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日本と沖縄の「節句」の違い

2026年02月20日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日の最低気温は13度の沖縄。また少し肌寒さを感じる日が続いています。今週始めは25度近くまで気温が上がっていたので、三寒四温を繰り返しているという感じですね。

 

今日は2月20日。来週の土曜日で2月も終わりということは、2026年も2ヶ月が過ぎようとしているということです。つい最近2026年を迎えたばかりと思っていましたが、あっという間に2月が終わろうとしているのは驚きです。

 

ただ、旧暦の世界で今日は1月4日。2026年は始まったばかりです。旧暦1月の行事でマルキヨ製菓が対応するものはたくさんあり、毎日忙しくしていますよ。

 

「旧正月」が昨日で終わり、今日は「ヒヌカンウンケー」という行事の日。この行事でマルキヨ製菓は「ウチャヌク」各種を製造しました。

 

そして、約2週間後にやってくる「ジュウルクニチー」という行事。これが、なかなか大きな行事で、今はそれに向けてスタッフ一同頑張っているところです。

 

「ジュウルクニチー」は「16日」という意味で、旧暦1月16日にやってくる行事を指す言葉です。今年(2026年)の新暦で言うと3月4日となり、「ひな祭り」の翌日になります。

 

マルキヨ製菓は「ひな祭り」も

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「桜もち」や

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「ひしもち」を作っているので、いわゆる「行事が重なった」状態。それゆえ、さらに忙しさが増しているのです。

 

「ジュウルクニチー」について話したいと思っていましたが、その行事よりも先にくる「ひな祭り」について、というより「節句」についてお話ししましょう。

 

「節分」と「節句」

3月3日は「ひな祭り」。女の子をお祝いする行事ですが、「桃の節句」とも呼ばれます。約2週間前には「節分」がありましたが、「節分」と「節句」の違いについてお話ししましょう。

 

「節分」も「節句」も中国由来の暦によるもの。「節」の漢字が示すように、どちらも1年の中の節目を表す言葉です。「節分」は季節の分かれ目を表す言葉で、二十四節気の「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日を「節分」と言います。

 

「節分」は年に4回あるのに対し、「節句」は年に5回あります。

 

1月7日:人日 (じんじつ)の節句

3月3日:上巳(じょうし)の節句  ※上巳(じょうみ)とも読む

5月5日:端午 (たんご)の節句

7月7日:七夕(しちせき)の節句

9月9日:重陽(ちょうよう)の節句

 

基本は中国で縁起の良い数とされる奇数のゾロ目が「節句」とされています。ただし、1月1日だけは1年の始まりでもともと特別な日だったので、1月は7日に「人日の節句」が定められています。

 

5月5日「子どもの日」を「端午の節句」と呼ぶのは日本も中国も同じですが、それ以外は日本では馴染みがありません。日本では3月3日を「桃の節句」と呼びますよね。中国でもその呼び方はあるものの、「上巳の節句」と言うのが一般的です。

 

「節句」は厄払いする

「節句」は基本的には「厄払いをする日」となっています。例えば、1月7日は「七草がゆを食べる」ことで、3月3日は「みそぎをする」ことで厄を払い、5月5日は「菖蒲を飾ったり、菖蒲湯につかる」ことで厄払いをするのです。

 

日本だと1月7日は七草がゆを食べますが、3月3日は雛人形を飾りますよね。実はこの雛人形も厄除けの役割を持っているのです。5月5日は「子供の日」で男の子をお祝いし、7月7日は短冊に願いごとを書いて笹の葉に吊るしたりします。

 

また、中国において「桃は魔除けの力がある」と信じられており、日本だけでなく中国でも3月3日は「桃の節句」と呼んだりします。「ひな祭り」は女の子をお祝いする行事というイメージですが、本来は厄払いの行事なのです。

 

五節句で唯一日本に馴染みがないのが、9月9日の「重陽の節句」でしょう。中国では五節句の中でも重要とされている日ですが、日本では「重陽の節句」という言葉すら知らない人も多いでしょう。

 

この五節句は平安時代に日本へ伝わり、貴族や身分の高い者達の間では「重陽の節句」の日も長らく行事を執り行ってきました。ただ、他の節句に比べて「子供と一緒にお祝いできない」という理由で、一般家庭にはあまり馴染みがありませんでした。

 

例えば、「七草がゆ」は家族全員の健康を願いますし、「ひな祭り」は女の子、「子供の日」は男の子をお祝いします。「七夕」もみんなが願い事をする行事で、親子で楽しめる行事となっています。

 

それに対し「重陽の節句」は、長寿を願い菊を飾ったり菊酒を飲んだりと、子供が気軽に参加しづらい行事です。また、明治政府が五節句を公式の行事からハズしたこともきっかけとなり、その影はさらに薄くなりました。

 

日本でも「重陽の節句」をお祝いする地域や家庭はあるものの、他の節句に比べると認知度が低いというのは間違いありません。

 

沖縄での節句

沖縄における節句と日本における節句では違いがあるものもあります。例えば「上巳の節句」、いわゆる3月3日の「ひな祭り」ですが、一般的には「女の子をお祝いする」行事ですよね。

 

でも旧暦3月3日に行われる沖縄の行事は「浜下り」と言って、本来この節句の目的である厄払いの行事となっています。海へ足を運んで海水を浴びることで、穢れを祓うのが「浜下り」です。

 

1月7日の「人日の節句」。一般には「七草がゆを食べて健康を願う」行事ですが、沖縄だとジューシーを作ってヒヌカンや仏壇にお供えし、家族の健康や作物の豊作を祈願します。

 

5月5日の「子供の日」に対して、沖縄では旧暦5月4日に「ユッカヌヒー」という行事が行われます。子供の健やかな成長を願う事は同じですが、同時に海での豊漁祈願・安全祈願をする日となっています。

 

また、7月7日の「七夕」は、織姫彦星の伝説や短冊に願い事を書いて笹の葉に吊るしたりします。沖縄では旧暦7月7日を「旧の七夕」と言って、翌週こちらの世界に降りてくるご先祖様に手を合わせる日となっています。

 

「人日の節句」や「子供の日」のように本土と似たような行事もあれば、「浜下り(3月3日)」や「七夕」のように本土とは全然違う行事もあります。

 

同じ「節句」でも中国と日本での違いもあれば、日本と沖縄でも違う点があり、それもまた面白いなと感じます。

 

マルキヨ製菓は3月3日の「ひな祭り」、3月4日(旧暦1月16日)の「ジュウルクニチー」に向け、気合を入れて行事用お菓子を準備中です。今日の「ヒヌカンウンケー」も含め、行事ごとにはマルキヨ製菓のお菓子もよろしくお願いします。

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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