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旧盆④ エイサーを広めた男達

2019年07月25日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。毎日、暑い日々が続き、気持ちは「およげたいやきくん」です。「毎日毎日、僕らは太陽の~ 下で焼かれて、嫌になっちゃうよ~」といった感じです。笑

 

外を歩くと建設現場で働く人達を見て、ただただ頭が下がるばかりです。この暑い中、沖縄の建築業界を最前線で支えているわけですからね。

 

さて、もうすぐやってくるお盆(8月15日)まで、こちらのブログでは旧盆特集を組んでいます。前回はエイサーのお話をしました。

⇒【旧盆③ エイサー

 

今回は、そのエイサーを沖縄に広めた人物のお話となります。

 

袋中上人(たいちゅうしょうにん)

 

その男の名前は「袋中上人」と書いて「たいちゅうしょうにん」、福島県出身の浄土宗の僧です。中国(明)を目指していたのですが、上陸を許されなかったため、琉球に辿りつきました。それが1603年の出来事です。

 

約3年ほど琉球に滞在する事になりますが、彼の出身福島県は東北地方であり、そこに伝わるジャンガラ踊りというものがあります。袋中上人は、その踊りに経文(きょうもん)をつけて琉球に広める事になります。

 

経文とは、お経に出てくる文章や言い回しの事です。琉球で広めた経文の1つに、「継母念仏(ママウヤニンブチ)」というのがあります。これは親孝行を説く内容となっており、これがエイサーの起源である、というのが有力な説となっています。

 

そして、もう1つ。18世紀、琉球王府が編纂した「琉球国由来記」には、彼に関する記述があり、「袋中上人が仏教文句を俗にやわらげ、初めて那覇の人々に伝える。これが念仏の始め」と書かれています。

 

この「念仏の始め」の記述があるからこそ、「袋中上人はエイサーを最初に伝え広めた男」として、琉球で広く認知される事になったのです。

 

こういう新しい文化の始まりは、まずは王家や士族など、身分の高い人達を中心に広まります。袋中上人が琉球に辿りついたのは1603年ですが、1700年代には首里の士族間で、念仏を唱えて先祖供養を行う風習が広まっていました。

 

当時は今ほどアグレッシブな踊りではなかったようですが、時代と共に沖縄の民衆にもこの風習が広がっていきます。

 

チョンダラー

先ほど、「袋中上人はエイサーを広めた」と言いましたが、実際に沖縄の色んな場所へ足を運んで踊りを広めていったのは、また別の人物がいます。

 

チョンダラー。沖縄の人なら、ご存じの通り独特な白塗りメイクと、おちゃらけた踊りで見てる人々を惹きつける、エイサーを踊る集団の中でもひときわ目立つ存在です。

 

「チョンダラー」は漢字で書くと「京太郎」。その名の由来は「京からやってきた者」とも「京太郎という名前の男」とも言われており、はっきりしないそうです。

 

全島エイサーまつり

 

旧盆が終わってしばらくすると、沖縄では「沖縄全島エイサーまつり」というイベントがあります。2019年で第64回を迎え、8月23日(金)~8月25日(日)で行われます。

 

選ばれた団体が、大広場でかっこいいエイサーを踊り、チョンダラーが盛り上げます。パーランクーの共鳴音は会場を振るわせ、私も見る側で参加した事ありますが、会場全体が非常に盛り上がります。

 

私はアルコールを一切飲みませんが、周りはビール等を飲みながらエイサーを見て熱い時間を過ごします。この大きなイベントが終わると、沖縄の夏も一区切りという感じになります。

 

創作エイサーや、子供たちによるエイサーなども披露されますので、興味のある方は是非、足を運んでみて下さい。

 

焼きまんじゅう

 

旧盆までの間、ブログの後半ではお供え用お菓子を紹介しています。今回は

9021804焼きまんじゅうです! こちらもまた、私の大大大好きなお菓子です!

9021805この焼き色がまた最高です。

9021803中央のポケットに見える、卵の黄身がいいアクセントとなっていますし

9021804中の白あんもまた絶品で、完成度の高い美味しいまんじゅうとなっています。

9021802マルキヨ製菓の「焼きまんじゅう」は、1個税込108円(税抜100円)。 賞味期限は製造から14日ですが、パッケージやラベルに書かれた日付をご確認下さい。

 

開封後は、賞味期限によらずお早めにお召し上がりください。保存の際は、直射日光・高温多湿の場所を避けてください。

 

カタブイにはご注意を

 

昨日は、沖縄の色々な地域で局所的な雨降りがありました。私も夕方に外を出歩いている時、急に降られちゃいましたが、ちゃんと傘を持っていたので助かりました。

 

傘を持たずに濡れていた人、けっこういましたよ。沖縄ではこのように急に降り出す局所的な雨を「カタブイ」と言います。ツイッター上ではこの話題が多く見られ、沖縄に限れば「カタブイ」がトレンド入りしたと思います。

 

「カタブイ」が珍しくない沖縄ですから、外を出る時に曇り空が見えたら、何かしらの雨具を携帯する事をオススメします。

 

沖縄ではこの時期、「熱中症」と「カタブイ」には気をつけた方がいいですね。

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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