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旧盆⑤ 盆踊り

2019年07月29日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。毎日、セミの声で起こされる日々が続いております。そして、今回で7月最後のブログという事で、色々な焦りを感じています。

 

連日の暑さのせいか、ちょっと体も疲れ気味。うなぎやゴーヤーチャンプルーなど、滋養あるものを食べたりして、何とか暑い夏を乗り越えようとしています。

 

今年(2019年)は、8月13日がウンケー(ご先祖様を迎え入れる日)となっていて、約2週間後になっています。こちらのブログでは旧盆特集を組んで、お盆にまつわる色々な話題を紹介中です。

 

旧盆特集バックナンバー

 

これまでに紹介した記事はこちらになります。

盆の由来となる、お釈迦様の弟子にまつわるエピソード

⇒【旧盆① 地獄へ墜ちた母を救うために

 

盂蘭盆会(うらぼんえ)という行事について

⇒【旧盆② 盂蘭盆会(うらぼんえ)

 

沖縄独特の踊り「エイサー」について

⇒【旧盆③ エイサー

 

エイサーを広めたと言われる袋中上人(たいちゅうしょうにん)について

⇒【旧盆④ エイサーを広めた男達

 

沖縄では「エイサー」ですが、本土だと「盆踊り」でしょう。今回はその「盆踊り」についてのお話になります。

 

盆踊りの起源は「踊り念仏」?


「踊り念仏」とは、人々が念仏を唱えながら踊り、いわゆるゾーンと言いますか、独特の境地に達してしまう事です。平安時代の中期に、空也が始めたと伝わりますが、鎌倉時代に一遍(いっぺん)が全国を旅して広めました。

 

太鼓などの音で盛り上げ、念仏を唱える事で救済される喜びを激しい踊りで表現する「踊り念仏」。貴族や庶民の身分を問わず、皆が念仏を唱え踊り狂い、ある種のトランス状態になる。はたから見ると、ちょっと異様な雰囲気だったでしょう。

 

さらに時代が過ぎると、「念仏を唱える」事が主体の宗教面より、派手な衣装を身につけ、賑やかな音と共に激しく踊る、芸能面の方が強くなっていきました。

 

「念仏を唱える」事がメインの時は「踊り念仏」と呼んでいましたが、衣装や踊りがメインになると「念仏踊り」と言うようになりました。それが室町時代の頃になります。

 

この「念仏踊り」自体は、特に決まった時期に行われたわけではありませんでしたが、お盆の頃に行われる「念仏踊り」が、仏教行事の盂蘭盆会(うらぼんえ)と結びつき、死者を供養する踊りとして定着していきます。

 

これこそが「盆踊り」の起源だと言われています。実際に「盆踊り」として認識されるのは、応仁の乱の後に突入する戦国時代あたりから。いわゆる京の都で、経済的に余裕のある貴族や士族による、セレブリティのダンスパーティーのような感じです。

 

時代と共に、その踊りは一般民衆にも広がっていき、その頃には宗教色もだいぶ薄れていたようです。時代は進み、江戸時代。戦乱の時代も収束し、徳川幕府による太平の世が訪れます。

 

江戸時代になると、村落単位での踊りが行われるようになり、それぞれの地域による盆踊りの型が形成されていく事になります。浴衣を身につけて踊り、「盆踊り」という単語も定着していきました。

 

今と違って昔は旧暦ですから、盆踊りは旧暦の7月15日あたりに踊っていた事になります。旧暦の15日といえば満月ですので、鮮やかな月の姿の元、人々が涼しげに盆踊りをしていた事でしょう。

 

以前、紹介しましたが「盆」という言葉の語源はサンスクリットの「ウラバンナ」から来ていて、その意味は「逆さづり」。「盆踊り」は「逆さづり踊り」という事になりますが、そこら辺は軽く流しておきましょう。

 

沖縄でも盆踊りはある?

 

私が子供の頃は、エイサーでなく盆踊りを踊っていた記憶があります。エイサーも盆踊りからの派生ではありますが、私が子供の頃に踊ったのは、パーランクーはなくチョンダラーもおらず、曲に合わせて浴衣で踊る方の盆踊りです。

 

最近の沖縄では、昔ほどその「盆踊り」を聞かなくなったような気がしますが、私の気のせいでしょうか? 

 

お供え用お菓子「マドレーヌ」

 

旧盆がやってくるその日まで、ブログの後半はお供え用お菓子を紹介中です。今回は

5040603マドレーヌです! フワフワ生地の食感が心地良く、ほんのり甘さが口の中に広がる沖縄でも代表的なお供え用お菓子です。

9021104もちろん、そのまま食べても美味しいですし

9021107レンジでチンして蜂蜜やシロップをかけると、コース料理のデザートのような高級感が出ますよ。是非、お試しあれ。

9021102マルキヨ製菓のマドレーヌは、1個税込97円(税抜90円)となっています。賞味期限は製造から14日ですが、パッケージに表示されている日付をご確認下さい。開封後は賞味期限によらず、お早めにお召し上がり下さい。

 

保存の際は、高温多湿の場所、直射日光の当たる場所は避けて下さい。

 

熱中症にはご注意を

 

熱中症に関しても毎回ブログで言っていますが、沖縄でも亡くなられた方がいますので、何度でも注意喚起はしたいと思います。

 

とにかくお水。私も意識して毎日、お水を飲んでいます。熱中症で体を壊す事もイヤですし、体を壊して仕事が出来なくなる事もイヤなんですよね。体がやっぱり1番大事です。

 

しっかり仕事するためにも、仕事以外の時間を充実させるためにも、日々の予防はしっかりしておきましょう。

 

今日もお水をたくさん飲んで、仕事を頑張りたいと思います。

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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