スタッフブログ

行事としての「ムーチー」

2026年01月23日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。昨日今日と天気の良い沖縄。まだ寒さはあるものの、徐々に気温は上がっているようです。

 

マルキヨ製菓は現在、ムーチーを準備する作業でスタッフ一同フル回転で頑張っているところです。今日から3日後が行事「ムーチー」の日にあたります。

 

マルキヨ製菓三大忙しい行事の1つに数えられる「ムーチー」を無事に迎えるためにも今が大事、踏ん張り時なのです。

 

前々回のブログではムーチーにまつわる伝説をお話ししました。前回のブログではムーチー伝説の舞台となった場所が首里城近くにあるということで、そちらを紹介しました。

 

今回は行事としてのムーチーについてお話ししたいと思います。

 

バックナンバー

首里に住んでいたある男は、妹が結婚して家を離れると鬼になってしまいました。子供や家畜をさらって食べる鬼を止めようと、妹は鬼と化した兄を首里にある崖に誘い出します。そして、鉄入りの餅を食べさせ、崖から突き落として退治したのです。

⇒【ムーチーの季節

 

ムーチー伝説の舞台となった場所は首里城近くにあります。「首里金城の大アカギ」と呼ばれる場所は、まるで異世界空間のよう。年に1度神が降り立つ場所があり、そこでお祈りすれば願いが叶うと言われています。

⇒【鬼退治の場所で願いを叶える

 

国王も行事「ムーチー」を行った

「ムーチー伝説」では妹が鬼と化した兄を退治するストーリーが展開しますが、それは今から約800年前、舜天王の時代の出来事だとされています。その内容は18世紀に編纂された『球陽』という歴史書に記述されています。

 

では、いつ頃から(旧暦)12月8日にムーチーを食べる風習が生まれたのでしょうか? 少なくとも18世紀にはその風習があったようで、西暦1735年に琉球国王がムーチーに関連する指示を出したという記録が残っています。

 

当時の国王は尚敬(しょうけい)王で、名君としても知られる王様です。記録によると、尚敬王は

 

  「この年から、十二月庚午(かのえうま)の鬼餅を八日に改定す」

 

と命令しています。「鬼餅」とは「ムーチー」のことです。「改定す」ということは、ムーチーという行事は以前にもあったけど、1735年からは12月8日に行事を行うようになったということです。

 

1735年よりどれだけ前から行事「ムーチー」があったのかは調べられませんでしたが、少なくとも約300年は沖縄でこの行事が続いているということです。

 

また、ムーチー伝説における鬼退治の日は12月8日ではないかもしれません。前回紹介した、ムーチー伝説の舞台となった場所には旧暦6月15日に神が降り立つとされているのですが、実は鬼退治の日はその6月15日ではないかという話も聞いた事があります。

 

「八日に改定す」という事は、琉球王府側が「ムーチー」を「12月8日にしたかった」のかもしれませんね。実は「旧暦12月8日」は、人間と神の活動期間が交代する時でもあり、琉球王府側がそれに合わせて「ムーチー」の日を設定し直したのかもしれません。

 

約300年は旧暦12月8日に行事「ムーチー」が行われていたことは確かなようなので、今年もその日に「ムーチー」を食べましょう。

 

「ムーチー」は邪気祓いの行事

旧暦12月8日にムーチーを食べるのは「邪気を祓(はら)う」という「厄除け」の意味を持ちます。それと同時に、子どもがいる家庭はそのお子さんの健康も願います。

 

一般的に行事「ムーチー」では、子どもの年齢の数だけムーチーを家の梁にぶら下げたり、玄関や家の隅っこに置いたりして、子供が無事に成長する事を願います。

 

沖縄では厄除けの効果があると言われるクバの葉を結んで軒先に吊すことで邪気祓い・厄除けをする風習があったり、ススキの葉を結んだ「サン」というお守りを弁当の横に置いて弁当が腐らないようにしたりします。

 

弁当を腐らせるのは「マジムン(妖怪・悪いもの)のしわざ」とされており、「サン」はそれを防ぐお守りアイテムなのです。

 

あるいは道の交差するところには「石敢當(いしがんとう)」を置いてマジムンが来ないようにしたり、家の前にはシーサーを置いて悪いものが入ってこないようにします。

 

沖縄には色々な厄除け・魔除けのアイテムや風習があるのです。「ムーチー」もその1つであり、「ムーチーを吊るす」事で悪いものが入ってこないようにし、それを食べる事で自分の周りの邪気を払うというわけです。

 

昔に比べれば、ムーチーを吊るす家庭は減っているものの、今でもやっているところはあります。また、お子さんが生まれたばかりの家庭では「初(ハチ)ムーチー」を用意して、親戚やご近所などに配るという風習もありますよ。

 

1月26日は是非、マルキヨ製菓のムーチーも!

幼稚園なんかでは行事「ムーチー」当日に、子どもたちが「ムーチー」を手作りしたりします。また、家庭で自家製のムーチーを用意するところも多いですね。作る家庭もあれば、お店で買って食べるだけという方もたくさんいるでしょう。

 

1月26日は是非、マルキヨ製菓のムーチーも食べて欲しいですね。次回ブログは火曜日でなく、ムーチー当日の月曜日に更新し、

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マルキヨ製菓のムーチーを紹介する予定です。お楽しみに。私は毎年10以上はムーチーを食べています。皆さんも、たくさんムーチーを食べて下さいね。

 

沖縄では「ムーチーの時期は寒くなる」と昔から言われており、その様子を「ムーチービーサ」という言葉で表現します。2024年のムーチーは最高気温24度でかなり暖かく、2025年のムーチーは最高気温17度、沖縄としてはかなり寒い方でした。

 

現時点で今年のムーチー当日の予想最高気温は20度。「ムーチービーサ」というには微妙なラインな気がします。これも地球温暖化の影響かもしれませんね。

 

何はともあれ、現在マルキヨ製菓が準備している

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「ムーチー」は明後日の日曜日から沖縄県内各スーパーで販売予定です。店頭で見かけたら迷わず手にお取り下さい。オススメは

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「黒糖ムーチー」と

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「紅芋ムーチー」です。

 

では、行事「ムーチー」に向け、ラストスパートを頑張りたいと思います!

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

⇒【マルキヨ製菓:Facebook

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