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旧暦3月3日は浜下り

2021年04月9日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日の午前は曇りかなと思いましたが、昼過ぎはとてもいい天気! 気が付けば明日で4月も10日が終わろうとしています。時の流れは早いですね~。

 

来週の水曜日、4月14日になりますが、この日は旧暦の3月3日で「浜下り」という行事の日になります。前回はこの行事にまつわる伝説を紹介しましたので、今回はこの行事でどんな事をするのか、お話ししたいと思います。

 

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「浜下り」にまつわる伝説というのが「アカマタ伝説」です。15歳の美しい娘の元に、毎夜訪れる謎の男。やがて女は妊娠してしまいます。

 

素性のわからない男を不審に思った母親は、その正体を突き止めようと策を講じます。母娘で男のいる洞窟へ入ると、そこにはアカマタ(ヘビ)が…。

 

ヘビの子を身ごもってしまった娘は、相談したユタのアドバイスに従い、旧暦の3月3日に浜辺で砂を踏みつけ、海の中に入って行き、海水で体を清めます。こうして無事、娘の体からヘビの子どもが流れ出ていきました。

 

くわしい伝説の内容はこちらを確認して下さい。

⇒【アカマタ伝説

 

現代の浜下りは潮干狩り

「アカマタ伝説」が元になり、旧暦3月3日になると、女性達は海や川へ出向いて海水や川水を浴びる「みそぎの行事」が行われるようになります。

 

新暦の3月3日に行われる「ひな祭り」も、元々は「みそぎ」の行事。「ひな人形」は自分の身代わりに「みそぎ」をしてくれるものでした。「浜下り」は雛人形のような身代わりはありませんので、自らが海や川へ出向きます。

 

今日は最高気温25度。ちょうど旧暦3月あたりの沖縄は温暖な気候で、その時期にあたる新暦の4月ごろは沖縄の多くのビーチが海開きをしています。新暦3月3日と違い、寒すぎる事は無いので「みそぎ」をするのにはちょうどいい時期だと言えるでしょう。

 

現代版の「浜下り」は「みそぎ」というより「潮干狩り」というイメージを持つ人も多いでしょう。那覇を中心とした多くの地域では旧暦3月3日、家族で潮干狩りをします。

 

家族みんなで浜辺に出かけ、女性に限らず家族みんなで砂を踏みつけ、海水に浸かる事で「みそぎ」をした事になります。

 

浜辺に出かける際は三枚肉や天ぷら等のご馳走や、三月菓子などを重箱に詰めて出かけます。三月菓子が

6041102このような形になっているのは重箱に詰めやすいようにです。

 

毎年、旧暦3月3日のニュースでは、潮干狩り(みそぎ)をしている親子にインタビューする映像が流れます。今年はコロナウィルスの影響があるので、どうかなという感じですね。

 

「浜下り」の儀式もある

「浜下り」の儀式を残す地域もあります。勝連町(かつれんちょう)では、かつて琉球王朝で儀式を執り行っていたノロを中心に、健康祈願をしたり歌や舞を神に捧げる儀式を行います。

 

宮古島や八重山では、よもぎ餅を神仏にお供えし、健康祈願をします。そして浜辺に行って砂を踏みつけ、海水につかって「みそぎ」を行います。

 

宮古島の北側に池間島があり、さらにその北方の海上に「八重干瀬(ヤビジ)」という、ダイビングやシュノーケリングのスポットとなっている巨大なサンゴ礁群があります。

 

普段は海面に隠れて見えない珊瑚礁群ですが、その一部が旧暦の3月3日ごろになると2~3時間だけ海面上に姿を見せます。そしてそれらは「幻の大陸」とも言われます。

 

「みそぎ」を行う女性陣は船で「幻の大陸」へ近づき、姿を現した珊瑚礁群へ上陸。海水を全身に浴び体を清め、海の幸をもたらしてくれる神(ニライカナイにいると言われる)に感謝の祈りを捧げます。

 

祈りを捧げた後、珊瑚礁の間にある海産物を採り、潮が満ちてくると再び体を清め、神に感謝してその場を離れます。これらは神聖な儀式とされています。

 

また、高齢者や病人など、体が不自由などの理由で直接海に出向く事が出来ない人のために、健常者が海に出向いて砂や潮水を持ち帰り、家にいる彼らにそれらを触れさせる事で「みそぎ」を行うという形もあります。

 

やはり今年はコロナウィルスの影響が気になる所。シーミーもかなり縮小されているようなので、浜下りも今年に限っては「ひかえる」という家庭も多いかもしれませんね。

 

「三月菓子」や「よもぎもち」

「浜下り」の行事用お菓子として

6041103この三月菓子の名前が真っ先に挙がるでしょう。名前の通り旧暦3月に食べられるお菓子です。写真は去年のものですが、来週火曜日のブログにて2021年バージョンの「三月菓子」を紹介する予定なのでお楽しみに。

 

そしてもう1つ。

DSCN2463宮古や八重山での「浜下り」で神様にお供えする「よもぎもち」。こちらもまた、この行事用のお菓子となっています。こちらも次回ブログで紹介する予定なのでお楽しみに。

 

沖縄でもコロナウィルス感染者がまた増加しつつあるため、去年以上に大幅な行事の縮小が予想されます。

 

行事で売り上げを伸ばすマルキヨ製菓としてはかなり厳しい状況ですが、いつかこのコロナで疲弊している社会が良い方向に転ずる事を期待し、日々のお菓子作りを頑張りたいと思います。

 

皆さんも、マスク・手洗い・うがい・ソーシャルディスタンスなど、自分が出来る事をしっかりして過ごしましょう。

 

今回はこの辺で。

 

平日は毎日更新。Facebookもよろしくお願いします。

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