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旧暦8月の行事① 

2022年09月13日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日は太陽の光がまぶしいですが、台風の影響で風は少し強め。洗濯物を干したら気持ちよく乾きそうですが、風で飛ばされないか心配ですね。雲の流れも速いです。

 

先週の土曜日、無事に十五夜も終わりました。個人的には「甘ふちゃぎ」と「みたらし団子」を食べ過ぎて、お腹パンパンでした。笑

 

毎年新暦9月は行事が多い月。旧暦8月の行事である「シバサシ」と「十五夜」、そして新暦の行事である「秋彼岸」があるからです。

 

ただ、旧暦8月に執り行われる沖縄の行事は「シバサシ」「十五夜」以外にもいくつかあります。沖縄県全体で行う「シバサシ」や「十五夜」の行事をアピールする事が多いですが、ローカルに限るとさらに色々な行事があります。

 

今回のブログでは、そんな行事をいくつか紹介。特に行事の中で披露される踊りや音楽を中心にお話ししたいと思います。

 

八月踊り

「八月踊り」は、宮古島と石垣島の中間に位置する多良間島で、旧暦8月8日から10日までの3日間に行われる行事です。五穀豊穣を祈願し、盛大な踊りが披露されます。

 

今から約400年前、琉球王府は宮古・八重山地方に住む15~50歳の農民に、重税を課していました。過酷な税金を支払ったあと、完納の報告・次年の豊作祈願するお祝いとして始まったのが起源だと言われています。

 

3日にわたり民俗踊り・古典踊り・組踊などが盛大に披露され、苦しい税金を納めた喜びを表現すると共に、次年度の豊作を祈ります。

 

国指定重要無形民俗文化財に指定されており、地元住民だけでなく多くの観光客や研究者も、その踊りを見に多良間島へ訪れます。今年(2022年)の「八月踊り」の開催は残念ながら中止となりました。

 

トーウドゥイ

勝連町津堅島では旧暦8月9日から15日の間、「八月遊び」という豊作をお祝いし、翌年の五穀豊穣を祈願する行事があります。その中で演じられる「トーウドゥイ」という踊りはとても有名です。

 

ドゥジンバカマ(胴衣袴)を身につけ、はちまきを巻き、エイサーでお馴染みのパーランクーをバチで打ち鳴らすグループ。そして芭蕉の着物を着て、扇子をかざしながら踊るグループ。この2グループ構成で、「大踊り」「いーそー(磯)に」の2曲で踊ります。

 

「トーウドゥイ」は「唐踊り」の事で、いっけんすると唐(中国)の踊りかなと思われますが、「唐」は「国や島の外側の地域のこと」をさす言葉です。

 

津堅親方という人物が島外から持ち帰った踊りで、薩南諸島の島々の名称が叫ばれることから、中国とは関係なさそうです。当時の文化交流がうかがえる貴重な芸能であり、県指定の文化財にも指定されています。

 

ヨーカビー

「ヨーカビー」は沖縄県内各地で、旧暦8月8日に行われる(地域によって行う日に違いあり)魔除けの行事です。沖縄では旧暦8月は悪いものがよってくる不吉な月とされ、シバサシもそうですが、魔除けの行事がいくつかあります。

 

特に戦前の沖縄では、旧暦8月8日になるとその晩、高台に登って不吉な前兆であるタマガイ(火玉=ヒトダマ)が出ないかを監視します。もし、タマガイを見つけた場合、その近くにいる人達に不幸が起こると信じられていました。

 

具体的には、タマガイが上がった家では、その住人の誰かが3年以内に死ぬと信じられていました。それゆえタマガイを見つけた時は、早急にユタを呼び、厄払いの儀式を行ってもらいました。

 

また、その日子供達は爆竹を鳴らす事で悪いものを遠ざけました。地域によっては太鼓を叩いたり、獅子舞を行ったり、とにかく悪いものを遠ざけるために大きな音を出したり、派手な踊りを踊ったようです。

 

「ヨーカビー」という言葉は、この行事を旧暦8月8日に行う事からきた「八日日(ようかび)」、あるいは悪いもの(妖怪)がやってくる火の玉からきた「妖怪火(ようかいび)」が語源とも言われますが、正しい事は分かっていないそうです。

 

この「ヨーカビー」の次には、すぐ「シバサシ」という魔除けの行事がやってきますね。

 

ルジカク

皆さんは「ルジカク」という行事をご存じでしょうか? 漢字で「路地楽」と書く中国由来の行事です。この行事は首里や今帰仁村湧川など、いくつかの地域で旧暦8月15日や新暦11月3日の文化の日に行われる行事です。

 

「路次楽(ルジガク)」は、琉球国王が城の外へ出て行列をなして道を進む時、行列内でで演奏された管楽器や音楽の事で、それらの演奏者は「ルジガク隊」と呼ばれます。

 

中国由来の管楽器はガクとも言われ、不思議な音色と旋律を奏でて、聴く者を惹きつけます。琉球王府が使節団を江戸に派遣する、いわゆる江戸上りの際にも「ルジガク」が演奏され、その不思議な音色に道中の人々は魅了されたようです。

 

16世紀初頭、明(現在の中国)で新皇帝が即位した際、琉球王府から使節団を派遣しました。使節団の1人、沢岻盛里(たくしせいり)は現地で「ルジガク」を聴き、これは素晴らしいと演奏法を学び、楽器を琉球まで持ち帰りました。

 

以降、琉球王府でも「ルジガク隊」が編成され、琉球国王が城外で行列をなして進む際は同行して独特の音色を奏でました。聴けば「あぁ、これか。聴いたことある」となると思いますよ。

 


首里では新暦11月3日、文化の日に行われる首里文化祭で演奏されます。「ルジガク」は、今帰仁村湧川や西原町棚原などにも伝わり、現代でも旧暦8月15日に行われる豊年祭などで演奏されます。

 

今回は「八月踊り」「トーウドゥイ」「ヨーカビー」「ルジカク」の4つを紹介しました。「こんなのがあったんだ」という方も多いのではないでしょうか?

 

実は旧暦8月は他にも行事や、行事がらみで披露される踊りなどがまだまだたくさんあります。今回はこの4つにとどめ、また別の機会に他のものを紹介したいと思います。

 

今週と来週のマルキヨ製菓は

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お彼岸向けにお供えお菓子をたくさん作ります。来週の秋彼岸、マルキヨ製菓のお菓子をお供えしていただければ幸いです。

 

まだまだ暑い日が続きます。しっかり水分補給をして、体調管理には気を遣いましょう。仕事をするにも勉強をするにも、まずは自分自身の体のケアから。いい仕事、効率よく勉強するためにも、暑さ対策などしっかりして、頑張っていきましょう!

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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