カミウシーミー
2018年04月12日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。新年度が始まって、もうすぐ2週間。ちょいと疲れがたまっております。とりあえず、日曜日はしっかり休みたいなと思いながら、今日も頑張っていますよ。
今月お願いすることは、週末が晴れてくれること。そう、今はシーミーの時期ですからね。しっかりと晴れて、よいシーミー日和になって欲しいものです。
先週のブログでは、シーミーが「二十四節気」の1つである「清明節」である、というお話しをしました。
⇒【シーミー入り】
今回は「カミウシーミー」というものについて、お話しをしたいと思います。
~~~~~過去ブログより~~~~~
シーミーには、大きく分けると2種類あるのをご存じでしょうか? 1つは皆さんがよく知っている一般のシーミー。そしてもう1つが、「カミウシーミー(神御清明)」です。
「カミウシーミー」とは、いわゆる「ムートゥヤー」と呼ばれる一族の本家・宗家にムンチュー(門中)で集まり、料理などを作った後に、遠い先祖のお墓参りをする事です。
沖縄ではしばしば、「ムンチュー(門中)」という言葉を耳にします。始祖を同じくする父方の血縁集団のことで、特に沖縄県本島南部でよく見られる集団です。
琉球王府が17世紀後半に士族の家譜を編纂し始めた時、士族階級を中心にこのムンチューが発達したと言われています。本島南部でムンチューが多く見られる理由は、琉球王府による事業がきっかけだったからなんですね。
血縁や親族関係を調べる家譜を編纂するという事で、今一度、親族のつながりを確かめると同時に、ムンチューとして行事を執り行ったりしたと言うわけです。
ムンチューで集まり、遠いご祖先様のお墓参りをするの事を「カミウシーミー」と言います。一方、通常のシーミーは、身近な先祖のお墓参りをします。
一般にはカミウシーミーの方が、通常のシーミーよりも先に行われ、特に清明節の入り日に行われますが、最近では「そこまで日にちにこだわることもない」という事で、例えば天気の良い休日にカミウシーミーを行うところも多いそうです。
そしてカミウシーミーの後、1~2週間経ってから通常のシーミーが行われたりしますが、最近ではゴールデンウィークに帰省する事をきっかけにシーミーを行う事も珍しくありません。
~~~~~以上、過去ブログより~~~~~
さて、シーミー用のお菓子を毎日毎日、一生懸命作っています。シーミー用お菓子で、個人的に好きなものと言えば(たくさんありますが)
「やきまんじゅう」なんか大好きですね。この生地の焼き色に
中央にある「卵の黄身」のアクセントが食欲をそそるんですよ。
中の「白あん」も生地との相性抜群。
そんな「やきまんじゅう」は、1個税込108円(税抜100円)。 賞味期限は製造から14日となっていますが、開封後はお早めにお召し上がりください。保存の際は、直射日光・高温多湿の場所を避けてください。
シーミーなど沖縄行事での「お供え用お菓子」として人気もあり、定番商品でもあります。見た目・味ともに「和」を感じさせる「やきまんじゅう」、このシーミーで是非とも堪能していただきたいですね。
さて、シーミーのピークは今度の週末あたりと予想されています。つまり、この時期がお菓子会社としても非常に忙しいという事です!
マルキヨ製菓スタッフも疲労からか、ちょっと体調を崩している人もいます(私もその1人)。休むときはしっかり休み、仕事はきっちりこなせるようにしたいと思います。
よく食べて、よく寝る。そして、よく働く。まずはシーミーが終わるまで、それを意識して日々を過ごしたいと思います。
みなさんも、慌ただしい4月のまっただ中。意外と寒暖差の大きい日も多いので、体調面に気をつけて頑張りましょう。
今回はこの辺で。
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