シーミーは中国由来
2018年04月19日
こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。最近は天気もよく、気持ちよく仕事をしていますよ。
前回の日曜日はちょっと雨が降り、シーミーにも少し影響が出ました。予報では今度の日曜日は晴れ。
次の日曜日、そしてゴールデンウィークに入るその次の日曜日あたりにシーミーを済ませる所も多いと予想します。
4月はシーミー月間ということで、毎週木曜日はシーミーの話題をお届けしています。
琉球王国の正史【球陽】には、1768年に尚穆(しょうぼく)王が玉陵(たまうどぅん)で初めてシーミーを行ったという記録があります。そしてその年以降、毎年この行事を行うようになりました。
国王が率先してこの行事を行うようにと指示したので、士族を中心に、そして首里を中心にこの行事が広がっていく事になります。
ところが、尚穆(しょうぼく)王がシーミーを行う40年も前、1728年にシーミーに関する記録が残っています。
中国から琉球の久米村(現那覇市)に移り住んだ、蔡(さい)家の記録「四本堂家礼(しほんどうかれい)」というものに「うちの家では、清明の日にこんな行事をやる」というマニュアルが記載されているそうです。
それこそがまさにシーミーの風習であり、「シーミーは中国から伝来した」という根拠にもなっています。
この風習を王族が取り入れ、最初は上流階級の人達で行っていました。一般市民に広がっていったのは意外と琉球王国が消滅するあたり、すなわち廃藩置県の行われる19世紀後半からだと言われています。
「シーミー」は北部にまでは広まりきらなかったようで、現在でも北部や離島の方に「シーミー」といっても、南部の人達ほど重要な行事とはとらえていないようです。
シーミーといえば、それをきっかけに親戚達が集まって交流する場でもありますので、日頃疎遠な親族らと近況報告やいろんなお話をして盛り上がりましょう。
マルキヨ製菓では、シーミー用のお菓子を日々、たくさん作っています。オススメは
この菓子セット。
取り扱い店舗によって、セット内容が違いますので、
お近くのスーパーにて確認してみて下さい。
来週末からはゴールデンウィークでしょうか。ゴールデンウィーク中もシーミーは続くという事で、マルキヨ製菓はその期間もお仕事頑張りますよ。
みなさんもシーミー期間中にはご先祖様に手を合わせ、始まったばかりの新年度の報告や家内安全などを願いましょう。
そして、お供えが終わったお菓子を食べながら、お仕事やお勉強を頑張ったり、自分の趣味を楽しんだりしてリラックスしましょう。
長い人生、頑張る時間・リラックスする時間をうまく切り替えていかないとね。
今回はこの辺で。
平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。
ブログランキング参加中です。よかったらポチッとお願いします。
↓
商品取り扱い店舗
- ・タウンプラザかねひで
- ・イオン琉球㈱
- ・リウボウストアー
- ・㈱丸大
- ・㈱サンエー
- ・ユニオン
- ・コープおきなわ
- ・JAおきなわAコープ
- ・野原食堂(宮古島)
- (順位不同)
※工場でもご購入可能です。毎日製造する商品は異なりますので、事前にお問合わせください。