチ(御願解き)という行事が生まれたと考えられているそうです。

 

沖縄だと、悪い事を告げ口されないようにと「ご飯を円すいに形に盛ったウブク(御仏供)」をお供えするのですが、中国では飴を供えるそうです。これはカマドの神の口の中を粘らせて、悪い事を告げ口しないようにとの事なんです。

 

個人的には「いい事も、報告出来ないのでは?」なんて思ったりもしますが。笑 まぁ、悪い事を口止めして欲しい気持ちは、万国共通という事だけは確かなようです。

 

とにもかくにも「ヒヌカンを天へ送り出す」と言うことで、この「ウガンブトゥチ(御願解き)」は大事な行事の1つとなっています。旧暦の12月24日は、今年(新暦)の2月2日にあたりますので、新暦行事「節分」の1日前という事になります。

 

このときにお供えするお菓子といえば、「ウチャヌク」。次回は、この「ウチャヌク」というお菓子を紹介したいと思います。そして、マルキヨ製菓だけが製造しているオリジナルのウチャヌクもありますので、それも紹介しますよ!

 

明日からはまた、一気に気温が上がっていく沖縄。寒暖の差が激しいので、体調管理には十分気を付けたいところですね。マルキヨ製菓のお菓子をつまみながら、これからも頑張っていきますよ!

 

今回はこの辺で。

 

mozu08

 

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