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アカマタ伝説

2022年03月25日

こんにちは、マルキヨ製菓広報担当の仲宗根です。今日は朝から曇り空で、風も強い沖縄。最高気温は24度でそんなに寒くないハズですが、風のせいで肌寒く感じる人も多いでしょう。

 

昨日で無事に彼岸が明けました。ホッとしたのもつかの間、9日後には次の行事「浜下り」がやってきます。「浜下り」の後はマルキヨ製菓三大忙しい行事の1つ「シーミー」もすぐにやってきます。

 

まだまだ息つく暇もないマルキヨ製菓です。沖縄の行事を支えるため、今日も朝からお菓子作りを頑張っていますよ。

 

浜下り

「浜下り」は旧暦3月3日に行われる行事です。新暦で対応させると、今年(2022年)は4月3日にあたります。その日は家族で潮干狩りに行ったりと、ピクニック気分になれる行事です。

 

毎年、浜下りの日は親子で潮干狩りする姿がニュースで流れます。今年もきっとそういったシーンがニュースで取り上げられることでしょう。

 

では、何故、潮干狩りするのか? それは体の汚れをそぎ落とすため。そう、「浜下り」は「みそぎ」の行事なのです。雛祭りも元々は「みそぎ」が目的でしたので、同じ類(たぐい)の行事と言えるでしょう。

 

今回は浜下りという行事の由来となる伝説を紹介します。毎年この時期に紹介していますが、まだ「詳しくは知らない」という方は、この行事がやってくる前にしっかりと学んでおきましょう。

 

アカマタ伝説

昔むかし、首里城下のはずれに、とても美しい娘がおりました。娘が15歳になったある日の夜、どこからか若い男が現れ、彼女の家を訪ねてきました。男は娘と知り合いでも何でもありませんが、夜の間2人はおしゃべりをしたりして、楽しく過ごしました。

 

男は翌日も翌々日も、雨の日も風の日も、毎晩毎晩、娘に会いに来ました。ただ、男が娘に会うのは太陽が沈んだ後に限られ、夜が明ける前にはどこかへと帰って行きます。

 

娘は最初こそ怪しい男だと感じてよそよそしい態度を取っていましたが、毎日話していくうちに仲良くなっていきました。娘は男の名前や、どこから来たのかを聞いてみますが、男は個人的な質問には全く答えません。

 

そして、とうとうその日がやってきました。娘は男の子どもを身ごもってしまったのです。名も知らない、出身も知らない男の子どもをお腹に宿してしまったのです。

 

娘の母親はその事を知ると、「その男は誰なの? どこから来たの?」と聞きますが、当然娘は「知らない」と答えるしかありません。娘が身ごもった子供の父親に関する素性が全く見えてこなく、不審に思った母親。

 

どうにか、その男の事を調べようと策を講じます。針にすごく長い糸を通し、娘に渡すと、「バレないよう、この針を彼の髪に刺しなさい」と言いました。

 

母親に針を託された娘。その日の夜も男は姿を現します。母親に言われた通り、娘は男に気づかれないよう、糸を通した針を彼の髪に刺しました。そして夜明け前になると、男はいつものように娘の元を去っていきます。

 

娘は針に通った糸の先を手にしています。これを辿れば、男の行き先がわかるはず。母と娘は2人で、男の行き先を追跡しました。辿り着いた場所は、家から遠く離れた山奥。その洞窟の中に糸は続いていました。

 

糸を辿って洞窟の中に入るも、男はどこにもいません。そこにいたのは、ヘビの一種アカマタでした。そしてそのアカマタには娘が刺した針がキラリと光っており、そこから伸びる糸はまさに自分達が手にしていたものでした。

 

毎晩娘を訪ね、そして子供を身ごもらせた男の正体はヘビのアカマタだったのです。その事実に驚愕した母娘。とりあえず洞窟を離れ、ユタの所へ駆け込みました。そして、アカマタの子供を身ごもってしまった、どうしたらいいかを相談しました。

 

ユタは「3月3日、海へ行きなさい。そいて、浜に下りて砂を踏みつけ、塩水で体を清めなさい」と娘にアドバイスしました。深く頷いた娘は3月3日、言われた通り浜へ下りて砂を踏みつけ、塩水に浸かって体を清めました。

 

体を清めると、娘の体から7匹の小さなへビが出てきて、海の底へと沈んでいきました。娘は「けがれ」を落とすことができ、ヘビの子供を産むことはありませんでした。

 

それ以降は男が娘を訪ねる事もなく、元の生活に戻る事が出来ました。めでたしめでたし。

 

話のバージョンはいくつかある

アカマタ伝説にはいくつかのバージョンがあります。例えば、ユタが登場しない次のようなバージョンがあります。糸を追って母娘が洞窟に行った時、実は針の刺さったアカマタとは別のアカマタもいて、2匹が会話しています。

 

「俺の種を人間の娘に宿させた」

「でも、3月3日に海へ行き、波を7回浴びたら清められてしまうぞ。そうすると、娘のお腹の種は外へ出てしまうぞ」

 

ユタではなく、自分達で「みそぎ」の手順を喋ってしまい、それを聞いた娘がそれを実践したという話です。アカマタ自身は、自分の種を植え付けた事を知っているようで、それ以降は娘に会いに行く事はなかったようですね。

 

あるいは、針を刺されたせいでアカマタは死んでしまうといったバージョンもありますが、大筋は「娘がアカマタの子供を宿してしまうが、浜下りする事で難を逃れる」という事で共通しています。

 

私が気になるのは、アカマタって人間の姿に変身できること。おそらく、マジムンの一種なのかなと思います。

 

「三月菓子」と「よもぎもち」

浜下りで食べられるお菓子といえば

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「三月菓子」と

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「よもぎもち」です。行事が近づいた来週のブログでは、これらを紹介する予定ですのでお楽しみに。

 

マルキヨ製菓の三月菓子ですが、去年はアナウンサー沖野綾亜さんがマルキヨ製菓に直接やってきて購入してくれました。そして、「MUSIC SHOWER Plus+」というラジオ番組で、がっつり紹介してくれました。

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今年も大注目の三月菓子です!

 

目の前の「浜下り」、「シーミー」、それらが落ち着く頃には「子供の日」もやってきます。まだまだ続く行事ラッシュ。1つ1つの行事を沖縄県内の皆様がしっかりと執り行えるよう、お菓子作りの面でしっかり支えていきたいと思います。

 

今回はこの辺で。

 

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