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旧暦8月の行事⑤

2022年11月8日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日は朝から曇り空で、薄暗い火曜日となっています。マルキヨ製菓は新しい機械を設置したり、大規模な清掃をしたりと、プチ忙しくしているところです。

 

来月になると年末年始や行事の準備で、より忙しくなる事でしょう。少し時間に余裕がある時こそ、普段忙しくて出来ない新商品開発の取り組みや、時間のかかる雑務などを片付けているところです。

 

今日は旧暦の10月15日。暫く間を開けましたが、「旧暦8月の行事」という記事を書いていました。すでに旧暦8月は終わっていますが、重要文化財に登録されているなど、実に興味深い行事が多いので、今回もそれらを紹介したいと思います。

 

バックナンバー

多良間島で五穀豊穣を祈願して踊られる「八月踊り」。同じく勝連町津堅島で五穀豊穣を祈願した「八月遊び」の中で踊られる「トーウドゥイ」。県内各地で行われる魔除けの行事「ヨーカビー」。豊年祭などで演奏される「ルジカク」についてお話ししています。

⇒【旧暦8月の行事①

 

実は沖縄にも獅子舞の文化があり、沖縄各地には獅子舞が150~200頭ほど保存されていると言われています。「操り獅子」という独特な獅子舞は、日本でもこの沖縄だけにしかない珍しいものです。

⇒【旧暦8月の行事②

 

那覇市天久にあるサチヒージャー(崎樋川)のウタキをまわる「サチヒージャーウガミ(崎樋川拝み)」という行事も旧暦8月にあります。伊江島ではヤマトの歌や踊りを取り入れた独特の芸能が代々継承されており、旧暦8月15日、神に奉納するための踊りとして披露されました。

⇒【旧暦8月の行事③

 

宮古島では過酷な人頭税を払い終わった後に行う「マストリャー」という行事があります。宮古では約300年も続く伝統行事です。また、沖縄のごく一部では「ターファークー」というアクロバティックな踊りを披露する行事があります。

⇒【旧暦8月の行事④

 

フェーヌシマ

旧暦8月15日、あるいは旧暦9月9日に、沖縄県内のいろんなところで行われる「フェーヌシマ」という行事があります。「フェーヌシマ」は「南の島」という意味で、南方系の独特な踊りをさす言葉です。

 

その「フェーヌシマ」の中で、ひときわ目立つのが三尺棒を持って披露するアクロバティックな力強い棒踊り。一尺が約30cmなので、三尺は約90cmになります。また、その倍の長さの六尺棒を持つ事もあります。

 

この棒踊りは地域によって違いがありますが、赤毛のカツラをかぶった男達が棒を地面に打ち付けたり、ちょっとしたつばぜり合いを見せたり、飛び跳ねたりと、躍動的な踊りで見てる者を惹きつけます。

 

「南土風土記」という資料によれば、「フェーヌシマ」の起源は南蛮との交易があった読谷村長浜に伝わった踊りと言われています。そこから沖縄の色んな地域に伝わり、今でも約10カ所の地域で「フェーヌシマ」は行われているそうです。

 

どうも、この「フェーヌシマ」と「棒踊り」は系統が違うようで、「棒踊り」だけなら他の地域でも行うところがあり、その数30地域にも上るそうです。八重山の棒踊りはハイヌスマ棒と言うそうです。

 

「フェーヌシマ」の踊り全体を見渡すと、意味のよくわからない歌詞が出てきたり、これまたどういう意味を持つかわからない動きの踊りが出てきたりと、なかなか不思議な踊りが披露されます。どうやら、少し謎めいた行事のようですね。

 

youtubeでは、いくつかの地域の「フェーヌシマ」を見る事が出来ます。棒を持ってクルッと回ったり、プロレス技のパイルドライバーのような形で2人がぐるぐる回ったりと、地域によって色々な特徴ある踊りがみられます。

 

そのyoutubeを見ながら「奇声を発したり、意味のわからない動きが出たり、なんとも不思議な踊りを踊る行事があるものだ」と思いました。沖縄の文化は多様で興味深い事は間違いありません。

 

ガンゴー

お次は12年に1度行われるという行事「ガンゴー」を紹介しましょう。現代は人が亡くなると火葬しますが、かつては土葬でした。葬儀を終えた後、遺体を龕(がん)に入れてお墓まで運びます。

 

遺体を入れる龕(がん)は、いわゆる移動型の棺で輿(こし)として数人で担ぐ事が出来ます。平常時は龕屋(がんや)という指定の場所に安置されており、必要な時に取り出します。

 

全ての地域に龕屋があったわけではなく、複数の地域で共有したり、時には別の地域から龕を借りて遺体を運んだりもしました。火葬が一般的になった今、龕や龕屋は姿を消していく事になります。

 

現在でも龕屋は沖縄の一部の地域に残っており、豊見城(とみぐすく)の高安や饒波(のは)、中城(なかぐすく)の津覇の龕屋がよく知られているかなと思います。

 

毎年旧暦8月9日頃になると、この龕屋にお供え物をして地域の安全を祈願します。また、12年に1度(13年に1度の地域も)、龕を取り出して大規模な修繕を行い、その時に行われるお祭りの事をガンゴーと言います。

 

豊見城高安のガンゴーは辰年の旧暦8月9日に行われ、250年以上の伝統があると言われています。龕の修繕と同時に、地域住民の無病息災を祈る行事となります。

 

龕屋を開け、取り出した龕を修繕します。特に異常がなくても修繕する事が縁起良いとされています。修繕後は公民館まで運ばれ、地域住民にお披露目されます。

 

そして龕に宿った魂を沈め、地域の悪霊を追い払う儀式として、棒術や空手、琉球舞踊を披露し奉納します。その後、龕は再び龕屋へ運ばれ、龕屋にお供え物をし、「次のガンゴーまでお鎮まり下さい」と手を合わせます。

 

これでこの行事は終了となりますが、行事が無事に終了した事を祝って、それをお祝いするガンヌーユーエー(龕のお祝い)と呼ばれる慰労祭が行われます。ここでも棒術や空手が披露されます。

 

とまぁ、簡単にですが「ガンゴー」についてお話ししました。それにしても沖縄には色々な行事、不思議な行事あるものだと感心させられます。

 

今日はヒヌカンに手を合わせる日

今日は旧暦10月15日。沖縄ではヒヌカンに手を合わせる日です。

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ヒヌカンにお供えするお菓子の1つに「ウチャヌク」があります。マルキヨ製菓は「砂糖なしウチャヌク」「砂糖入ウチャヌク」「タンナウチャヌク」「コンペンウチャヌク」の4つをリリースしていますので、ヒヌカンを祀っている所は是非、これらもお供え下さい。

 

さぁ、これからお昼ご飯を食べて午後の仕事も頑張ります。沖縄の行事を支えるため、美味しいお菓子で食べてくれた人を笑顔にするため。

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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