スタッフブログ

2019年のムーチーは、1月13日(日)

2019年01月7日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。2019年、早くも1週間が過ぎようとしています。早いですねぇ。例年、時の流れが早くなっていますねぇ。これが年齢を重ねるという事なのでしょうか?

 

さて、今度の日曜日になりますが、ムーチーという大きな行事がやってきます。まずは、この行事について過去ブログを加筆・修正したものを参照にして「おさらい」しておきましょう。

 

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「ムーチー」という言葉】

 「ムーチー」はウチナーグチ(沖縄の言葉)で「餅」の事です。後述しますが、この行事で食べられる「餅」は「鬼退治」するためのものである事から、従来の餅と区別して「ウニムーチー(鬼餅)」と言う場合もあります。

 

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どんな事をする?】

 沖縄では昔から「旧暦12月8日にムーチーを作り、食べる」風習があります。というわけでこの日、沖縄県民はおいしく餅を食べる日となります。

 

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行事を行う時期】

 沖縄独特の行事である「ムーチー」は、毎年旧暦の12月8日に行われます。2019年は1月13日(日)となっています。

 

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餅を食べる理由】

 餅を食べる理由は2つあります。1つは「家族、特に子どもの健康祈願」。もう1つは「厄払い」です。

 

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ムーチーの由来】

 先述の通り、この行事における「餅」は「鬼退治」するための餅です。それは、とある伝説が由来となっています。

 

琉球の歴史を表した資料の1つ【球陽】の中に「鬼餅」の記録があります。その内容をかいつまんで紹介します。

 

それは今から約800年前の舜天王(しゅんてんおう)の時代。首里の金城に兄と妹の兄妹がいました。妹は久高島へ嫁ぎ、兄は大里村に移り住みました。

 

大里に移ってからの兄は、村の家畜、時には人間さえも捕まえて食べてしまう鬼になってしまいました。その噂を聞いた妹は、兄の住んでいるという大里の洞窟まで足を運び、「本当に鬼になってしまったのか?」を確認しようとしました。

 

すると洞窟の中には家畜の骨が散乱し、鍋の中には人間の子どもが! そしてそこには口が裂け、目は赤く輝き、牙を生やし、赤黒い毛に覆われ、まさに鬼の姿と化した兄の姿がありました。

 

そんな兄に遭遇した妹は、トイレに行くふりをして逃げようとしましたが、兄は「ここでやれ」と言います。

 

「いくら兄妹とはいえ、兄の目の前で用をたす事は出来ない」と妹は拒否。そこで兄は妹の手首に縄をつけて逃がさないようにし、妹を外へ出しました。妹は外に出て縄をほどくと、大きな石にそれを結び付け、逃げ出しました。

 

洞窟の中で待ってる兄は縄が石に巻かれてるとも知らず、手ごたえのある縄をひいて「戻ってきたら、食べてやろう」と思っていました。

 

異変に気付いた兄は洞窟の外に出て、逃げた妹を追いかけます。追いつかれそうになった妹は、サバニ(船)をひっくり返してその中に隠れました。兄はそのサバニの上に立って妹を探しましたが、見つけられずに洞窟へと戻って行きました。

 

なんとか逃げのびた妹は、鬼になってしまった兄を退治する事を決意。「鉄入りの餅」を作り、昔一緒に住んでいた金城に兄を呼びよせました。

 

「スキあらば妹食べてやろう」とたくらむ兄、「綺麗な景色が見える所で、一緒に餅を食べましょう」と、言葉巧みに崖の上に誘う妹。

 

妹は、自分用の餅として用意した「普通の餅」をパクパク食べます。しかし兄に差し出した餅は「鉄入り餅」。なかなか噛み切れずにいた兄は、妹の着物の前がはだけ、陰部が見えている事に気付きました。

 

兄は「お前の下はなんだ?」と言うと、妹は「上の口は餅を食べる口。下の口は鬼をかみ殺す口」と言って着物をまくりあげ、下をはだけた状態で兄に迫ります。そして突然の事に動揺する兄を、崖の上から突き落としました。

 

こうして鬼となった兄は転落死を遂げ、大里の村には平和が戻りました。

 

妹が鬼を退治したのが12月8日。沖縄ではその日を「厄払いの日」として、鬼餅(ムーチー)を作って食べるようになったというわけです。

 

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以上、過去ブログを加筆・修正してお送りいたしました。ちなみに首里城近くには

80117085b80117094b80117092b鬼となった兄を退治した場所があります。是非、こちらの記事もチェックしてみて下さい。

⇒【首里城近くにあるパワースポット

 

ちなみに、このムーチーという行事はマルキヨ製菓にとって「旧盆」「シーミー」と並ぶ三大「超忙しい」行事の1つ。なので、今週はスタッフ全員、気合い入れて餅作り、それをカーサで包む作業を頑張ります。

 

何万個もの餅を包むので、これを手作業でこなしていくのはかなり過酷な労働となります。美味しいムーチーを届けるため、この1週間は気合いで頑張りたいと思います。

 

去年は台風が沖縄に数回直撃したせいで、カーサの被害が甚大でした。マルキヨ製菓だけでなく、ムーチーを作るお菓子会社はどこもカーサの確保に頭を悩ませているようです。

 

そんな事情を知ったある親切な方が、「うちのカーサ、持っていっていいよ」と声をかけてくれました。というわけで、昨日の日曜日は

90106039010610その方の家にお邪魔してカーサをたくさんとってきました。本当に、本当に、ありがとうございました!

 

しっかりカーサを洗浄し、形を整え、餅を包むのはすべてスタッフが手作業で行います。本当に気合の入れどころですね。

 

ちなみに去年のムーチーは

801210880121118012406こんな感じでした。行事が来る直前、2019年バージョンのムーチーを紹介する予定なので、今しばらくお待ち下さい。

 

今日は朝から非常にいい天気です。今日から仕事始めという人、登校日という学生さんも多いでしょう。こんないい天気なら、お仕事や勉強を頑張ろうという気持ちになれると思います。

 

今年も1週間が過ぎようとしていますが、まだまだ始まったばかりの2019年。今年も元気で頑張っていけるよう、美味しいお菓子を食べながら頑張っていきましょう!

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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